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2022年1月10日月曜日

キンイロオオカミの動画投稿

 

すぐには日々の生活で役立つわけではないがサファリに関するちょっとした豆知識を提供しようと頑張っている私のYoutubeチャンネル。本日(1/10)、アフリカンゴールデンウルフをテーマにした動画を配信開始しました。

長さは15分弱なので忍耐が必要ですがチャプターごとにスキップもできるようになっていますし、ジャッカルからオオカミに改名した経緯についても少し学べるようになっています。↓のバナーより遷移しますので良かったらご覧ください。



2018年1月3日水曜日

イヌ属PartⅡ

ンゴロンゴロでよく見られるキンイロジャッカルも家畜化されたイヌと同じCanis属のメンバーなので狭義の犬と呼んでいいでしょう。セグロよりも大きく、体重だけで言えばビーグル犬と同様らしいです。色は濃淡はあるものの全体が黄土色から黄色です。エチオピアでは農民に石で追い払われていたのを見たことがあります。

2018年1月1日月曜日

アフリカの戌

今年の干支は戌ですか。チワワとかイエイヌのことなんでしょうね。
 
ケニアのサバンナでは猫類よりも人気は劣るものの、しっかりイエイヌと同じ属であるセグロジャッカルが暮らしています。人類に例えれば我々と北京原人との違い程度です。体重は10キロを超えない程度ですからこちらも柴犬とほぼ同じです。あなたが犬派なら思い切って今年アフリカに来ませんか?おみくじで西に運あり、とかって書いてませんでしたか?

2017年10月6日金曜日

ンゴロンゴロも7000円値上げ

七月に新しい税制により最大で一泊あたり59ドルも値上がりすることになったタンザニア。今度はンゴロンゴロでも同額を、こちらは12月から徴収するそうです。セレナやソパなどクレーター沿いにあるホテルからは値段変更の通達が届き始めている中、すごいですね、写真のクレーターロッジは値上げ分を自分で吸収してくれるそうです。値上げ分を消費者から徴収できないとかいって半分を下請け業者に押し付けて来た、そして今度も押し付けてくるであろう日本の旅行会社(複数ある)とは偉い違いです。まあ値段も一泊一部屋30万円だからなせる業とも言えますけどね。

2016年9月26日月曜日

アフリカゾウ減少

南アで開かれているワシントン条約に関する会議では日本のウナギも議題に上ったそうですが、過去十年で10万頭が殺されたというゾウの密猟はもちろん一大トピックになっているようです。
 
ンゴロンゴロのクレーターの底では大きなオスを見かけることが多いです。この状況に対しては、生え変わることのないゾウの臼歯は60年の寿命を終えるまですり減り続けるので晩年を迎えた個体は年中柔らかい草が豊富なクレーターに下りてくるから、という説明が与えられています。一方すり鉢上の火口の中には宿は無く、閉園も18時なので密猟者は仕事をしづらいはずです。

2016年3月23日水曜日

タンザニアでシマウマ死ぬ

日本で一頭のシマウマが命を落としたんですか?BBCのトップニュースにしばらく露出されていた理由は単に笑えるニュースとして扱われたなのか、あるいは日本での動物の扱い方の稚拙さを指摘したかったからなのかは不明です。
 
タンザニアの草原では複数のシマウマが毎日死んでいます。私が目撃したケースは1月29日に子馬が雌ライオンによって仕留められたものでした。いつもは騒がしい欧米人の観光客もこのときばかりは複雑な表情を示していました。

2016年3月6日日曜日

ヌーはじめました

一月の終わりにンゴロンゴロとセレンゲティの中間に泊まって来ました。
 
そこはンドゥトゥと呼ばれるエリアで、まさに杭一本で2つの世界遺産が隔てられている点で世界的にも珍しいです。訪れる際には両方に公園費を払っておかないと自由に行き来できませんので注意が必要です。私が訪れた時はまさにヌーの大移動が南部へ向けて始まったばかりで、大群と衝突しそうになりました。

2016年2月21日日曜日

ケニアにありません⑥

世界遺産マニアにもタンザニアをお勧めできる理由は以下です。
 
カタール航空と組み合わせた一般的な8日間の周遊なら着陸時にキリマンジャロ山を眺めた後は左のンゴロンゴロとセレンゲティを訪れますので合計三ヶ所となり、ケニアのそれならナクル湖だけですから差は歴然です。北部エチオピアを周遊すればどれも似たような遺跡ではあるものの3つはカウントできるのですがダニに刺される分、頭ひとつでタンザニアの勝ちだと思います。一般のパックツアーでは取り上げられない世界遺産を含めた合計数ではケニアの6つに対してタンザニアの7がやはり優位に立ちます。

2016年2月20日土曜日

ドーピングケニア

オリンピックのリオ大会を控えるケニア人選手の前には暗雲が立ち込めております。陸連ぐるみのドーピング隠しが疑われた結果、完全なレポート提出を世界陸連が求めたにも関わらず期限を過ぎても提出しなったためにロシアと同じ道を歩む可能性が出てきました。
 
陸連は上層部の保身ではなく練習を重ねてきた選手を守るべきだ、と今日の日刊紙の社説にありましたが、同様の考えを持つ人達の割合が増えていかないことにはこの国の「文化」は変わっていかないでしょう。

2015年8月16日日曜日

アフリカ的サーカス②

ライオン様には悪いのですが、公演中でもっと驚いたのはシマウマが調教師の指示に従って一列に走ったり、急停止してポーズを取ったりの芸を見せたことです。
 
映画ターザンでは本物ではなくペンキで塗ったウマが用いられたことからもシマウマに物事を教えるのは難しいのだろうと漠然と思っていただけに驚きでした。黒い縞の下にうっすらと影のように薄い模様を持つ個体だったので南部アフリカの品種でしょう。クライマックスで火の輪をくぐる芸を見せたとき中国ではロバ肉の料理が珍重されていることを思い出しました。

2014年12月1日月曜日

ワンミリオンクラブ

今年は120万人を超えると強気だったタンザニアの観光客数の予想ですが、エボラのせいで届かないかもしれませんね。ここナイロビでも欧米人は見かけますが日本人は全く来なくなりました。
 
新聞の論調ではエジプトなんか遺跡だけで数百万人も集めるんだからタンザニアは自然もあるしもっとできるはずだ、って感じでしたけどちょっと乱暴な比較かなぁと。。
 
ちなみにサファリ主体で年間100万人以上の観光客を集めている国は(というか遺跡や見るべき文化遺産が無いか保存されていない国)はケニタンに加えて南ア、ザンビア、ボツワナ、ナミビア、ジンバブエだそうです。

2014年11月6日木曜日

祝スマフォ対応

ところで、iPhoneユーザーの皆様にはご不便をかけていた「サファリのすすめ」のほうですが、ついにスマホでも記事が読みやすいようなデザインに変更して再出発できました。過去の記事の移植が終わっていないソフトオープンではありますが、タンザニアのセルーについての視察レポートを新規アップしております。ブログと合わせてご覧ください。

2014年10月30日木曜日

コーヒー宿③

同じくカラトゥにあるザ・マナーは道路を外れてコーヒーのプランテーションの間を延々走った先にあります。利便性からも、また雰囲気からも立ち寄るにはふさわしくない場所ですが、コンセプトも内装も際立っていてお金を使う用意がある人にはお勧めです。
 
ソパホテルの系列でも高級ラインに属していて、1メートルも悪路を車で走りたくない人向けの「スカイサファリ」というパッケージで主に使われる宿です。

2014年10月29日水曜日

珈琲農園②

前述のギブスファームほどの眺めはないけどメイン道路から近くてランチ休憩にぴったりな宿がファームハウスです。
 
広い庭があってその先にコーヒーの木々が広がっています。庭に面したテラスでバイキング風のお昼ご飯を楽しめます。年代ものの豆ロースターがあって、もちろん淹れたてのコーヒーはコクと香りに優れています。

ンゴンゴ珈琲

マニャラから25キロ先にあるカラトゥという町でもコーヒーの栽培が盛んです。いくつかのホテルは畑の中に建てられていてゲストにコーヒー散策ツアーを提供しています。写真はギブスファームという宿の庭からの眺めです。ンゴロンゴロへの途上にあるので立ち寄りに最適です。
 
ここで取れるコーヒー豆もキリマンジャロと呼んで差し支えないんですが、最近は農園独自のブランド名で出荷することもあるようです。

2013年1月7日月曜日

ンドゥトゥ③

私がンドゥトゥを訪れたのは12月だったので、写真のように白髭ヌーが列をなして様々な方角から終結している状況でした。昨年の6月頃に命を宿してから旅を続け、気が休まる日はなく、とうとうこの地に集結しての集団出産はアフリカを代表するドラマに違いありません。

2013年1月6日日曜日

ンドゥトゥ②

このロッジは湖に面していて、私が訪れたときには少数ですがフラミンゴもいました。たまにヌーもこの湖を泳いで大移動を完遂するそうです。岩合さんの写真集にも何点かここで撮ったらしき写真が入っています。ここに泊まる人は髪を洗うためではなく(シャンプーがない点についてしつこい!?)、暑いなか終日サファリをしてくたびれたけど暖炉の周囲に集まって歓談したり撮った写真を自慢し合ったり、が目的なんです。

2013年1月5日土曜日

ンドゥトゥサファリロッジ


毎年2月をピークに34室は全てテレビクルー、写真家、研究者によって占領されてしまうこのロッジは、魅力的な立地と恐らくは女将さんのキャラのおかげで固定客の心をつかんで離しません。
場所はセレンゲティに接するンゴロンゴロ保護区側なので自由に獲物探しができます。部屋にはシャンプーさえ置いてないですがサファリ原理主義者ならそんなことで文句は言いません。

 
昨年ある旅行会社が興味を持ってくれて、5月に無理やり空いている日を見つけてすぐに金を払って6部屋押さえました。そのツアーが晴れて月末に出発することとなりました!一年も前に予約しないと泊まれない宿がタンザニアにもあったのです。

2011年3月18日金曜日

日はまた必ず昇る

ケニアより今回の災害で大きな被害を受けた全ての方へお悔やみを申し上げます。
 
狭い心であえて言えば、私の家族、親類は東北地方にはいなかったので無事でした。ただ原発の状況によっては「平和産業」である観光に関わるのはひとまずお休みして日本に戻る選択もあるのかなぁと思い始めています。
 
戦後の65年間はひとまず大きな問題もなくやって来れたのが不思議なくらい。僕らのおじいさんが立て直した日本を、僕らの世代がもう一度できないはずないですよね。

2011年1月4日火曜日

ンゴ日の出

ンゴロンゴロセレナからの朝日はこんな感じ。クレーターの東の山際から昇ってきます。
 
セレナよりちょっと東にあるワイルドライフロッジは更に崖ぎわに建っています。かつて政府直営だったそれらのロッジは各地で最高の立地を選んだ上で建設されたのだろうなと改めて思うのでした。