2019年12月29日日曜日

また大雨

ケニアの気象庁によると雨量は減少に向かうはずでしたが、おとといはまた一晩降り続きました。アンボセリではその影響でもう一つの飛行場が使用不可になってしまいました。現在飛行機が着陸できるのはOl Donyoと呼ばれる場所だけで、アンボセリから五十キロも離れています。有名なオルトカイロッジの周辺も冠水していてワゴン車では近づけないようです。雨の降らない日が数日続けば水はどこかに引いて行くので、これから到着する観光客の為にも祈るような気持ちでいます。

2019年12月19日木曜日

アンボセリ飛行場

先週冠水した為に閉鎖中のアンボセリ・エアストリップ。通常はこんな感じです 。雨は止んで水も引きつつあるようですが再開は未定です。昨年の関空みたいに打ち上げられた魚、はたまたカバなどを除去しないといけなくなるでしょう。今日、オルトカイ・ロッジで働く知人に電話しましたけどまだ滑走路はオープンしていない、という返事でした。

ジリスとヤマアラシ

年男、年女に来年なる方々がサファリに来られた場合、一番見やすいネズミの仲間はジリスとなります。木にあまり登らず地面をはいつくばっているリスという意味らしいです。背格好は我々の想像するリスとほとんど同じです。
 
他には意外なネズミの仲間としてヤマアラシがいます。あんなにでかいし俊敏さは失っていますがすごい武器がありますね。完全に夜型なのでサファリ中に見かけることはまずありませんが、私はタンザニアのマニャラ湖で行ったナイトサファリの最中に出会ったことがあります。写真は撮れませんでした。ちなみにナイトサファリの雰囲気は左の写真みたいな感じで、これはツァボという別の土地でセレナホテルにやってもらった時のものです。

2019年12月18日水曜日

アフリカのネズミ

来年の干支であるネズミに関してですが、朝夕のサファリ中に見かけることは少ないものの、私営保護区で許可されているナイトサファリに参加すると草原をぴょんぴょん跳ねながら逃げていくトビウサギになら会えるかもしれません。その移動方法はまさにカンガルーと同じ。アフリカとオーストラリアで起きた平行進化の一例と言えるでしょう。でもネズミ類なのにウサギって和名は本人にとっては迷惑かもね。写真を撮るのは非常に難しく成功したことはありません。

2019年12月17日火曜日

来年の干支

来年は子年ですね。ネズミの仲間は南極を除く全ての大陸に進出しているし、種分化を繁栄の目安にするならば、我々人間よりもずっと地球で成功しているグループと言えます。彼らが武装蜂起して人類に歯向かってきた場合はぼろ負けでしょうね。
 
ネズミ達に共通して見られる特徴は大きな一対の伸び続ける前歯(門歯)、多産であること、体が小型ですばしっこいこと。特に最後の特徴のおかげなのか、サファリ中に彼らを見かけることはまずありません。写真はエチオピアの山の中で出会ったネズミちゃん。オオカミやワシからの攻撃を警戒しているのか、頻繁に背伸びをして周囲を窺っていました。

2019年12月15日日曜日

アンボセリ飛行場

記録的な長雨によりアンボセリ国立公園にもどんどん水が流入してしまい、先週は公園ゲートの一つが水没、入園できない日がありました。現在は水が引いた為、陸路でのアクセスは可能になっています。
 
とうとう木曜日には公園内部に唯一ある飛行場の滑走路も冠水してしまい運用停止が当局から発表されました。写真はケニア野生動物局のFBより拝借。ブルドーザーかポンプを使って何とか排水を促して再開にこぎつけて欲しいと願います。

2019年12月14日土曜日

10年に一度の大雨

二ヶ月ほど留守にしていた間にケニアでは様々な事件が起きていたようです。

最も心配されるのが全土で続いた大雨と災害。これまで140人が雨に関連して亡くなったそうです。首都のナイロビでも夕立のみならず昼なのに雨が降る日が続いていましたが、一昨日からこっち、ずっと晴れています。農作物には十分な降雨があったのでこのまま乾季に突入して欲しいと思います。

2019年11月11日月曜日

ジャッカル

ラグビーW杯が盛り上がっている最中によく耳にした「ジャッカル」。東アフリカにはセグロ、キンイロ、ヨコスジという三種類のジャッカルが生息していることを補足しておきます。でもなぜあの技がこの小型のイヌ属の仲間にちなんでいるのでしょうね。食事中のライオンに近づいてこっそり分け前を奪うからだと簡単に想像はつきますけど。なんにせよラグビーファンの何割かがケニア旅行を思い立ってくれるといいのですが。

2019年11月1日金曜日

スプリングボクス

五年前の日本VS南アはナイロビにあるスポーツバーで観戦しましたが、今回は日本のテレビ中継で観ることができました。申し遅れましたが先月より一時帰国しています。日本は食べ物とビールが美味しいですね。一方、この前渋谷駅で切羽詰まった雰囲気の女性と鉢合わせになった際に「モゥ!」と言われました。東京の治安はナイロビに迫るくらい悪化しているようです。

2019年9月25日水曜日

ナイロビで自転車

アフリカでは強い方なんですがケニアのバレーボールチームは日本にかなわなかったですね。
 
先日、外務省が行くなって言っている東部の半スラム地域ではありますが、散歩をしていると自転車専用レーンを見つけました。暑い午後だったこともありそれを活用している姿は一度も見かけませんでしたけど。ナイロビはようやく暖かくなって来ました。家で飼育している魚の水槽の温度は朝方でも24度を示すようになっていて、先月よりも元気に映ります。

2019年8月30日金曜日

オロナナが値下げ

マサイマラの西側にあるオロナナが特別価格を発表しました。10月から12月20日までの宿泊費を約50ドル下げてくれるそうです。
 
この宿では何といってもジン、ウィスキー、南ア産のワインが飲み放題で夕食前のカナッペも豪華なんです。11月の宿泊費を単純に他と比較した場合、ガバナーズより98ドル安く、リチャードブランソンが所有するマハリ・ムズリより548ドルも安くて、また丘の上の絶景ホテルであるアンガマより748ドルも安いってことになりますね。もっと分かりやすい例として、ムパタサファリクラブより7ドル高いけどビール二本飲んだら元が取れる、と言えます。本物のグランピングを見てみたかった人にとっては絶好のチャンスが訪れましたね。

2019年6月26日水曜日

緑のマサイマラ

今回のマサイマラ行きの目的はずばりヌーの群れがどこまで来ているかを確かめることでした。四月に雨がぜんぜん降らずに心配していたものの、先月くらいから降るようになりました。でも平均よりは雨量が少ないみたいで、空から見ると緑が茂ってはいますがまだ乾いた部分もありました。陸路で行く際の玄関口となるセケナニ・ゲートからヌー探しを開始しましたが、この辺りでは彼らの姿は全く見られませんでした。

2019年6月24日月曜日

舗装が延伸中

中国の助けを借りて全国のインフラを整備中のケニア。最後まで、また何年も放置されてきたマサイマラへ向かう一本道の舗装化がとうとう完成間近となっています。現時点では利用客が最も多いセケナニ・ゲートという公園入口から20キロ手前まで完成しています。その途中で数か所がまだ迂回や工事中ではありますが、ほとんど完成と言っていいでしょう。これまでは悪路6時間を嫌って飛行機で行く人もいましたが、今後は陸路でのアクセスが体力的にも時間的にも楽になります。こんな道路が整ったケニアで4,200ccの排気量を持つランドクルーザーは不要だと私は前から思っていましたし、更にその思いを強くしました。

マサイマラ曇り

ケニアの雨期は今年、遅く始まりました。土砂降りや鉄砲水などのニュースはあまり聞きませんが、曇りがちの天気が続きます。ナイロビからマサイマラへ向かった際の機外の様子はこんな感じでした。薄曇りだと動物たちが午後から早めに動き始めるのでサファリには向いています。

2019年6月23日日曜日

空なのに自由席

マサイマラに向かうプロペラ機は、新幹線でもないのに席は自由となっています。搭乗時、係員が気の利いた人だと幼児やお年寄りがいるグループを先に案内してくれますがほとんど遵守されません。
 
セスナ機だとシート配列は左に1列、右に2列。パイロットの真後ろはドアもなく計器類が丸見えです。外の風景をずっと見ていたい人は早いもの勝ちなので、急いで窓の席をゲットしてください。

2019年6月22日土曜日

ケニア近代化

半年ぶりにマサイマラ行きの国内線に乗りました。マサイマラは1200平方キロの広さを誇り、小型飛行機が着陸できる場所が10以上もあります。航空会社は搭乗者が泊まる宿の最寄りの場所をいくつも経由しつつ数人ずつ降ろしたり拾ったりして行きます。私の今日の行き先はキチュワ・テンボで、その前にマラ・ノースという場所で6人が降りていきました。前回までは色分けされたカードをチェックイン時にもらうだけだったのに、今回はプリントされたチケットも発行されました。保安上の理由かもしれませんが、いろいろケニアもちゃんとしてきているなあ、と感じました。

2019年6月1日土曜日

今日からビニール禁止

ケニアでは昨年から始まったビニール袋の規制。今日から隣国のタンザニアでも始まります。ケニアで導入された直後は詳細について誰も分からず混乱しましたが、タンザニアは政府がちゃんとしたガイドラインを事前に示したのでケニアよりましだと思います。取り締まりのリストからジップロックなど使いまわせるタイプは除外されるそうですし、走行中の車を検査目的で停めることはしないそうです。ドーハの免税店でもらった袋はキリマンジャロ空港にあるごみ箱に捨てて行ったほうが無難です。

http://www.tanzaniaembassy.or.jp/ITEMS/Notice%20to%20travelers%20planning%20to%20visit%20Tanzania%2016.05.2019.pdf

2019年5月15日水曜日

ケニア人対決

サッカーを観る人にとっては来月のチャンピオンズリーグ決勝が一年の締めくくりになりますが、その一発勝負の舞台にケニア人選手がなんと二人も出る予定なのはあまり知られていません。
 
日本代表の吉田の元同僚であったワニャマ選手(スワヒリ語で動物)はスパーズの中盤の底として活躍中で、思いっきりケニア人です。準決勝で足を引きずって途中交代したのが心配です。
 
もう一人は両親がケニア人ではありますがベルギー代表にも名を連ねるオリジ選手。この人は準決勝で2ゴールを挙げて大逆転劇の主役となりました。こちらもほぼケニア人と呼んで差支えないでしょう。前評判ではこちらのリバプールに分があるように言われています。6月1日が楽しみですね!

2019年4月25日木曜日

ケニアの雨期

月曜の晩にケニアで大雨が降りました。窓の外はたたきつけるような雨でした。これで例年より一ヶ月遅いですがやっと雨期が始まったと言えそうです。火曜も長いこと停電でした。地方では道路が冠水して交通が7時間遮断されたり、スラムでは土砂崩れ、家屋倒壊によって数名が亡くなったりしています。少し前からコレラがナイロビを含んだ地域で発生しているので、汚水混入という点からも心配です。

2019年4月19日金曜日

都会のアフリ感③

言わずと知れた日本橋三越のライオン像。帰国中、近所の旅行会社に足を向けたときに立ち寄りました。バロック調なのかムキムキ感が誇張されていました。ケニアに戻ると30年ぶりにひどい旱魃、と騒がれていて、草原のライオン達は大丈夫かと心配になりました。

2019年4月17日水曜日

都会のアフリ感②

日本への一時帰国中、小田急線で見かけた広告です。チーターが昼行性で、視覚を用いて狩りをすることにかけているんですかねぇ。

2019年4月15日月曜日

都会のアフリ感

上野にある科学博物館に帰国中に行ってきました。哺乳類の、特に筋肉とか動き方に焦点を当てた展示らしく、似たようなイベントは5年ぶりだそうです。
 
剥製がずらっと並んだホールは迫力がありました。それ以外の展示内容は子供には難しいと思われます。あと1600円という入場特別料金は高いと感じました。生存競争に日々さらされているアフリカの動物の健康な肉体を見慣れている私からしても、シマウマを始めいくつかの剥製は再現性が高かったです。チーターは本物より太めに作ってありましたけど。

2019年4月12日金曜日

カタールDOHNBO

ドーハでの休憩後、8時発のナイロビ行きの機材はエアバス330でした。ちょっと前まではドリームライナーだったので機内は一層古臭く見えました。閑散期は小型機に切り替えているのかもしれません。
ビールはハイネケンが積んでありました。朝食のメニューは3つ用意されていて、インド風を選んだところホウレン草のコロッケと野菜カレーが美味でした。昔はそれで食事は終了だったと記憶していますが、今回は着陸の一時間前くらいに紙の箱に入ったミートパイが配られました。ナイロビのカフェで食べるよりも美味しくて、これならナイロビについてから夕食までの間も空腹をしのげるのでいいアイディアだと思いました。今後も続けて欲しいものです。

2019年4月11日木曜日

乗り継ぎ@DOH

ドーハでの乗り継ぎはそれほど難しくありません。トランジットの相談に乗ってくれた職員も親切でした。一つのラウンジがプライオリティパスとの提携を始めてくれたので私のような楽天カード会員には朗報となるはず。
実際に入室してみました。夕食はアラブ風の料理が並び、一旦片づけた後で朝食メニューが新規で用意されました。アルコール飲料は少なくて、いちいち係員にお願いして鍵のかかった冷蔵庫から出してもらう仕組みでした。ワインも赤白の一種類ずつしか用意がありませんでした。

2019年4月10日水曜日

カタールHNDDOH③

遠回りさせられる点に加えて、カタール航空では機内食にもがっかりしました。3年前はもう少しマシだったような記憶があるのですが、今回は温かい食事がごっちゃまぜのプレートが一つ、デザートとサラダがそれぞれ一つ。残りの小サイズの器は空か、あるいはパンを入れてごまかしている感じでした。日本線で出てきた臭みの残るビーフの煮物が中でも最低の味付けでした。

2019年4月9日火曜日

カタールHND-DOH②

先日アジアカップで日本を下して優勝したカタール。国としては周辺諸国と断交していて、今回も敵性国の空を飛ばせてもらえないので遠回りをしていました。これは利用者にとってはデメリット以外の何物でもありません。ワールドカップ開催でさらに調子に乗る恐れもあり、仲直りはすぐにはやって来ないと思われます。

カタールHND-DOH

日本への一時帰国が今回はちょうど桜の時期に重なったので季節感のあふれる滞在となりました。
 
カタール航空の羽田線ではエアバス350のダッシュ1000という機材が使われていて最新式だそうです。まだ6機か9機しか所有していないみたいです。映画は結構入っていて、私は万引き家族と空飛ぶタイヤを観ました。グリーンブックは字幕が無かったので後回しにしていたところ、そのうち目的地に着いてしまいました。

2019年3月12日火曜日

エチオピア航空の墜落

日曜日の朝8時にエチオピアの首都からケニアのナイロビへ向かって飛び立ったボーイング機が墜落して全員が亡くなったというニュースは日本でも複数回流れていました。非常に残念なことです。
 
欧米の中ではカナダ国籍の方が多かったみたいです。日本人観光客もエチオピア航空を使ってケニアを訪れる人は増えていますが、幸運なことにこの日は成田ーアジスアベバ間が飛んでいない日だったので日本国籍の人で事故に巻き込まれた人はいませんでした。一日ずれていたら結果は異なっていたはずです。私も乗ったことのある便ですし、日本からつなぐ場合は70分という短いトランジット時間を嫌ってわざと2時間後の10時発を選ぶこともあったので、人の運命について少し考えました。

2019年2月21日木曜日

週五でGO

潰れそうな南ア航空を尻目にアフリカの空で一人勝ちを続けるエチオピア航空。余勢を駆って六月からは日本線を増便して毎週5便にするそうです。イエローカードの問題は残るものの、ケニアとタンザニア、ケニアとザンジバルなど周遊ツアーを作る際には便利な会社です。レジャー、業務渡航の需要が増え続ければいつかデイリー運行になったりして。

2019年2月15日金曜日

小型機の墜落

おととい観光客四名を乗せた小型セスナが墜落してニュースとなりました。出発地はマサイマラの中でもフィグツリーとかエクスプローラーが利用しているオル・キオンボ滑走路。行先はキタレとかトゥルカナ湖とかだったみたいです。
 
地元警察が適当なことを言って運行会社はサファリリンクとされたものの、すぐに訂正が入りました。機材は一緒に亡くなったケニア人パイロットの個人所有だったようです。セスナ206という定員6名の小型機なんかサファリリンクは持っていないので当初から私は疑っていたんですけど。

2019年2月14日木曜日

ブラックパンサー発見

昨年ヒットしたハリウッド映画に絡めて騒がれているのがケニアの黒ヒョウです。アメリカの研究者がカメラトラップを用いて映像で捉えた点が評価されます。
 
場所はケニア山の麓に位置するライキピア郡。ロイサバという宿の近くだそうです。発見されたのは100年ぶりという見出しも躍る一方で、ケニアの新聞ではそんなに珍しいことではないという解説も見られます。しばらくは観光業の間で話題になるかもしれないので100円で買える海賊版でも入手して備えようかと思っています。

2019年2月8日金曜日

ナイロビその後

昨日はサファリリンクという国内線の会社が15周年を迎えたことを祝うパーティに行っていました。外国人の集まるカーニヴォアというレストランだったので料理も美味しくてケニア人は鯨に非ずカバのように飲み物に手を出していました。私も負けずにハイネケンを4本飲んで帰ってきました。
 
さて、あれから時間が経ってしまいましたがナイロビは静かです。2/4に米国が別のテロ計画の恐れについて注意喚起して、日本大使館がそれを完コピするという「事件」はありましたけど。

2019年1月17日木曜日

ケニアの爆発

なぜこのホテルが狙われたのかは推測するしかありません。近くに欧米の大使館も集まっていたから?ホテルとは別にオフィス棟があり人数が多かったから?前回のテロ以来、全てのホテルは警備員と頑丈なゲートを備えるようになっていて狙いやすいターゲットとは考えられていませんでした。もっとスーパー、教会、学校が危ないと考えられていました。
 
犠牲者は24時間後に大統領がスピーチした時点では15名で、後に21名と改められました。米国、英国人が一人ずつ含まれているそうです。現場は今日までに鎮圧されていて検証が行われています。犯人の遺体が全て確認されているのが逃げおおせた者がいるのか、それが発表されるのはずっと後でしょう。政府はこれまでよりも力を入れてテロ対策を行うと宣言しています。

ナイロビのテロ

旅行者の為のブログとしてここは現地から丁寧な情報提供に努めようと思います。
 
テロが起きたのは十五日の15時。犯人は隣国のソマリアに巣くうアル・シャバーブというイスラム過激派のようです。ターゲットになったのはタイ企業のデュシットが世界中で経営する20のホテルのうちのひとつ、D2というデザイナーズホテルでした。政府からは四つ星を与えられていました。幹線道路を挟んだ遠くない場所にもう一つの高級ホテル、ケンピンスキもありました。エリアとしてはビジネス街から徒歩で20分くらい。近くにオーストラリア大使館があり、ホテルと同じ敷地内にオフィス棟があってそこにはジェトロや三井物産も入っていました。地元の報道によると車で乗り付けた後で一人が自爆し、4名が自動小銃を乱射したそうです。

ケニアのテロ

ケニアの首都ナイロビでおとといテロ攻撃がありました。犯行声明を出しているのは五年半前の事件を起こしたのと同じアルシャバーブというソマリアに巣くうイスラム過激派です。
 
Google トレンドを使って調べてみると「ケニア&テロ」という組み合わせで検索した人は15日の15時の時点ではゼロでしたが二時間後には一つのピークを迎え、翌朝9時に最高を記録しています。旅行関係の人が出社して検索をかけたのでしょうか。現場が沈静化した今現在、ピーク時の2~3割くらいしか検索数はありません。ちなみに私は足を向けないエリアだったので無傷であることを報告しておきます。

2019年1月14日月曜日

アンガマ再訪

先月、二年ぶりにマサイマラに広がる草原を180度完璧に見渡すことができるサファリリゾート、アンガマに行ってきました。ランチタイムだったのですがちょうどグルメ雑誌の取材チームをもてなしているところで、いつもは南アにいる営業部長の女性(オーナーの娘)もいたので少し話をすることができました。最近の取組みとして自前のフォトスタジオを構えたことが誇らしい、と言ってました。テントは昔から変わらないのでちょっと古さが目につく部分もありました。

2019年1月10日木曜日

新オロナナ③

改装後のオロナナですが、共有スペースに関して大きく変わったのはこの焚火用のデッキですかね。昔は何も無かった場所に鉄筋で川面まで張り出すように円形の屋外ラウンジを作りました。夜な夜な燃やされる炎に近隣のカバは脅威を感じないのか心配になります。10連休も可能なゴールデン・ウィーク期間はまだ空いてますが5月2と3は残り二部屋みたいです。

2019年1月2日水曜日

新オロナナ②

振り返ると昨年は投稿数が伸びなかったようです。マサイマラにも三度しか行けませんでしたし。本年もよろしくお願いします。
 
オロナナの続きですが、室内の設備で最大の変更はやはりこのバスタブですね。ブラインドを下げるのは可能ですが、カバの棲むマラ川から丸見えです。アメニティは南ア由来の高級な「アフリコロジー」で揃えてあります。エコツアー認定団体から最高のゴールド賞をもらっているオロナナですが毎日最大で28人がバスタブに水を溜め(て捨て)るのはエコなのでしょうか。。