2014年8月29日金曜日

行っタラいいのに

玄関口のアルーシャからセレンゲティまでは335キロの一本道なので、道すがらにあるマニャラ湖国立公園はそのおこぼれにあずかっているのでしょう、訪問者は12万人を数えます。
 
驚くのは横道にそれないと立ち寄れないタランギレで、10万人が行っているそうです。バオバブ、ゾウの大群、敷地内を流れる川が魅力の美しい公園ですから日本でもっと人気が出てもいいはずなんですけどね。

2014年8月28日木曜日

外せない

同じ統計によればタンザニアの国立公園で最も人気があるのは予想通り(ンゴロンゴロは別組織の管理下)セレンゲティで、訪問者数は18万人だそうです。疑う余地の無い正真正銘の動物天国ではありますが、政府主導の横断道路建設の噂が絶えないので自然保護活動家の気の休まることはありません。

2014年8月27日水曜日

ワンミリオン

年度が6月で変わるタンザニア。統計では昨年度の外国からの訪問者数は109万人に達したそうです。ケニアと異なり安全な休暇先というイメージができあがりつつあります。
 
先日、吉田選手が所属するプレミアリーグのサンダーランド戦をテレビで観ていたらピッチサイドの広告に「タンザニアへ行こう!」とありました。このような政府観光局による地道な活動も好ましいですね。

2014年8月19日火曜日

危機こそ嬉々として

エボラによる風評被害(といってもWHOがケニアをハイリスク国として指定しちゃったのですが)のおかげでしばらく暇になりそうなので、ここは逆転の発想によってあちこち見て回って来ようかと思っています。
 
ずっと気になっていて、かつすぐ行けそうなのはボゴリア湖とアンボセリのタウィロッジ。後者は宿泊地記載的原理主義である日本の旅行会社向けではありませんが、ゆったりした時間を求める個人旅行者にお勧めできそうなのであえて鉄人が連泊した上で評価したいと思っています。

2014年8月18日月曜日

グッバイ、プリミティブ

大韓航空がケニアに飛んでくるのは明日が最後。2年前の就航時の広告で「ようこそ、原始的な世界へ」とやってしまってケニア人に叩かれたのもいい思い出です。
 
行きはよいよい、帰りはKEが飛ばない、というケースが明日以降に考えられますが、代案のひとつにナイロビ-ドバイ間はKQ、ドバイからソウルはエミレーツのA380っていうのもあるみたいです。世界最大の旅客機に乗れるチャンスとポジティブに考えるのも手です。

※写真はCDGで見かけた380

2014年8月16日土曜日

DNT GO WST②

完全な国営でないKQは売上げの4割を占める西アフリカへのフライトを止めることは死活問題でした。昨日行った運行継続の発表はブラフに過ぎず、今日はほっとしていることでしょう。
 
一般市民の生活を脅かして取引条件に使うやり方はケニアではあらゆる社会階層で見られます。国立病院の医師と看護婦の賃上げ要求は入院患者や急患の措置を放置しながら数日続き、毎回数人が亡くなります。
 
教師のストは生徒の学習機会を人質に取り、毎年数回行われます。KQも自身の判断は避け、国民の命を人質に取ることで政府の介入を迫ったに違いありません。これで晴れて経営の赤字は政府のせいにできるのですから。

DN’T GO WEST

(ほぼ)国営航空会社であるケニア航空は一転、エボラ発生国への乗り入れを火曜からストップすることを発表しました。これでケニアでの急激な蔓延は防げるでしょう。ちなみに死亡者が3人だけのナイジェリアへは継続するそうです。
 
この一日遅れの決断の背後には典型的なケニア人の振る舞いが見てとれます。つまり責任転嫁、そして人質を取っての脅迫という二点です。

奪われた夏

病気がケニアに到達していない段階で、また家族を中心に夏休みの只中のタイミングでの運行中止は非常に残念です。地下鉄やフェリーで事故が続いた影響もあるのでしょうか?
 
具体的には8月20日以降は飛ばさないそうです。WHOによると半年で事態は落ち着くという見通しが発表されていますから年末には再就航を決めて欲しいものです。チケットをお持ちの方は急いで購入元へ相談してください。提示される代替ルートとしてはKEでソウル/ドバイ、その後同じスカイチームのKQでナイロビINというのが多いようで、例外としては北周りでソウル/AMS、そこからKQでAMS/NBOというのもあるようです。

2014年8月15日金曜日

キムチ悪い

私の願いは届かず、ケニア航空は西アフリカ諸国への乗り入れを当面続けるそうです。その発着回数の合計は週76便に達するそうで、国会では中止に向けての議論が始まっています。
 
ケニアの瀬戸際作戦は失敗すると決めてかかったのか分かりませんが、大韓航空は昨日いち早くナイロビ線の運行停止を発表しました。CAの労組が病気を気持ち悪がったのかもしれません。

2014年8月14日木曜日

EKとBAに続け

おととい西アフリカのどっかからキガリに到着したドイツ人が体調を崩したので隔離後に検査を行っていたのですが、今日のニュースでは陰性だったとの発表がありました。エボラはまだ東アフリカには到達していない模様です。
 
ケニアの今日の世論では急にケニア航空が「金の亡者」として攻撃されるようになりました。西アフリカへの便をストップしない点がソーシャルメディアで攻撃されているみたいです。KQの態度も軟化したようで今日中に会見を開くそうです。恐らく運行ストップを発表するのでしょう。英国航空が運航を止めたので乗っかるのかもしれません。
 
テロ続きで観光客が激減する中、もし患者が出たならばケニアの観光業は数年は復活できなくなるでしょう。西アフリカに向かう医療関係者やNGOにとってはますます移動ルートが減ってしまい悪い気がするのですが、私個人としてはKQに英断して欲しいと思っています。

2014年8月13日水曜日

運用スタート

着工から2年以上かかっているナイロビ空港の新ターミナルですが、朝6~8時の便に限った試験的運用が昨日スタートしました。

今日通りかかった際にも工事は継続中でした。ケニアから南アやルワンダなどアフリカ内へ出張へ行くような人でない限り、当面はこの建物を使うチャンスは訪れないでしょう。将来的にはスカイチーム並びにKQとコードシェアを飛ばすエティハド航空などの便がこちらに引っ越してくるそうです。

ライオンの日

日本でありがちな語呂合わせは無いようですが、8月10日は世界ライオンデイだったそうです。歯磨き粉が大特価で売り出されたりしたのでしょうか。
 
関連性はないと思いますが、ケニアからルワンダにライオン8頭を輸出する計画が漏れて新聞で叩かれていました。ケニアで余っているわけでもないのに気前が良すぎるじゃないか?って主張です。中国のパンダ外交を真似するつもりなんでしょうか。

2014年8月12日火曜日

エボラにNO

発生以来、西アフリカ4ヶ国の合計で1000人以上の死者を出しているエボラ。コートディボアールが該当国への飛行機の乗り入れをストップすると発表後、批判されています。
 
一方ケニア航空は当面運行を続けると宣言。出発地側では搭乗前に体温チェックを行い、CAには対処方法を教育し、ナイロビ到着時には乗客を隔離しスクリーニングした上で入国または乗り継ぎを認める、という方針を打ち出しました。そのおかげか現在のところ国内で感染者は見つかっていません。

2014年8月2日土曜日

アイスキャップマウンテン

朝刊を読んでいたらナイロビにコールド・ストン・クリーマリーが9月にオープン予定という記事に目が留まり、とうとうケニア人もグローバル企業に「消費者」として捉えられるまでに成長したか、と感慨深くなりました。
 
エスキモーもレディボーデンもサーティーワンも知らなかったくせに何段飛びですか!?だいたいマックもスタバもラーメン二郎も来てないんだから順番がちがくないですか。
 
※写真はすごい勢いで消失中のキリマンジャロの万年雪

2014年8月1日金曜日

番付会議

話が出ては毎回立ち消えになっていたケニアにおけるホテル・ロッジの格付け作業ですが、ウガンダとルワンダを巻き込んで共通のデッドラインを設定しました。なんとそれが2016年の6月だって言うからびっくり。大の大人が集まってやるのに何でこれから2年もかかるの?理解不能です。
 
ナイロビのケンピンスキーは間違いなく5つ星をゲットするでしょう。建設中のラディソンも同様。キガリのマリオットも最高レベルのはず。逆に星を剥奪されそうなホテルはここでは名前を出せませんが気が気じゃあないはずです。