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2020年7月6日月曜日

ゲラダヒヒ@日本

日本で過ごした三ヶ月の間にゲラダヒヒに関する番組を二度観ました。人気が出てきているのでしょうか。
 
一本目は福山雅治さんが現地に行った「ホットスポット」。二本目は昨日のダーウィンが来た。どちらも国営放送でした。
 
あの珍しいサルには現地に行きさえすれば簡単に会えます。でもコロナ禍の現在では成田からエチオピア行きが不定期になっていて、加えて首都のアディスに着いたら二週間の隔離が課せられるので現実的ではありません。コロナが落ち着いた来年くらいには誰でも行けるようになっていることを願います。

2019年12月18日水曜日

アフリカのネズミ

来年の干支であるネズミに関してですが、朝夕のサファリ中に見かけることは少ないものの、私営保護区で許可されているナイトサファリに参加すると草原をぴょんぴょん跳ねながら逃げていくトビウサギになら会えるかもしれません。その移動方法はまさにカンガルーと同じ。アフリカとオーストラリアで起きた平行進化の一例と言えるでしょう。でもネズミ類なのにウサギって和名は本人にとっては迷惑かもね。写真を撮るのは非常に難しく成功したことはありません。

2019年12月17日火曜日

来年の干支

来年は子年ですね。ネズミの仲間は南極を除く全ての大陸に進出しているし、種分化を繁栄の目安にするならば、我々人間よりもずっと地球で成功しているグループと言えます。彼らが武装蜂起して人類に歯向かってきた場合はぼろ負けでしょうね。
 
ネズミ達に共通して見られる特徴は大きな一対の伸び続ける前歯(門歯)、多産であること、体が小型ですばしっこいこと。特に最後の特徴のおかげなのか、サファリ中に彼らを見かけることはまずありません。写真はエチオピアの山の中で出会ったネズミちゃん。オオカミやワシからの攻撃を警戒しているのか、頻繁に背伸びをして周囲を窺っていました。

2018年4月14日土曜日

キリンの国のビール

ビールの話を引っ張ります。
 
アディスアベバの乗継ぎエリアの雰囲気は異様です。無事に自分のフライトに辿り着く前にいくつものトラップが仕掛けられています。戦場のメリークリスマス並みに日本に帰るんだ、という強い気持ちを持って、五感をフル回転させて備えていないと簡単にトラブルに見舞われます。ある人は72時間後にしか来ない代替便の到着までビジネスラウンジで過ごすよう、豊富な食券を手渡されたにせよ、告げられたそうです。私は何度も、延べ数十時間もこの空港で過ごしていますが、未だに降り立つ前に深呼吸します。ドバイやドーハならこんな心配は不要です。
 
ポイントですが、こんなカオスの中の清涼剤となっているのが人口一億の農業国が誇っているビールなのです。こんな中ジョッキで約5ドルです。

2018年2月17日土曜日

アフリカの民主主義

エチオピアで非常事態宣言が出されたみたいですね。少数派による反政府運動を抑え込むためでしょう。せっかく成田から直行便が飛び続けているのに観光業にとっては一進一退です。ユニクロが工場を作るくらいですからビジネスの世界ではケニアを超える知名度を早晩得るでしょう。
 
ここケニアでは弾圧などは少なく言論の自由が地域で最も確立されている反面、野党側がいつでも自由にデモ、暴力的な抗議活動を行えます。観光業に身を置く私にとってはどちらの国を良し、とするかは悩むところです。

2017年12月28日木曜日

ADDでWifi導入

先日トランジットをしたアディスアベバ。弱いけど無料Wifiが使えるようになっていました。ユニクロも工場を建てるほどですから開かれた国になっていかないといけませんね。
 
いまだに残念な点は空港ラウンジを網羅するプライオリティパス社がこの空港に限っては提携してくれていないので、3時間の空き時間は農業大国ならではの美味な生ビールを飲んでやり過ごすほかないことですね。今回は中ジョッキで二杯いただきましたよ。

2017年4月18日火曜日

中公新書「ヒト」

ほぼ同じタイミングで島泰三著「ヒト」を読み終えて、二段落分だけゲラダヒヒが触れられていました。草の根を掘り起こすために指をスコップ状に曲げて地面に突き刺すそうです。知識がなく観察力も低かったので2012年に行った時にはその行動に気づかなかったことが悔やまれます。次はいつ行けるかなぁ。

2017年4月17日月曜日

ゲラダヒヒ@ナショジオ4月号

今月のナショナルジオグラフィック日本版ではエチオピアのゲラダヒヒが特集されているようですね。ウェブ上では一部しか読めないようになっているので私は次の帰国時に本屋で買うしかなさそうです。
 
巻頭の写真に似たものをストックから探してみました。5年前に行ったときの記憶がかなりの精度で甦って来たのは驚きでした。この草が主食の珍しいサルはエチオピア北部のゴンダールという町まで飛行機で飛んで、その先にあるシミエン山脈にだけ棲んでいます。この地域で独立の気運が高まっているのでレベル2の危険度が発出されていることだけが残念です。登山のレポートは以下でもご覧になれます。
 
シミエン国立公園レポート2012年

2017年3月23日木曜日

危険情報:エチオピア

反政府活動の先鋭化を理由に昨年エチオピアの最大の観光地であるゴンダールに対して日本外務省から出された危険情報。町自身は未だにレベル2の「やめてください」ですが、北部のほうは引き下げられたようです。でもみんなの目的は町中にある王家の古城なので、そこに安全宣言を出さない限りは意味ないです。観光復活への第一歩、と見るほかないですね。

2017年1月21日土曜日

ワオ!エチオピアからマダへ

アフリカ最大の航空会社であるエチオピア航空がまたまた就航都市を増やします。今回も得意のシューサン(毎週火木土)で細々スタートして採算が取れたら増便するつもりなのでしょう。その行き先はマダガスカルで、初便は3月28日から。ノンストップ便でもあることだし日本からの旅行者にはうれしいニュースとなります。いっそボロボロのマダガスカル航空を子会社化して国内線も管理して欲しいものです。

2016年10月12日水曜日

エチオピア非常事態

今週末に耳にしていたのですが、外務省のサイトでも本日づけで言及されているのはエチオピアで出された非常事態宣言についてです。反政府運動が過激化しているらしく、理由無しに逮捕、捜索、ネットの停止を行う準備があるそうです。そんな国には遊びに行きたくないと思うのは普通の感覚だと思いますが、一方でフランス全土にも同様の宣言が出されている事実を考えると最後は個人レベルで行くか行かないかを判断するほかないのかもしれません。

海外安全HP|エチオピア

2016年10月2日日曜日

エチオピアの空港移転計画

さすが国営航空はスケールがでかいですね。2030年までの利用客の増加に耐えうる大きさの空港を新たにアジスアベバのどこかに建設する計画があるそうです。フランスのコンサル会社から来週あたりに結果が発表されるそうで、お金は中国系の開発銀行から借りるそうです。現在のところエチオピア自体に入国する人は全体のわずか3割だそうで、ドバイみたいな発展の仕方を希望しているのでしょうか。

2016年9月24日土曜日

エチオピア危険レベル2

市街地で起きるデモや弾圧に巻き込まれる危険性を外務省は自国民のために心配しているようですね。4年前はこんなに平穏だったのですが。
 
エチオピアで見られるこの問題は政府と少数派民族との間の対立なので、方向性によってはシリアほどではないですがトルコかチベットみたいになるかもしれません。危険度下げます、と宣言できるような状況が訪れるのは政府が完璧に不満を抑えつけたケースか、または被抑圧側が納得できる合意がなされるかのどちらかでしょうけど、どっちも難しそうです。ケニアのスラムに発出されている危険の種類は一般犯罪の多さと貧困ですから政策によっては解消できる可能性がより高くエチオピアよりましだと思います。

2016年9月23日金曜日

エチオピア危険

先日、日本の外務省から出された「ゴンダールやラリベラには用事がない限り行かないで下さい」というコメントには驚かされました。旅行の取りやめまたは取扱いの中止が予想されます。
 
そういえばオリンピックの男子マラソンで銀メダルを獲得したリレサ選手が手錠をかけられたポーズで抗議しながらゴールするという事件がありましたが、ここにつながっていたんですね。統計の取り方にもよりますが90人から400人が政府によって抗議活動中に殺されたらしいです。ナイロビのスラム街とこの美しい城跡が残るゴンダールが同程度に危険(どちらも危険レベル2)だとは信じがたいです。

2016年1月21日木曜日

山羊VSライオン

今週からルワンダを開催国として始まっているサッカーのアフリカ選手権。スポーツバーに行ったらたまたまエチオピア対カメルーンの最中でした。
 
結果としてはスリムな選手ばかりのエチオピアが健闘してドローに持ち込みました。ナショナルチームの愛称にもなっている山羊が見せる力強いヘディングは見られませんでしたけど。

2015年12月24日木曜日

申年INアフリカ

アフリカはユーラシア大陸と並んで50種以上のサルの仲間を抱えるそうですから来年の干支についてコメントする資格があるかなと思います。
 
エチオピアの高地、特に豹がやって来ないような崖に暮らすゲラダヒヒは首都からのアクセスが簡単とは言えないものの一度会ったら忘れられない存在になります。お尻を地面につけて地面の葉っぱを手でつかんで口に運ぶのが基本の食事作法なので、コミュニケーションをその他の忙しくない器官、つまり顔の表情に頼っています。なので年賀状などにもってこいの擬人的な表情が豊富に撮れるのです。

2015年3月20日金曜日

多角化?

エチオピアと言えば、先日機外を見つめていたらドイツの有名スポーツブランドと同じロゴをつけたサービス車両に気づいたんです。
 
赤と緑のカラーリングでネコ科の動物のシルエットと共にPumaって書いてある。まさか本業が傾いて燃料運搬車をいすゞトラックを使うことで凌いでいるのかと不安になり、後で本家のロゴをチェックしたらピューマの左右が逆になっていることが分かりました。これも謎の多い国エチオピアの魅力の一面だと考えることにしました。

2015年2月17日火曜日

汚名返上

天使ならぬ白衣のおばちゃんの狙いは「黄熱病汚染国からの入国者がイエローカードを所持しているかどうか」だけで悪気はないはずですが、日本人旅行者にとっては迷惑な存在となります。
 
なぜなら彼らは非汚染国の日本から汚染国のエチオピアに着陸したのは事実ですが空港内に3時間留まっただけで入国もしていないのに、エチオピア航空に乗っていたというだけで係員から取り調べを受けることになるのですから。もしおばちゃんにつかまったらはっきりと英語で乗り継ぎだけだった、と説明する必要があります。

2014年10月18日土曜日

レッドカード

思い返せばトランジットで3時間エチオピアの空港にいただけで「黄熱病汚染国に滞在した」とみなされるってことが分かった時がケチのつき始めでした。イエローカードが必要なパッケージツアーは日本では参加者が極端に減るらしいのです。
 
タンザニアもケニアも自身が汚染国に指定されているのだから、なんで隣国のエチオピアからの入国のハードルを上げるようなこと言うのでしょうね。
 
※シミエン国立公園の登山道にて

2014年10月17日金曜日

夢失速

個人的に期待していたエチオピア航空は二度目の延期を発表し、新たな就航日は来年の4月21日になりました。原因をエボラにしています。
 
同時に良いニュースとして、全日空(中国語では一日中空席って意味にも取れるらしい)が予想以上にETに肩入れし、コードシェア便として多くの便を扱うとも聞いています。次回はナイロビ―アディスーバンコクー(ANA)-羽田というルートで日本に行こうかな。