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2020年7月5日日曜日

サーバル@日本

ケニアから退避してきて日本で暮らしていてもサファリっぽいネタは結構ニュースなどで目にします。先日は、まだ発見されていないようですが、静岡で飼育下にあったサーバルが脱走したって聞きました。飛翔中の鳥さえゲットできるような跳躍力を持つらしいですが、どうやって飼っていたのでしょうか。特定動物に指定されているので個体そのものの金額や施設も高額だったでしょう。ケニアに行って本物を見るほうが健康的でしょうが、飼育ならではの魅力もあるはずですし、とにかく猫ちゃんの一日も早い保護を願っています。

2020年6月3日水曜日

ケニアのライラック

マサイマラなどで見られるライラックニシブッポウソウは飛翔時の翼裏面に現れる瑠璃色が印象に残りますが、英名にもあるように喉から胸にかけてのライラック色も特徴的です。ヨーロッパではライラックはこのような薄紫色の花を咲かせるみたいです。先日私が函館で見たライラックはアジア地域に分布する別種で、だから色が白っぽかったのだと検索の結果、知りました。またフランス語ではリラと呼ばれることも学べてよかったです。

2020年2月14日金曜日

マサイマラまで全面開通

私がケニアに住み始めて13年。初めてのことが起きました。ケニアのサファリ日程で最悪の道路状況と言われ続けていたナロック~マサイマラの区間がとうとう全て舗装化されました。いわゆる中国による債務の罠、の一部である恐れはありますが、便利になった道路を使わない理由はありません。陸路でマサイマラへ向かう旅行者にとっては疲れと時間の大幅な軽減につながり、朗報と言って良いでしょう。一日あたり数百ドルも払ってランドクルーザーを借りる理由がまた一つ消失したように思います。そもそもランクル化を進めているのはある政治家だけ、という話が現地では広く知られていますし。

2019年11月11日月曜日

ジャッカル

ラグビーW杯が盛り上がっている最中によく耳にした「ジャッカル」。東アフリカにはセグロ、キンイロ、ヨコスジという三種類のジャッカルが生息していることを補足しておきます。でもなぜあの技がこの小型のイヌ属の仲間にちなんでいるのでしょうね。食事中のライオンに近づいてこっそり分け前を奪うからだと簡単に想像はつきますけど。なんにせよラグビーファンの何割かがケニア旅行を思い立ってくれるといいのですが。

2019年8月30日金曜日

オロナナが値下げ

マサイマラの西側にあるオロナナが特別価格を発表しました。10月から12月20日までの宿泊費を約50ドル下げてくれるそうです。
 
この宿では何といってもジン、ウィスキー、南ア産のワインが飲み放題で夕食前のカナッペも豪華なんです。11月の宿泊費を単純に他と比較した場合、ガバナーズより98ドル安く、リチャードブランソンが所有するマハリ・ムズリより548ドルも安くて、また丘の上の絶景ホテルであるアンガマより748ドルも安いってことになりますね。もっと分かりやすい例として、ムパタサファリクラブより7ドル高いけどビール二本飲んだら元が取れる、と言えます。本物のグランピングを見てみたかった人にとっては絶好のチャンスが訪れましたね。

2019年6月26日水曜日

緑のマサイマラ

今回のマサイマラ行きの目的はずばりヌーの群れがどこまで来ているかを確かめることでした。四月に雨がぜんぜん降らずに心配していたものの、先月くらいから降るようになりました。でも平均よりは雨量が少ないみたいで、空から見ると緑が茂ってはいますがまだ乾いた部分もありました。陸路で行く際の玄関口となるセケナニ・ゲートからヌー探しを開始しましたが、この辺りでは彼らの姿は全く見られませんでした。

2019年6月24日月曜日

舗装が延伸中

中国の助けを借りて全国のインフラを整備中のケニア。最後まで、また何年も放置されてきたマサイマラへ向かう一本道の舗装化がとうとう完成間近となっています。現時点では利用客が最も多いセケナニ・ゲートという公園入口から20キロ手前まで完成しています。その途中で数か所がまだ迂回や工事中ではありますが、ほとんど完成と言っていいでしょう。これまでは悪路6時間を嫌って飛行機で行く人もいましたが、今後は陸路でのアクセスが体力的にも時間的にも楽になります。こんな道路が整ったケニアで4,200ccの排気量を持つランドクルーザーは不要だと私は前から思っていましたし、更にその思いを強くしました。

マサイマラ曇り

ケニアの雨期は今年、遅く始まりました。土砂降りや鉄砲水などのニュースはあまり聞きませんが、曇りがちの天気が続きます。ナイロビからマサイマラへ向かった際の機外の様子はこんな感じでした。薄曇りだと動物たちが午後から早めに動き始めるのでサファリには向いています。

2019年2月15日金曜日

小型機の墜落

おととい観光客四名を乗せた小型セスナが墜落してニュースとなりました。出発地はマサイマラの中でもフィグツリーとかエクスプローラーが利用しているオル・キオンボ滑走路。行先はキタレとかトゥルカナ湖とかだったみたいです。
 
地元警察が適当なことを言って運行会社はサファリリンクとされたものの、すぐに訂正が入りました。機材は一緒に亡くなったケニア人パイロットの個人所有だったようです。セスナ206という定員6名の小型機なんかサファリリンクは持っていないので当初から私は疑っていたんですけど。

2019年1月14日月曜日

アンガマ再訪

先月、二年ぶりにマサイマラに広がる草原を180度完璧に見渡すことができるサファリリゾート、アンガマに行ってきました。ランチタイムだったのですがちょうどグルメ雑誌の取材チームをもてなしているところで、いつもは南アにいる営業部長の女性(オーナーの娘)もいたので少し話をすることができました。最近の取組みとして自前のフォトスタジオを構えたことが誇らしい、と言ってました。テントは昔から変わらないのでちょっと古さが目につく部分もありました。

2019年1月10日木曜日

新オロナナ③

改装後のオロナナですが、共有スペースに関して大きく変わったのはこの焚火用のデッキですかね。昔は何も無かった場所に鉄筋で川面まで張り出すように円形の屋外ラウンジを作りました。夜な夜な燃やされる炎に近隣のカバは脅威を感じないのか心配になります。10連休も可能なゴールデン・ウィーク期間はまだ空いてますが5月2と3は残り二部屋みたいです。

2019年1月2日水曜日

新オロナナ②

振り返ると昨年は投稿数が伸びなかったようです。マサイマラにも三度しか行けませんでしたし。本年もよろしくお願いします。
 
オロナナの続きですが、室内の設備で最大の変更はやはりこのバスタブですね。ブラインドを下げるのは可能ですが、カバの棲むマラ川から丸見えです。アメニティは南ア由来の高級な「アフリコロジー」で揃えてあります。エコツアー認定団体から最高のゴールド賞をもらっているオロナナですが毎日最大で28人がバスタブに水を溜め(て捨て)るのはエコなのでしょうか。。

2018年12月29日土曜日

立派なオロナナ

地面からすっかり作り変えられたオロナナの客室を見学してきました。この日はちょうど満室で5分くらいしか部屋には居させてくれませんでしたが。
 
昔は見られたテント風の要素はすっかり失われてガラスを多用したコテージに生まれ変わっていました。戸を閉めるとマラ川の流れやカバの鳴き声はシャットダウンされてしまいますがお昼寝にぴったりの戸外カウチが新設されています。シャワーに加えてバスタブが窓際に用意されるようになりました。来年は最大で三割の値上げとなりますが、豪華で清潔な部屋が好きな人にはアピールするはずです。喫緊ですと6日までは満室で、1/7から4、5部屋の空きが出てくるみたいです。

2018年12月27日木曜日

マジモト

ナイロビからマサイマラへ陸路で向かう場合、40キロくらい手前にマジモトという土地があります。スワヒリ語で暑い水、まぁお湯という意味です。実際に温泉が湧く場所があります。イメージどおりの草原と地平線は見られず、低い藪と迫力ある丘に彩られた風景が広がっています。そこの一角をオラーロという名前のもとに私営の保護区として使っているロッジありまして、そこにエルメスの名を冠する宿が二軒建っています。先日、そこにランチを挟んでお邪魔してきました。シマウマ、ヌー、キリンが道中で見られました。

2018年12月19日水曜日

おしゃれカフェ@マラ

マサイマラへ陸路で向かう際に休憩するナロックという町が最後に現代文化を感じることのできる場所となります。その後は草原と野生の王国しか目にしませんので。
人込みで混雑する中心地に差し掛かる手前の右手にガルフというガソリンスタンドがあって、その敷地にこんなお洒落なカフェがあります。料理は出しませんがドーナツやクロワッサンなどをカプチーノと一緒に楽しめるので柔軟性のあるドライバーさんであればお願いしたら立ち寄ってくれるかもしれません。

2018年12月18日火曜日

出戻りヌー

今回の視察では1,200平方キロあるマサイマラのうち、オローロロ・ゲート、シリア・エスカープメント、マラノース、ムシアラ、マラ・ブリッジ、キーコロック、セケナニ・ゲート、ロイタ・ヒルズなどを日替わりで巡ってきました。私が入る前の3、4日間は連続で雨が降っていたそうですが、到着してからは晴れが続いたのでラッキーでした。マラ・トライアングルの南のほうでは緑の芽が広がっていて、タンザニアへ向かっていたヌーもちょっと戻って来て草を食む様子が見られました。

2018年12月15日土曜日

9部屋限定

マサイマラでの二日目を過ごしています。今日の宿は17年前からこの地にあり続けるレケロキャンプ。ヌーも時折渡ると言うこの川を一日中眺めて過ごすこともできます。アフリカの平原に沈みゆく夕陽がこのデッキから見えるらしいので今から楽しみにしています。ちなみにGPSによれば今日の当地の日の入は6:40だそうです。

2018年12月13日木曜日

どんなオロナナ?

小雨季を迎えているケニアですがマサイマラでも連日雨が降るようになったそうです。車がぬかるみにハマる恐怖はあるもののこういう時期にしか視察はさせてもらえないので明日からマサイマラへ出かけてきます。ホテルは新規も含めて4、5軒見てくるつもりですが、7月に改装を終えてグランドオープンしたオロナナがどんな風になっているのかも気になっています。現地からも含めてレポートは随時する予定です。

2018年9月26日水曜日

11月はオロナナ@マサイマラへ

日本では希釈された上で使われているように感じるグランピングという言葉。マサイマラの川沿いに建つオロナナに泊まったなら、日本にあるそれは笑っちゃうレベルであることに気づくでしょう。
 
写真のマラ川はケニアの森の雨を集めた後、右から左方向へゴウゴウと流れ、最後はアフリカ最大の淡水湖であるビクトリア湖へ流入します。7月にリノベーションを終えてグランドオープンした後、私はまだ時間を見つけられていないのですが、きっと閑散期の11月には訪れてレポートをアップできるでしょう。

2018年8月8日水曜日

ライオンの日

ビアホールの話ではありません。あさって10日は危機に瀕するライオンの現状を心配するいい機会となる世界ライオンズデーに制定されているんです。
 
レッドリストを作成している国際機関によると地球上のライオンの総個体数は多く見積もっても四万頭を割るくらいだとか。ケニアの野生動物公社による古いデータではケニア全体で二千頭。今はもっと少ないでしょう。マサイマラ周辺にはそのうち600頭くらいがいると思われます。ケニアへの日本人訪問者数はエボラとテロ後に落ち込んだまま年間8000人くらいから回復していないみたいです。好意的に見積もってその半分が観光客だとして、ライオンを見ないで帰る人はいないでしょうから本物のライオンを知る人が毎年4000人ずつ日本で増えていることになります。みんなでライオンを応援しよう。