2018年12月29日土曜日

立派なオロナナ

地面からすっかり作り変えられたオロナナの客室を見学してきました。この日はちょうど満室で5分くらいしか部屋には居させてくれませんでしたが。
 
昔は見られたテント風の要素はすっかり失われてガラスを多用したコテージに生まれ変わっていました。戸を閉めるとマラ川の流れやカバの鳴き声はシャットダウンされてしまいますがお昼寝にぴったりの戸外カウチが新設されています。シャワーに加えてバスタブが窓際に用意されるようになりました。来年は最大で三割の値上げとなりますが、豪華で清潔な部屋が好きな人にはアピールするはずです。喫緊ですと6日までは満室で、1/7から4、5部屋の空きが出てくるみたいです。

2018年12月27日木曜日

マジモト

ナイロビからマサイマラへ陸路で向かう場合、40キロくらい手前にマジモトという土地があります。スワヒリ語で暑い水、まぁお湯という意味です。実際に温泉が湧く場所があります。イメージどおりの草原と地平線は見られず、低い藪と迫力ある丘に彩られた風景が広がっています。そこの一角をオラーロという名前のもとに私営の保護区として使っているロッジありまして、そこにエルメスの名を冠する宿が二軒建っています。先日、そこにランチを挟んでお邪魔してきました。シマウマ、ヌー、キリンが道中で見られました。

2018年12月19日水曜日

おしゃれカフェ@マラ

マサイマラへ陸路で向かう際に休憩するナロックという町が最後に現代文化を感じることのできる場所となります。その後は草原と野生の王国しか目にしませんので。
人込みで混雑する中心地に差し掛かる手前の右手にガルフというガソリンスタンドがあって、その敷地にこんなお洒落なカフェがあります。料理は出しませんがドーナツやクロワッサンなどをカプチーノと一緒に楽しめるので柔軟性のあるドライバーさんであればお願いしたら立ち寄ってくれるかもしれません。

2018年12月18日火曜日

出戻りヌー

今回の視察では1,200平方キロあるマサイマラのうち、オローロロ・ゲート、シリア・エスカープメント、マラノース、ムシアラ、マラ・ブリッジ、キーコロック、セケナニ・ゲート、ロイタ・ヒルズなどを日替わりで巡ってきました。私が入る前の3、4日間は連続で雨が降っていたそうですが、到着してからは晴れが続いたのでラッキーでした。マラ・トライアングルの南のほうでは緑の芽が広がっていて、タンザニアへ向かっていたヌーもちょっと戻って来て草を食む様子が見られました。

2018年12月15日土曜日

9部屋限定

マサイマラでの二日目を過ごしています。今日の宿は17年前からこの地にあり続けるレケロキャンプ。ヌーも時折渡ると言うこの川を一日中眺めて過ごすこともできます。アフリカの平原に沈みゆく夕陽がこのデッキから見えるらしいので今から楽しみにしています。ちなみにGPSによれば今日の当地の日の入は6:40だそうです。

2018年12月13日木曜日

どんなオロナナ?

小雨季を迎えているケニアですがマサイマラでも連日雨が降るようになったそうです。車がぬかるみにハマる恐怖はあるもののこういう時期にしか視察はさせてもらえないので明日からマサイマラへ出かけてきます。ホテルは新規も含めて4、5軒見てくるつもりですが、7月に改装を終えてグランドオープンしたオロナナがどんな風になっているのかも気になっています。現地からも含めてレポートは随時する予定です。

2018年11月30日金曜日

国営には酷な話

今日の日刊紙より。
エチオピア航空にプライドをズタボロにされつつある国営ケニア航空のキャッチコピーは「アフリカのプライド」ですが、軽くて安い機材を二機導入して近隣に就航させる作戦を取ったもののブルンジ、スーダンから拒否されていて困っているそうです。しばらく前から会長に南ア系の白人、社長にポーランド人を据えたものの、いまだに光明は見えてきていないみたいです。


2018年11月16日金曜日

EY642 AUH/NBO

EYのナイロビ線は日本食こそないものの三種類から選べるのが嬉しいです。ラウンジでシャンペン三杯を含む大量の食べ物をお腹に入れていたので機内食はパスタにしました。オリーブが山盛り入っていました。

逆ルートのナイロビ~アブダビ間は胃腸がまだ元気だったのでビーフを選んだらオクラとのトマト煮が来ました。美味でした。日本行きの行程は乗継ぎ含めても16時間という短さですから急いで帰りたい人にはお勧めできる会社です。

EY AUH-NBO

エティハドのナイロビ線はエアバス320という機材を使っています。真ん中通路で左右に三席ずつ配置されたシンプルな感じです。ソマリア上空を経て5150メートルのケニア山の横を通過するので右の窓際のほうが楽しめると思います。カラーコピーのリサイクル品ですがケニアの入国カードも機内で配ってくれました。

2018年11月15日木曜日

AUHの空港ラウンジ②

このラウンジにはシャワールームが三つもあって、バスタオルやシャンプー、バスジェル、ドライヤーも完備されていました。利用はもちろん無料。おかげですっきりした感じでナイロビに降り立つことができました。
 
搭乗が始まっても名前など呼んでくれそうにないので早めにゲートへ向かって待機していると、アルミ缶に入ったスタバのコーヒーを見つけてしまいました。なんと650円!日本では珍しい量の砂糖が入っていて、アラブ風の味付けなんだな、と思って諦めました。

アブダビの空港ラウンジ①

快適な機内サービスに反してエティハド航空でケニアへ向かう場合は「地獄の8時間トランジット」がもれなくついてきます。最悪なのはその時間帯で、真夜中から朝の8時という、全ての生き物にとって身体を休めるべき時間に眠らせてもらえないのです。
 
ダメージを軽減するベストな方法は数百ドル払って空港ホテルで横になることです。次善の策としては有料ラウンジに入って休憩&軽食を取る方法でしょうか。写真のPlazaラウンジではシャンパンも飲めて、二時間あたり六千円の利用料。ちなみに楽天カードにおまけでついてくるプライオリティパスのホルダーであれば無料で入室できます。私もその権利を使いまくってトータル7時間もそこに居座りました。

2018年11月14日水曜日

EY871 NRT/AUH

日本を発つ際に成田からのエティハドを使いましたが、全体的に良い体験を提供してくれる会社ですよね。
 
・B787のモニターはワイドで洋画の日本語吹き替え版が豊富
・和食も用意されていて行きは煮魚、帰りはチキンカレーだった(ETやCZはそんな気配り無い)
・ビールは濃厚なベルギーのステラと軽いバドワイザーから選べる
・コーヒーが美味、でも三年前にはあったスティック状のカプチーノは廃止されていた
・ヘッドフォンの差込みプラグがマグネット式で格好いい
・グランドスタッフが影で「この客」という言葉を使っているのが聞こえた

2018年11月12日月曜日

いいじゃんEY

日本から食材や衣類を持ち帰りたい駐在員にとってエティハド航空の荷物規定は非常に助かります。アフリカ発の場合だと合計40キロという点に加えて一個の最大重量が32キロまで許されるのが特に嬉しいです。私はモンベルの容量60リットルの車輪つきダッフルバッグを愛用していてケニアに戻る際には醤油やラーメンでそのカバンを満たすのですが、EKやQRのように一個の最大重量は23キロまで、という制限がある場合はその実力が発揮されないのです。以下に好きな順番に各社の規定を並べてみます。
 
・最大40キロ、一個の重量は32キロを超えない(EY、TKなど)
・23キロ×2個まで(CZなど)
・合計30キロ、一個は23キロを超えない(QR、EKなど)
・最大23キロ(そんな会社には乗りたくない!)

2018年11月11日日曜日

都会のアフリ感

日本への帰国中にはサラリーマンの聖地として知られる新橋によく行きます。週に五回くらい。勤め先があるからですが。。
 
新橋ナンバーワンの待ち合わせ場所と言えばもちろんSL広場ですが、その横に我らがアフリカン・ライオンが一頭佇んでいるのを最近まで知りませんでした。ライオンとかけて晩酌の後で爪楊枝を片手に駅へと急ぐオジサンと説く。そのこころはどちらもシーシー(獅子)、なんて。

2018年11月10日土曜日

白い粉でパーティ

先日のアフリカ情報交換会ではお料理にタコのセビーチェ、エビフライ、モロヘイヤ、などを出していただきました。メインは鶏のトマト煮込みで、その付け合わせには私がはるばるケニアから持ち込んだウガリを加えてもらいました。ウガリとは東アフリカで一番人気のある主食で、甘くなくて白っぽいトウモロコシの粉から作るおかゆというかスイトン状の食べ物です。ペットショップ経営者がケニアから麻薬を持ち込んで逮捕されたニュースがちょっと前にあったので、今回のウガリの粉の持ち込みに関して若干の迷いはありました。でも美味しいと言ってくれる人もいたのでトライして良かったと思いました。

2018年10月14日日曜日

オフ会のお知らせ11/3(祝)

鉄人の帰国中にアフリカ、ケニアに興味のある人が集まれるイベントを企画しました。日時は11/3で場所は都内の人形町。ランチにワンドリンクがついて会費は3,000円です。詳しい内容、質問、お申込みは旅人のサイト『トリッピース』にてご確認ください。

ケニア旅行の報告会@トリッピース

2018年10月13日土曜日

EYでいいわい

エミレーツが今月から一斉値上げに踏み切ったこともあり、今回の帰国にはアブダビ経由のエティハド航空を選びました。到着空港は成田ですが13時に着くのでその日のうちに生活必需品を買いに行ける点でいいと思っています。今回は代理店から買ったので復路の変更は必ずやってくれると信じています。2015年にはできないの一点張りでしたから。ナイロビの空港には早めに行って、プライオリティパスで入室できるラウンジでゆっくりしようと思っています。ちなみにアブダビの空港にもこのカードで利用できるラウンジがあるらしいです。

今月のジャカランダ

先日、パナフリックホテルの最上階に上る機会に恵まれ、駐車場に咲くジャカランダがきれいだったので収めました。前日はナイロビでも雨が降りました。本格的に降るのは12月まで待つことになりますけど。

2018年10月8日月曜日

ケニアでもジャカランダ

南アにある並木が有名ですが、ここケニアでもその花は楽しめます。市内で写真映えするのはパナフリックホテルの近く、ラビントン、カレン地区ですね。
 
来週、日本に一時帰国します。戻って来る11月まで紫の花は咲いたままでいてくれるといいんですけど。

2018年10月7日日曜日

トランプと結婚しなくても

アメリカ大統領婦人が金曜までケニアを訪れていました。ゾウの保護施設を訪れた際の映像がよく出回っています。
 
でもそこに行くためにトランプ氏と結婚する必要はなく、誰でも600円ほど払えば見学できます。唯一の注意点は毎日11時から一時間限定の公開になっていることだけです。ナイロビで延泊して時間を設けるだけの価値はありますのでお考えください。

2018年9月26日水曜日

11月はオロナナ@マサイマラへ

日本では希釈された上で使われているように感じるグランピングという言葉。マサイマラの川沿いに建つオロナナに泊まったなら、日本にあるそれは笑っちゃうレベルであることに気づくでしょう。
 
写真のマラ川はケニアの森の雨を集めた後、右から左方向へゴウゴウと流れ、最後はアフリカ最大の淡水湖であるビクトリア湖へ流入します。7月にリノベーションを終えてグランドオープンした後、私はまだ時間を見つけられていないのですが、きっと閑散期の11月には訪れてレポートをアップできるでしょう。

もうEYはいいわい

来月日本に一時帰国する予定です。乗り継ぎを含めた往路の所要時間が16:50と短い点で魅力なのがアブダビ経由のエティハド航空ですが、過去に嫌な思いをしたので気が進みません。
 
公式サイトからキャンペーン価格のチケットを買ったのが三年前。予約時にインフォボタン(i)をマウスでチェックすると手数料を払えば変更可能と表示されました。帰国の用事は家族の救援だったし、旅行代理店で四年は働いた経験のある私なのでそこは間違えない自信はありました。ところが変更の段になると日本オフィスはダメ、の一点張り。画面コピーを保存すべきだった、などと言われました。想像するにサイトのデザインにミスがあったのでしょうけど、詐欺にあった感じを受けました。やむなくそれは捨てた上でエチオピア航空の片道チケットを買って帰途に着いたのです。

2018年9月25日火曜日

カタールがモンバサ就航

地元の新聞によると12月からカタール航空がケニア第二の都市で世界遺産の要塞もあるモンバサへの乗り入れを開始するそうです。
 
機材は以前ナイロビにも来ていた小さいエアバス320。エミレーツが殿様商売を続ける傍らでマイナーな都市を狙ってこっそり就航都市の数だけでも増やす戦略なのか、カタールよ!でもこのおかげでナイロビとモンバサの周遊ツアーが企画しやすくなるでしょう。

2018年9月24日月曜日

中国のいいところも。。

CZ(航空会社コード)のいいところも最後に挙げておきましょうか。
 
・機内食が春雨やあんかけなどもあるのでエチオピア航空の三倍は美味しい。
・機内エンタテインメントが両路線ともに新しいので10本近い邦画、日本語字幕のついたハリウッド映画なども楽しめる。
・経由地のCANにはプライオリティパスのホルダーが利用できるラウンジがあって、コピー品なのか味の薄い一番搾りを飲みながら休憩できる。
・ケニアに早朝5時半に着くのですぐにマサイマラへ向かってその日のうちにライオンを見ることが可能。

中国で没収

その中国南方航空ですが、便の少なさ以外にも不都合を感じる点がいくつかあります。国家への反乱分子を恐れているのか不明ですが、預け荷物もしつこくチェックするようで、私が入れていた携帯電話の急速充電気はケニア到着後、没収されていました。羽田でのチェックイン時に軽く口頭で注意されたような気がしますが話半分で聞いていた私も悪かったかもしれません。それだけなら許せるのですが他にも健康サンダル、洗面用品、熱帯魚などペット用品など一万円以上の品が消えていました。帰国後、ケニア航空と南港それ自身に文句を言うべく数日費やしたものの回答は何ら得られませんでした。もう乗りたくないという気分にさせるに十分な仕打ちでした。

中国からケニアへ

あまり知られていないし人気もないでしょうけど中国の広州からナイロビまではノンストップ便が飛んでいます。所要11時間という点で売りにはなりますが運行が週にたったの二度なので日程に余裕がある人向けに留まっています。今年の四月に日本からケニアに戻った際に私も利用しました。マイレージが日本ではマイナーなスカイチームなのもいまいちな点です。

2018年8月31日金曜日

千葉のケニア人

柏レイソルにケニア人ストライカーがいて、しかも先週の試合で得点したそうですね。貿易赤字の解消に少しは役立つと思われます。
 
2008年に部族対立が再燃したケニアでは、今でこそ身分証明書に部族名は書いていないものの、苗字から出身地をすぐに予想できるのも事実です。オルンガ選手はアメリカ前大統領と同じく「オ」から名前が始まる人の多い西部の生まれだと想像できます。ここの人は魚が大好物なので千葉でも恐らくホームシックにかかる心配は低く、活躍を続けられると私は思います。

2018年8月30日木曜日

30年ぶり

イギリスの首相として三十年ぶりにケニアに今朝到着したメイさん。昨日はナイジェリアにいました。
 
明日はこっちの大統領と会談するそうです。冷え込んでいる関係と貿易の改善を目指すみたいです。観光客の年間数としては英国は依然17万人とトップを誇りますが、ケニアとしては直接投資の増加を頼み込むつもりみたいです。でも前触れなしにいろんなショッピングモールを役所が破壊するような環境ではお金は入れにくいと思うのが普通で、そこらへんを改善するのが先かと思いますけど。

2018年8月25日土曜日

リゾート撤退

ウィルソン空港を拠点にする国内最大手のエアケニア社がインド洋のリゾート地から撤退するそうです。規制が急に緩和されてLCCの参入によって採算が合わなくなったのでしょう。余った機材はサファリ方面の充実に使う予定だそうです。

大阪からはエミレーツで

関西の旅行好きには久々の朗報となりますが、10月からエミレーツが二階建てのエアバス380を導入して座席を増やすそうです。エコノミー席のモニターはとんでもなく大きくて業界最大の番組数を誇ります。映画を観すぎて視力が落ちたとしてもケニアのサバンナで回復できるでしょう。ビジネスクラスには24時間アクセス可能なバーとラウンジがあるので特別感がさらに増します。ドーハ/ナイロビ間のビジネスのシートもフルフラットに変えるそうです。これでケニア行きのロングフライトの快適さは保証されますね。

2018年8月13日月曜日

ケニアのカバは無実です

数年前にもカントリーロッジで起きたのと同じ事故が今度はソパロッジで起きました。ナイバシャ湖半でカバの撮影に夢中になっていた中国人が、近づきすぎたのでしょうか、その撮影対象によって命を奪われました。土曜日のことです。
 
湖畔にあるどのロッジでもチェックイン時には英語にはなりますが、日没後には一人で出歩かず警備員を呼んでから夕食のレストランへ向かうように注意されます。自然を敬う気持ちが少しでもあればルールに従うでしょう。他国の言語や文化に敬意とは言わないまでも注意を払うような人種であれば、注意事項に耳を傾けたり言葉が分からないまでも理解しようと努力するでしょう。欧米からの訪問者のほうが断然多いにも関わらず犠牲者が中国人に限られるという事実の背景には何か法則があるのかもしれません。

2018年8月8日水曜日

ライオンの日

ビアホールの話ではありません。あさって10日は危機に瀕するライオンの現状を心配するいい機会となる世界ライオンズデーに制定されているんです。
 
レッドリストを作成している国際機関によると地球上のライオンの総個体数は多く見積もっても四万頭を割るくらいだとか。ケニアの野生動物公社による古いデータではケニア全体で二千頭。今はもっと少ないでしょう。マサイマラ周辺にはそのうち600頭くらいがいると思われます。ケニアへの日本人訪問者数はエボラとテロ後に落ち込んだまま年間8000人くらいから回復していないみたいです。好意的に見積もってその半分が観光客だとして、ライオンを見ないで帰る人はいないでしょうから本物のライオンを知る人が毎年4000人ずつ日本で増えていることになります。みんなでライオンを応援しよう。

2018年8月7日火曜日

川渡りはじめました

昨年より遅いですがマサイマラを南北に流れるマラ川でもヌーが渡るようになったそうです。世界で唯一日本語でヌーの最新情報が「日本語で」得られるサイトはこちら。明日にでもケニアに飛んでこの宿に四泊したら感動を呼び起こすであろう川渡りのドラマに立ち会えると思います。
 
https://m.facebook.com/MpataSafariClub

2018年7月31日火曜日

ケニア寿司三昧

空中を飛翔したい、という共通の目的の為に鳥とコウモリは全く異なるアプローチを取りましたけども今はどっちも空を飛べています。そんな現象を並行進化と呼びます。
 
週末にケニア最大手の携帯電話会社で見かけたこの広告。日本のすしざん○いを想起させつつ、前述の並行進化の結果と考えるなら不思議はありません。どちらも人類共通の度合でお客様を歓迎したい、という気持ちから発出した表現なのでしょうから。

雨に弱い空港

計画性と予算が無いナイロビの国際空港では雨が降ると利用者は冷たい雨に濡れる以外になす術はありません。数週間ぶりに日中に降ったので、昨日は二歳の幼児を含む大事なお客様を雨中に数分立たせることとなりました。どのケニア人に問題提起しても「雨は命の源」とか言うだけで取り合ってくれないんですよ。

2018年7月27日金曜日

一泊1240ドル

キリンと一緒に食べる朝食のシーンがインスタ映えしないはずがないジラフマナー@ナイロビですが、来年も強気で10%値上げするそうです。狭くて浴室に難のあるスタンダードルームが最も安いですが、それでも一泊あたり13万円以上します。寝て食べてキリンと触れ合うだけでこの値段。。公式ウェブサイトで部屋の空きはすぐに調べられますが、この値段でもほとんど毎日満室です。

ヌー来たる

ケニアの全国紙でもヌーの到来が取り上げられています。昨年、一昨年より一ヵ月は遅い到着になりました。別の紙面ではタンザニア政府が乾季にもかかわらずマサイマラへ続く道を野焼きして一日でも長く群れをタンザニア側に引き留めようとしている、という指摘もなされました。お金を生むドラマになりつつあるので両国ともに必死です。

2018年7月23日月曜日

キチュワテンボも10%アップ

リノベーションもしていないしバイキングの食事も多いマサイマラのキチュワテンボ・キャンプですが、来年は一割の値上げになるそうです。オーナーが政治家だから強気なのでしょうか。参考までに自分のテントのすぐ前に草原が広がっている「スーペリア・ビュー」ルームの定価は一部屋1,600ドル。日本円で9万円弱でしょうか。そこからどのくらい引いてもらえるかは実績と交渉力に左右されます。

熊本のキリン

飼育下のキリンが熊本市の動植物園で死んだみたいですね。写真を見ると模様がブドウの葉っぱみたいにギザギザだったので種類としてはマサイキリンでしょう。安らかに。
 
で、手元の本を繰ると雌は4歳頃からお母さんになれるそうです。11歳で亡くなったのなら短すぎた人生だったと言うことはないでしょうが、あの大地震で精神的にダメージを受けた恐れがあったりしないかなあ?

2018年7月21日土曜日

トーチリスは5パーセント

ヌーの川渡りが万人の知るところになった現在、マサイマラの宿はいくら値上げしても売れると宿のオーナー達は思っているようです。一方でマサイマラ以外の場所へ、またヌーの時期以外に観光客の目をケニアに向ける試みはほとんど失敗しているみたいです。アンボセリにあるトーチリス・キャンプの来年度に向けた値上げも控え目で、5%に留まりました。まあ昨年15%も上げたんだから当然というか、まだ上げるのかよっていう気持ちのほうが強かったです。

2018年7月19日木曜日

オロナナ3割増し

ここ数年、お得なロッジとして推してきたマサイマラのオロナナ。予想はしていましたが三週間の延期を経て先月やっと改装後のグランドオープンを果たしました。
 
現在では写真にあるデッキがもっと川に向かって、かつ焚火コーナーも左に新設されたようです。カバの暮らす川に向かって火を灯していいのか不安ですが、それより重要なのは来年の大幅値上げです。ヌーの大群が見れる乾季は30%アップ。かつてはお得だった雨季の値段に至っては46%も値上がりすることが分かりました。来年は手が届きにくくなるのは間違いないので今年のうち、特に11月から12/20の期間に滑り込んでおくことを強くお勧めします。

2018年7月4日水曜日

2019年料金発表

ケニアの観光業者の一部は来年の値段を発表しはじめています。マサイマラに飛んでいる中で最大手のエアケニア社は値上げは凍結して来年も今年と同じ料金にするそうです。でも往復で夏季だと395ドルもするので当然のような気がします。自由化とコスト削減が進まない限りアフリカ内の旅行費用は全然下がって行かないと思います。4万円あったら日本から台湾くらい行けるでしょう?

2018年6月30日土曜日

滑走路が再開

先月から補修のために着陸禁止になっていたキチュワ・テンボ滑走路ですが、今日からオープンしました。日本の方にはムパタへの最寄り滑走路として広く知られているはず。他にはムパタより高額なオロナナやバテリア・キャンプが使っているのに、なぜかトイレは設置されず、日よけの東屋しかありません。保護区外のロケーションと聞いているので環境保護の観点ではないと思います。今度行ったら公園レンジャーに理由を聞いてみます。

2018年6月2日土曜日

もしモシに行くならば

キリマンジャロの麓にあるモシ(アルーシャはメルー山の麓と言うべき)で開かれている旅行イベントに来ています。昨晩はパラっと降りましたが今日は晴天で日焼けするほどでした。
 
懐かしい顔やケニアから出張っている仲間に会ったりして、情報収集に加えて楽しく過ごせました。

旅行博参加中

アルーシャに来ています。タンザニアにあるホテルやリゾートが一同に介しあることないことしゃべりまくるというイベントに顔を出すのが目的。
 
ケニアよりも豚肉の調理法が豊富なこの地でまずは焼肉屋さんに潜入してみました。イボイノシシの味に慣れ親しんだ過去を持つ彼らにしては工夫の足りない味だったことを報告して筆を置きます。

2018年6月1日金曜日

乾季開始?

ケニアの気象予報士は当たらないことがネタになっていましたが、今回は名誉挽回につながるでしょう、彼らの言った通りに五月末で雨はさっぱり降らなくなりました。
 
数日雨どころか青空さえ出ています。まとめて洗濯できたのは久しぶりでした。

2018年5月26日土曜日

無敵のビフテキ

「すすめ」のほうに記事を一本上げました。その際にバッファローについてちょっと調べましたが、サバンナ最強と呼ぶべきと思いました。体重は700キロ弱。水場から500メートル離れると不安になるくせに高性能の胃袋(いくつもある)のおかげで何でも食べて栄養にできる。。生まれ変わるならライオンと思っていたけど今はスイギュウに傾いています。上顎の前歯は無くて歯茎だけらしいのでそれだけが嫌です。

2018年5月19日土曜日

まさかサーバル

火曜まで雨季のマサイマラに行っていました。道中、噂の地割れとかしばらく水没していたという場所を二ヵ所見てきました。今のところはハイエースでも通行可能な状態が続いていますがまた降ったらまずいかもしれません。
 
サファリの点では子猫を二頭連れたサーバルのお母さんに日中に出会えたのがスペシャルでした。詳しくは「すすめ」に譲りますが、ネコちゃんの可愛さを改めて認識できて良かったです。他にはバッファローを食べるライオン家族とチーターの兄弟も見せてもらいました。