2015年3月29日日曜日

汚職バスターズ

演説の後半は最も世間を揺るがした「汚職摘発への決心」にあてられました。これまでも様々な贈収賄に手を染める国会議員達に警句は発せられてきましたが今回の本気度はすさまじく、火曜に175人の名簿を国会に提出してリストアップされた議員、大臣、官公庁のトップは即刻身を引くか停職扱いにする、という発表でした。
 
ケニアの社会から汚職が減るとテロリストは減り(ウェストゲート事件の首謀者が包囲されたとき賄賂を受け取った刑事は逃がしてやったそうです)、治安は改善して旅行者が戻って来るし、公共サービスやインフラ整備の効率が良くなってサファリ旅行の移動コストがリーズナブルになり、ゾウやサイの密猟は減少するし(ほぼ全ての密猟は管理側の密通者が絡んでいる)、いいことばっかり起きるんです。ケニャッタさんを今度見かけたら肩をたたいて元気づけようと思っています。

2015年3月28日土曜日

いよっ大統領

木曜に国会で行われたケニヤッタ大統領の施政方針演説の内容には感動させられました。日本はどうかと思って安部首相の演説もチェックしたほどです。
 
110分しゃべったうちの80分は過去と現在の問題に対して批評を加えていったそうです。日本でも多い言い回しの「私人として」過去の政権による虐待、特に前々回の総選挙での犠牲者と国内避難民に対してお詫びを述べるというブレイクスルーに特に私は拍手したい気持ちです。口だけではなく次の3年に渡って総額130億円の公金による支援をスタートさせるそうです。10月に国際裁判が終わり晴れて自由の身になったことも大きいのでしょうが、我慢を強いられてきた社会弱者にとうとうスポットライトを当てることを宣言した政府に拍手を送ります。

2015年3月27日金曜日

大志を抱け

一昨年の火事以来、KQを除くビジネスクラス利用者が使えるラウンジを復旧しないまま素知らぬ顔をしていたケニアの空港管理会社ですが、18ヶ月経ってやっと小さいのをオープンさせました。
 
ゲート11の向いにありましてQRやEKの人が使えます。2月に通った際には看板もかかっていませんでした。翌月には名前もついたらしくアスパイア・ラウンジ。つまり志すとか熱望するという自動詞。とうとうケニアは客をもてなすことを放棄して各人任せにしたようです。

2015年3月25日水曜日

突然課税↘

タンザニアでは観光は天然資源と同じ省庁の管轄なんですけど、いつもどおりステークホルダーに一言も相談なく木彫りの置物に対して課税するって回覧が回ってきました。通達どおりに施行されると出国時の空港または国境で50ドルほど徴収されます。
 
これまたいつもどおり観光業のロビー団体が文句言ったり起訴をちらつかせたり示威行動に出るはずですが当分はグレーなまま事態は過ぎて行くでしょう。朝令暮改も常なので明日には素知らぬ顔で撤回するかもしれませんけど近々タンザニアへ向かわれる方は心に留めておいてください。

2015年3月23日月曜日

28の減便↘

アフリカでまた利用者の利便性を無視する施策が強行されました。タンザニアの空港管理会社が政府の意向を汲んだのでしょう、ケニア航空の就航を現行の週42便から14便に減らすそうです。新聞のコラムにもありましたが国営の航空会社を持たないタンザニアがそういう強硬措置を取る理由が理解できません。
 
アフリカ全土でオープンスカイを目指す合意はできているのですが、実際に各国政府は発着枠を交渉上の武器として利用し自らの言い分を通すためだけに使っているように映ります。観光客が割安にアフリカを旅行できるようになる日がまた遠のきました。

2015年3月22日日曜日

スカイでチーム

非効率経営のしわ寄せはKQが解散しない限りは利用者にかぶせられるわけで、羽田に就航しても値段とサービスで中東勢には勝てないでしょう。
 
直行便という唯一のメリットは保持しつつ勢いのある他国と組んでリスクを軽減したらどうでしょう。元気なのは中東か中国ですからKEはこの際無視して、広州の南方航空とコードシェアしたら?現在はKQが香港経由で飛ばしているのでそれを直行にして以遠を羽田まで伸ばすとか。自分は乗らないにしても話題になるのは間違いないのでナイロビ羽田線の実現を願ってやみません。

2015年3月21日土曜日

変わらなきゃ!

このままETの躍進が続くと相対的にナイロビのハブ空港としての価値が下がって行きますね。出張者のナイロビ外しが顕著になっていくというか。。
 
中途半端に国営のケニア航空としても辛い立場にあるのは同情しますが長年あぐらをかいてきた焼きが回ってきたのでしょう。そんな状況にも関わらずイギリス系の格安航空会社の参入を政府と一丸となって邪魔することに明け暮れたり、組織に無駄が多いのが見てとれます。この半期では過去最高の赤字を記録したそうです。またパイロットを10人リストラしようとしたらすぐストが計画されました。まあ日本にもJALがありましたから他国の批判ばかりできないのですが。

2015年3月20日金曜日

多角化?

エチオピアと言えば、先日機外を見つめていたらドイツの有名スポーツブランドと同じロゴをつけたサービス車両に気づいたんです。
 
赤と緑のカラーリングでネコ科の動物のシルエットと共にPumaって書いてある。まさか本業が傾いて燃料運搬車をいすゞトラックを使うことで凌いでいるのかと不安になり、後で本家のロゴをチェックしたらピューマの左右が逆になっていることが分かりました。これも謎の多い国エチオピアの魅力の一面だと考えることにしました。

護送船団方式

最近強気のエチオピア航空ですが今度はサンパウロまでノンストップ便を飛ばすそうです。4月に始まる成田線と組み合わせることで日系ブラジル人の方の帰省時のオプションになるとかならないとか。
 
この勢いが加速すればアジスアベバはドバイ、ドーハ、アブダビに次ぐハブ空港としての存在感を増すでしょう。どの会社も100%政府のサポートを受けているのが共通点で、先日アメリカ系の各社から不公平な競争環境の是正が叫ばれたばかりでもあります。

2015年3月19日木曜日

魂の再開

コリアン・エアーが7月からナイロビ線を復活させるという噂がありますね。
 
同様にケニア大統領が日本から渡された引き出物の手提げの中に羽田発着枠という、もらっても微妙な一品が入っていたという情報もあります。プライドだけは高い両国のナショナル・キャリア同士が協力しあえば週7便飛ばすのも難しくないのでは?

2015年3月18日水曜日

お花売りのおっさん↗

5日間の滞在中には今後の日本とケニアの二国間関係がより緊密になっていく予感を与えるに十分なネタがいっぱい漏れてきました。
 
都内で開かれた日ケのビジネスフォーラムではトヨタがケニア内の組立て工場の拡充を発表したそうです。ケニアの大統領はバラやカーネーションなどの切り花を欧州を通さずに直接買ってくれ、とスケールの小さいお願いをしたそうです。
 
商品価値の短い生花を含めて二か国の交流を促進する一番の手は直行便の就航であることは間違いないんですけどね。

2015年3月14日土曜日

サワサワ大沢?

今日から例の映画が全国公開ですね。観た人はいかがでしたか?
 
サワサワってスワヒリ語でオッケー!とかの意味なんで大沢さんの名前は現地スタッフも役者からも呼びやすかっただろうなぁ。
 
予告編の映像しかこっちでは見られませんが、風景のシーンだけ見ても美しいと思いました。現実のケニアをそっくり切り取れている印象を受けました。監督とカメラマンが良かったのかな。

中国INケニア

昨日の新聞によりますと中国資本でケニア山の麓にゴルフコースと600室の宿泊施設を持つリゾートを造るそうです。300億円の規模だとか。日本のやっていることと比べるとスケールがでかいですね。
 
やはり今日の紙面ですが我が国の大使が論文を投稿していました。そこで強調されていたのは日ケは50年を超える長年の友人であること(中国の急激な台頭をけん制)、最新技術を駆使する日本の仕事は耐久性に優れること(中国の安かろう悪かろう的態度を示唆)でした。規模での勝負を諦めた納得の行く論理展開だと思いました。

2015年3月13日金曜日

ケニアINジャパン②↗

会議でスピーチする予定だった内務大臣(マサイ族)が参加自体を取りやめるなど最初からつまづいているケニア代表団ですが、会議後の安倍首相との会談では異次元レベルの締結を期待してやみません。二国間の経済協力が主な議題になることは予想されていますので、以下の2つくらいはどどーんと発表してから帰国して欲しいもんです。
 
1)来年の日本アフリカ開発会議のケニア開催を最終決定!
 
2)国営ケニア航空の成田就航、週3便でもいいし大韓航空との共同運航でもいいからさ!

2015年3月12日木曜日

ケニアINジャパン

なんかうちの大統領(ケニアのことネ)が日本にお邪魔しているみたいですね。今日から4日間。メインは仙台での世界防災会議への出席。
 
滞在中は天皇陛下との会談も予定されているそうですが、失言しないか今から心配です。昨年10月にはオランダの国際法廷にて審理中だった殺人、扇動等さまざまな罪状が証拠不十分につき不起訴扱いになったので晴れて日本政府も招待する気になったのだと思われます。

2015年3月11日水曜日

そっちが譲れヨ

意地の張り合いになってきて観光客の利便性がそっちのけになっているケニア/タンザニアの国境問題ですが、再来週の金曜にアルーシャにて二国間の話し合いがもたれるそうです。合意に至らない場合はこれまでどおりにナマンガにて車とドライバーの交代が継続されます。例外的にアフリカの官僚が長期的視野に立ってリーダーシップを今回発揮したならば、ケニアで登録された車とガイドがキリマンジャロ空港でお客様を出迎えることができるようになります。エボラで瀕死の旅行産業にとってのカンフル剤になる可能性があると私は考えているので行く末に注目していきます。

2015年3月8日日曜日

かもめかもめ↗

新聞によるとナイロビ市長が年々悪化の一途をたどる市内の渋滞を緩和するためになんと我々のゆりかもめ新交通システムを採用するつもりで覚書にまで署名したとか。
 
記事ではゆりかもめが一日16時間運航できるとか、毎日17万人を運んでいるとか書いてありました。発展の遅れたアフリカならではの一足跳びの新技術の採用です。ケニア人なら間違いなく16時間働かないからいいかもしれませんが、車両や機器の保守に不安が残るのは私だけでしょうか。
 
※道路拡張を理由に北縁が削り取られることになったナイロビ国立公園とそこに住むシマウマさん

2015年3月7日土曜日

7%成長

世銀のケニア担当者の言によると2013年に5.6%低迷したケニアの経済成長率は次の3年間で6~7%を記録する見通しだそうです。
 
用地取得に絡んで発生した政治家による補償金の不正受給が発覚してスタートからつまづいているラム/スーダン間の新交通網や中国から有償で莫大な金を借りて建設される新鉄道などの大規模公共事業が目白押しなのが理由だそうです。日本政府もこの前史上最大の案件(モンバサ港の一期工事)を取りまとめたばかり。ビジネス誌があおりたてる「企業のアフリカ進出」には追い風と言えます。

2015年3月6日金曜日

患者ゼロに感謝↗


一時はエボラによる死者の5割を占めていたリベリアですが、昨日最後の患者が退院したことにより入院者がゼロになったそうです。合わせて先週一週間で記録された新規感染もゼロだったそうです。
 
リベリアの大統領は中国に感謝の意を表明したようです。資金だけでなく医療チームなど人的サポートも充実していたからだとか。日本も富士フィルム系の薬品会社が貢献したんですけど寂しいもんです。

2015年2月25日水曜日

ウ・ケ・ル包囲網↘

タンザニアは東アフリカ共同体の一員にも関わらず各セクターの統合プロセスにおいて度々強情さを示してきました。まだ見ぬ世界に対して恐れを抱くのは理解できるのですが。。
 
日本のサファリ愛好者のみなさんの利便性を考えた時に、最も歓迎される新政策はケニアとタンザニアの両国を訪れても50ドルで済むビザの販売だと思います。加えてマサイマラとセレンゲティの間にあるサンドリバー・公園ゲートの開放もインパクトあります。お客はどんどん来るでしょう。タンザニア側からの一方通行でもいいからオープンして欲しいです。今年10月の大統領選挙でもし野党が公約したなら絶対投票しますよ!(投票権ありませんが)

三国同盟↗

昨年2月に導入されたケニア、ルワンダ、ウガンダの三ヶ国をカバーする周遊ビザ。観光客の利便性向上が図られると官僚達は自信満々でしたがフタを開けてみるとたった1560件しか売れなかったそうです。
 
そもそもついでだからと行って3国を巡る人は少ないでしょうし、別々に買うと150ドルのところが100ドルになるだけで、値段のメリットよりも申請の手間が省ける点だけが魅力のように映ります。うまく運用すれば悪いニュースだらけのアフリカ旅行において数少ない追い風になりますから期待しながら見守りたいと思います。

2015年2月24日火曜日

自由の学校

エボラ禍に巻き込まれた西アフリカのリベリアですが、新規感染者の激減を受けて昨日から学校が再開されました。夜間外出禁止令も解除されて、首都のあちこちでお祝いの声が上がったそうです。目標としては2カ月以内に感染ゼロを掲げているそうです。
 
※写真は関係のない、ザンジバルでのパレードの様子

2015年2月21日土曜日

低リスク

先日の世界保健機構の会議でタンザニアが黄熱病の低リスク国と認定されたそうです。
 
これを受けて南アフリカはタンザニアからの旅行者に対してイエローカードの携帯を義務とすることをやめるそうです。まあほとんどの欧米人と個人旅行者は注射を打ってからアフリカに来ますので、今回の変更はお年寄りをターゲットにした日本の各旅行会社にとっての朗報に過ぎないでしょうけど。

2015年2月17日火曜日

一万千人減少

ザンジバルのガイドさんによると、昨年12月の渡航者が空港利用者として7千人、クルーズ船の到着ベースで4千人も減ったそうです。タンザニアにはテロ予告もイスラム国も来ていなかったので主な原因としてエボラへの恐怖が考えられるでしょう。
 
空からみた島の北端にあるヌングイ・ビーチはこんなに美しいのに残念なことです。手前の島は周囲のサンゴ礁と合わせて南アの会社によって丸々独占利用されていて、そこに超高級リゾートがあります。ケニアだとバテリア・キャンプが姉妹ホテルにあたります。

汚名返上

天使ならぬ白衣のおばちゃんの狙いは「黄熱病汚染国からの入国者がイエローカードを所持しているかどうか」だけで悪気はないはずですが、日本人旅行者にとっては迷惑な存在となります。
 
なぜなら彼らは非汚染国の日本から汚染国のエチオピアに着陸したのは事実ですが空港内に3時間留まっただけで入国もしていないのに、エチオピア航空に乗っていたというだけで係員から取り調べを受けることになるのですから。もしおばちゃんにつかまったらはっきりと英語で乗り継ぎだけだった、と説明する必要があります。

2015年2月16日月曜日

エボラ対応シリアス

昨日エチオピア航空を利用してナイロビに到着したところ、夜中一時にも関わらず問診票とカメラ型サーモグラフィーでチェックを受けました。それで終わりと思いきや、入国審査場の前で白衣のおばさんがイエローカード所持をチェックするために仁王立ちしていました。この類はタンザニアでよく見かけたのですがとうとうケニアでも徹底することにしたようです。今、国境の車の行き来に関するケンカがケニアとタンザニアとの間で再燃しているのでその影響かもしれません。

2015年2月11日水曜日

15年で2倍

アフリカ開発銀行の試算では2030年までにアフリカの観光業は2倍のスケールになるそうです。
 
外から人がどっと押し寄せる前にケニアの公園や保護区の整備が求められるのですが、一方で世界銀行の告発によるとケニアにある47の郡県のほとんどが中央からの交付金を空出張や幽霊社員の給料へ充てているそうで、本来の目的である地域開発には数パーセントしか使われてないという事実が明らかになり紙面を騒がせています。モンバサ郡においては1%しか使ってないそうです。政治とそれを行う人間の文化が変わらないと自然保護は実現しないでしょうね。

2015年2月10日火曜日

天まで届け

ストーンタウンにあるいくつかの建物は香港やマンハッタンと程度は違えども同じ種類の動機によって高層化が図られています。
 
その中のひとつ、チャヴダホテルの屋上からの眺めはなかなかのものだったのですが先月から改装工事を理由に閉館中です。雨季が明ける6月からの再開を目指しているのでしょうか。なんならエレベーターを導入して欲しいです。屋上までの階段が結構きついので。

2015年2月9日月曜日

米阿の間

引き続きエチオピアの話。今度ロサンゼルスに週3便で飛ばすそうで、アフリカ大陸とハリウッドをつなげる試みは史上初だそうです。景気の良い話はケニアではなくアフリカの屋根からばかり聞こえてきます。
 
そういわれて調べたら南ア航空はNYCどまりで、数年前にナイロビに来ようとしたデルタもテロにびびってからは音沙汰無しが続いています。まあアルシャバーブもおとなしくなりつつあるので数年以内には空港施設の査察が合格となったらナイロビにアメリカの会社が乗り入れるようになるでしょう。

2015年2月8日日曜日

アフリカの夢

4月21日に成田就航を開始するエチオピア航空はアフリカ最大の規模を誇るだけに留まらず、先月11機目となるB787を受領したそうです。国営にも関わらず設立以来、健全経営を続けるその姿はボブ・マーリーでなくても憧れるでしょう。赤字、汚職、頻発するストにあえぐケニア航空も少しは見習って欲しいと思います。

2015年2月7日土曜日

象か黒星か

開催国である赤道ギニアの名を貶めることになった(ピッチ上で暴動発生後にヘリ乱入)準決勝を終えて、決勝は順当に強豪対決になりました。
 
象はいいとして、ガーナチームの愛称はブラックスターズ。相撲が国技の国では縁起が悪いんですが彼らはお構いなしです。5年前にPKを外したジャンの汚名返上なるか?決勝は明日日曜のケニア時間夜10時です。

2015年2月5日木曜日

象牙の輝き

コートディヴォアールのスタメンは目がくらむほどです。普通の人間では打てないようなロケットシュートを昨晩決めたヤヤ・トゥーレは成金クラブ、マンチェスターシティのスターですし、初戦で相手を平手打ちしたジウヴィーニョはアーセナルからローマへ移り、もう一人のFWボニーも英国リーグで得点を量産しています。昨年の日本戦の雰囲気を途中出場にも関わらずガラっと変えたドログバも代表から引退こそしましたがチェルシーで重要な位置を占めています。アジア杯にもし出ていたら余裕で優勝だったでしょう。

2015年2月4日水曜日

象VS豹

今日はいよいよクライマックスを迎えるアフリカ選手権の準決勝一試合目。両国の代表チームの愛称は表題のとおりになります。大方の予想どおり昨年サムライブルーにも勝利した象牙海岸がコンゴ民主主義共和国を蹂躙するでしょう。
 
自分はコンゴに馴染みはありませんが去年ルワンダ側の国境まで行ったので、あの山々の向こうがコンゴだなぁ、というイメージはあります。朝もやの美しい地域でした。

2015年2月2日月曜日

Vivaヴァージン

 ヴァージン便の機内サービスは印象深かったです。5年後のオリンピックにイギリス人は来なくていいんですかね?
 
機内食に天丼とかグリーンカレーとか出てきて、おやつはミートパイだったりしました。日本/ケニア間だとルート的には遠回りなんですがそれでもまた乗りたいな、って思ってしまった私は彼らの術中にまんまとハマっていたのです。

バイバイブランソン

ケニアからは数年前にすでに撤退していたヴァージン航空ですがついに成田からの最終便も飛び立ってしまいました。コネ、しがらみ無しで純粋に計算したら日本は儲からないと判断されたことが自国民としてさみしいですね。
 
ポップでロックな機内案内もいい思い出です。ケニアには等身大のCA風の販促グッズがあったのですが、あの看板達はどこに消えたのか。。もらっておけば良かったなぁ。

2015年1月26日月曜日

コーヒー狂い

日曜の昼下がり、ナイロビ国立公園の中にあるレストランでコーヒー好きのためのイベントが開かれると聞いてのぞいてきました。
 
コーヒー農園直送の豆の即売ブースが2つ、カフェが2つ、あとはホットドッグを売るテント。一番驚いたのは会場がケニア人で溢れていたこと。中産階級の台頭を実感できたし、新聞を読みながら芝生でのんびりもできたのでよしとします。第三回目の日時はfbで告知されるそうです。

収束目前

エボラが大発生した国のひとつ、リベリアでは金曜日の時点で患者数がわずか5人にまで減ったそうです。
 
今後新たな新規の感染が確認されず、かつ潜伏期間とされる21日が経てば晴れて封じ込め成功となります。他の二か国でも新規の感染ケースは急激に減っているそうです。結局ケニアにはエボラは一度も来なかった、ということになりそうです。

サファリIN東京

コーヒー豆の発祥はアフリカですから日本のカフェでそれを見かけてもごく自然です。
 
帰国中はスタバよりもタリーズに足を向けがちな私ですが、タリーズのレジ横にはさだまさしとコラボした疑いの持たれる素敵なパッケージに入ったケニア豆が並んでいました。通常は見かけのおしゃれ度が優先されてあまりアフリカらしさが出て来ないコーヒー関連商品ですが、こいつだけは目立っていましたね。

2015年1月25日日曜日

ハントIN大阪⑤

中之島にあるリーガロイヤルでビッグ5と遭遇しました。
 
バレンタインに向けて創作チョコを限定販売するという広告。箱はヒョウ柄で中身は「野生」を想起させる様々な動物達の模様をフィーチャーするそうです。メンバーはシマウマ、ゾウ、虎、キリンなど。食べるのがもったいないですね。価格は3千円台だったのでフィリングに象牙パウダーとかサイの角の粉末とかは入ってないはずです。

2015年1月24日土曜日

天王寺④

まだまだ動物園の工夫は続きます。
 
自動改札を出ると正面のホールの壁一面にサバンナの写真が掲げられています。ご丁寧にもマサイマラとの注釈つき。フィーチャーされているのはゾウ、シマウマ、そしてなぜかエランド。
 
地下鉄を抜けると、そこは見慣れたケニアだった、のです。一連のキャンペーンがアフリカへの旅行を考える動機づけになったらいいな、と思いながら駅を後にしました。

サファリハンター③

お次も同じ駅。階段の高さを利用してキリンによるお出迎えを演出していました。
 
動物園に行く前から気分を盛り上げて行こう!という狙いなのであれば十分に成功しています。世界にいる9亜種の中の何キリンなんだろう。ギザギザ模様からマサイキリンに似ているけど違う気もします。答えは動物園で確かめよう!!

2015年1月23日金曜日

サファリハンター②

次は天王寺動物園駅。開園100周年にあたるそうで、プラットフォームに降りると出口までの柱が全て動物のお尻でラッピングされていました。アフリカ学は西高東低なのが常識になっていますが、ユーモアのセンスも西日本が優れていると思いました。

サファリハンターIN大阪

帰国中の私の目にはアフリカのモノゴトが日本の街に溢れているように映ります。そんなサファリ・ハンターにとって大阪は特にネタの宝庫でした。
 
まずはショッキングピングのカバ。大阪エキ近のショウウィンドウに裸で安置させられていました。製作者はどんなメッセイジ性を盛り込んだのでしょうか。実物もこんな感じに赤いのでリアルではあります。

2015年1月22日木曜日

チポロポロ

赤道ギニア(国名です!)で開催中のアフリカ選手権。いろんな事情により2年に一度という高頻度ですがこの大陸では毎回盛り上がります。
ここまでの最大ニュースは去年ザックJAPANをぶっつぶしたコーディヴォアー。マリ戦で相手を平手打ちして退場になったジウヴィーニョは続く2戦とも出場停止となり、黄金世代は無冠で最後を迎える可能性が高まりました。ちなみに表題は前々回の優勝国であるザンビアの愛称です。サムライブルーよりよっぽどいいでしょう?

2015年1月20日火曜日

超きびし~

先日ナイロビの国際空港を利用しました。
 
中東経由でしたが建物入り口で搭乗者全員を2列に並べ、非接触式のサーモグラフィーで検温し、医務官(たった一人)が画面上の体温を読み取って37度以下なら初めて入室を許す、という感じでした。成田など自己申告に頼っていますから日本より厳しいチェックが励行されているようでした。
 
先月日本大使館の希望として空港の体温チェックの徹底化についてケニア政府をアシストする、という話もあったので実現したのかもしれません。機器がNECなのかパナソニックなのかタニタなのかちょっと読み取れませんでしたが。

2015年1月19日月曜日

ぜってえ行こう

ニューヨークタイムズが今年行くべき場所52選というのを発表したそうで、テロ騒ぎの続くケニアは番外とされ、タンザニアがランクインしているそうです。
 
他にはミラノとかジンバブエとかが挙がっていました。私が訪れたことのある場所を数えてみたらわずか4つでした。まあ北米の読者向けでしょうからこっちのほうにはアンテナを張ってないのかもしれませんね。

2015年1月16日金曜日

危険度ダウン②

具体的な変更点として以前はナイロビ東部がざっくりした形で名指しされていたものが、今回は(半スラム状態にある)イスリー地区だけが是非検討エリアであることが明確になりました。
 
合わせて以前の記述だと国際空港の利用はトランジットに限って安全であるような印象を与えていたのですが、その文言がすっかり削除されました。
 
加えて補足説明の項目では国際空港や国内線空港、幹線道路の利用は注意する限りは問題ない、という文が追加されたので閲覧者に安心感を与える結果となっています。

危険度ダウン

分かりにくい形ではありましたが去る1月9日付けで外務省ホームページにてナイロビ地区の危険度が下がりました。ツアー再開に向けて各旅行会社の動きが日本で活発になってきたとの報告も上がってきています。消費者のみなさんは早晩ケニアツアーを駅前、ウェブ上で目にすることが多くなるでしょう。

2015年1月8日木曜日

ドーハDEサファリ

先日ドーハで乗り換えた際にケニアを想起させるコーナーがありました。妙にリアルなぬいぐるみ達。値札が見当たらなかったのですがいくら位なんでしょうか。キリンは模様から推察するとアミメキリンの可能性が高そうです。

2015年1月5日月曜日

大安売り

エボラの影響かどうかわかりませんがアフリカ発の飛行機チケットがずいぶん前から叩き売り状態になっていまして、便乗して私もちょっと日本に帰ることにしました。
 
ナイロビ出発時では隣にケニア航空が誇るドリームライナーが駐機してありました。今6機くらい持っているようです。新社長の就任会見では低レベルで有名な機内サービスを改善すると宣言していましたが簡単ではないでしょう。CAが機内食を投げてよこすような会社ですから。