2020年7月8日水曜日

ケニアの空港再開

三月末から運用停止措置が取られていたケニアの空港ですが、月曜日の大統領演説によると7/15より国内線を皮切りに再開されるそうです。ナイロビに出されていた移動禁止令は既に解除になりましたので、ナイロビからプロペラ機でマサイマラへ遊びに行くことが可能となります。国際線の到着は8/1から予定されていて、隣国タンザニアにはすでに就航しているカタールやエチオピア航空が最初に復活するのではないかと予想しています。航空会社の発表が待ち遠しいです!

2020年7月6日月曜日

ゲラダヒヒ@日本

日本で過ごした三ヶ月の間にゲラダヒヒに関する番組を二度観ました。人気が出てきているのでしょうか。
 
一本目は福山雅治さんが現地に行った「ホットスポット」。二本目は昨日のダーウィンが来た。どちらも国営放送でした。
 
あの珍しいサルには現地に行きさえすれば簡単に会えます。でもコロナ禍の現在では成田からエチオピア行きが不定期になっていて、加えて首都のアディスに着いたら二週間の隔離が課せられるので現実的ではありません。コロナが落ち着いた来年くらいには誰でも行けるようになっていることを願います。

2020年7月5日日曜日

サーバル@日本

ケニアから退避してきて日本で暮らしていてもサファリっぽいネタは結構ニュースなどで目にします。先日は、まだ発見されていないようですが、静岡で飼育下にあったサーバルが脱走したって聞きました。飛翔中の鳥さえゲットできるような跳躍力を持つらしいですが、どうやって飼っていたのでしょうか。特定動物に指定されているので個体そのものの金額や施設も高額だったでしょう。ケニアに行って本物を見るほうが健康的でしょうが、飼育ならではの魅力もあるはずですし、とにかく猫ちゃんの一日も早い保護を願っています。

2020年6月4日木曜日

日本のロンゴノット山

函館郊外にある大沼国定公園には噴火によってできた駒ヶ岳という山がありますが、その形はケニアにある二千メートル級のロンゴノット山とそっくりです。大沼の方は登山は禁止のようですが、ケニアのほうは可能で、また火口原を一周するお鉢周りにトライする人もいます。途中でバッファローに合わないよう、登山口では武装したレンジャーを雇い入れる必要があります。

2020年6月3日水曜日

ケニアのライラック

マサイマラなどで見られるライラックニシブッポウソウは飛翔時の翼裏面に現れる瑠璃色が印象に残りますが、英名にもあるように喉から胸にかけてのライラック色も特徴的です。ヨーロッパではライラックはこのような薄紫色の花を咲かせるみたいです。先日私が函館で見たライラックはアジア地域に分布する別種で、だから色が白っぽかったのだと検索の結果、知りました。またフランス語ではリラと呼ばれることも学べてよかったです。

2020年6月2日火曜日

おうちサファリ@函館

報告が遅くなりましたが、4月からコロナ疎開を目的に日本に戻っています。来週月曜にはケニア航空が二ヶ月半ぶりにナイロビへの運行を再開することもあり、帰国中に目に留まった「サファリネタ」を整理してみようと思います。
 
一発目は函館で目にしたライラック。当地では春先に咲くことから人々の気分を明るくしてくれるお花でもあります。この花の名を冠した鳥がケニアの国鳥になっていることをどのくらいの人が知っているでしょうか。私の場合、鳥の方は知っていたもののその花を意識して見たのは初めてで、いい経験となりました。

2020年4月21日火曜日

カタール航空頑張る

こんな状況にも関わらずカタール航空はドーハ・成田間を通常運行してくれています。おかげで先日のケニアから退避した邦人は無事に日本まで乗り継げました。
 
機材は最新のエアバス350です。コクピットの周りの狸みたいな黒塗り部分が印象的。コロナ禍が終結して昔のようにケニアへ向かう観光客の半分がカタールを使うような状況が早く戻ってきて欲しいものです。

2020年4月11日土曜日

ドーハのラウンジ解禁

しばらく前にドーハの空港にあるラウンジの一つがプライオリティパスの会員でも利用できるようにはなっていたのですが、今回そのアルマハ・ラウンジに行くチャンスを得ました。
 
ドーハの空港はドバイに比べて小さいですからアクセスも容易。エレベーターで二階に進んで入室するとコロナの影響でガラガラでした。シャワーは無料でタオルも備え付けてありました。アルコール類はハイネケンとグラスワイン、食事は軽食中心のバイキングでした。ちょっとウィルスが怖かったですけど。二年後のワールドカップ開催中ならこの場所は超ごった返すはずです。

2020年4月3日金曜日

コロナの原因

英語のニュースですがコロナウィルスの発生源はセンザンコウという動物かもしれないそうです。東南アジアからインド、アフリカにかけて見られる、全身がひし形の鱗で覆われている動物です。アルマジロのように外敵に襲われるとボール状に丸まって防御します。
 
ケニアやタンザニアでは草原やサンブルのような潅木地に暮らすグラウンド・パンゴリン(英名)がいるそうです。しかし昼間は穴に隠れているので長年ドライバーをやっている人でも見たことのある人は少ないそうです。ある図鑑にはタンザニアのンドトゥからセレンゲティのナアビ・ヒルまでの間のエリアで遭遇する確率が高いと書いてありますが、ナイトサファリか日の出前に車を出さないと会えないでしょう。無論、私も出会ったことはありません。

2020年3月26日木曜日

全世界レベル2

外務省が発信する危険情報には過去14年間振り回されてきました。2008年の1月には選挙で荒れたからと言って全土がレベル2になって観光業が壊滅しました。
 
数ヶ月後にはレベル1の「十分注意」に下がったものの、2014年の9月に今度はエボラとテロの脅威を合わせ技に使って再びレベル2。旅行中の人がたくさんいたので安心してもらうのに苦労した覚えがあります。
 
ここへ来てコロナを理由として全世界で危険レベルが2になるそうです。世界のどこにも不要不急の用事が無い限り出かけるな、というお触れです。ケニアはすでに国際線の全てが停止しているので影響はないですが、台湾とかニュージーランドとか比較的感染者の少ない国でぎりぎり飛行機が運行しているような土地にもお上は行って欲しくないようです。日本の観光業界にとっては死刑宣告となりました。

2020年3月25日水曜日

ケニアはロックダウン

本日を持って全ての航空便は停止しました。国力の小さいケニアなので経済活動をストップさせてまでウィルスの蔓延を防ぐ必要があるのだろうか、と思ってしまいます。病気そのものよりも失職者が増えて治安が悪化することを私はより恐れています。国立公園の収入もほとんどゼロなのでレンジャーだった人が首になった後で密猟に手を染めるのも怖いです。レストランも全て閉店。サファリリンクの待合室でジェノベーゼのペンネを次に食べられるのはいつになるのでしょう。。

2020年3月21日土曜日

ケニア入国禁止中

コロナウィルスの問題を受けてケニアも観光客の受け入れを18日の零時から停止しました。道路も空港も閑散としていますが青空は広がっています。
 
今回の措置は30日続けるそうなので、来月中旬には解除か継続かがはっきりします。中国や日本の対応から学ぶ時間があったらしく、19時半以降のバーの閉店や公共バスで一席ずつ空席を作る、など斬新な対策が実っているのか、いまだに感染者は7名です。すぐにとは言えませんが6月くらいならサファリは再開できると思うので、先のことでも気になる場合はお気軽にご相談ください。

2020年3月15日日曜日

ケニア入国禁止予定

ケニア政府のコロナ対策について週末にいろいろあり過ぎて、どこから始めていいか迷います。
 
まず本日日曜15日の夕方に大統領がテレビを通じて発表した内容を要約すると、国内の感染者が3人に増えた、また感染国からの旅行者を禁じる、あと全国の学校を休業とする、ということでした。ただ入国制限については48時間以内に実施するようなことも言ったので、在ケニア日本大使館の見解が出るのを待ってみようと思います。
 
金曜には初の感染者が出て、その女性は米国発ロンドン経由で帰国したケニア人という報道が行われました。濃厚接触者を中心に22人を隔離して検査中ということでした。

土曜に二名の日本人旅行者をナイロビでお迎えしたのですが、入国手続きはスムーズで嫌がらせや特別な質問・検査は無かったと聞いたので、安心していた矢先でした。旅行を控えている人は推移を注視してください。

2020年3月5日木曜日

ケニアはコロナ零

隣国ウガンダだけでなくインドでも日本人お断りの看板が掲げられたようですね。ここケニアでは、在ケニア日本大使館が調べてくれたのですが、特定の国や経由地の人を差別するような対応はしていません。今のところ日本人は自由に遊びに来ていただけます。一方、昨日書いたように誤解が原因でアジア人への冷たい目が存在することも事実ですので、サファリ旅行で訪れた際にはあちらの心情を尊重し、スラムを訪れたり乗合いバスに乗るとか目立った行動は自粛するようお願いしておきます。

2020年3月4日水曜日

中国から239人

先週の水曜日に中国南部の広州から到着したフライトがケニアで問題になっています。南方航空はコロナの発生後に運休していたのですが、週一便で再開することを決め、その初便が2/26でした。239人が乗っていたそうです。
 
空港では対策や準備が不十分だったようで、それを見かねたケニア人スタッフが携帯で動画を撮って拡散したところ国会でも議論される大問題に発展しました。過激論者は全員を中国へ送り帰せとか、軍の施設で隔離しろ、とか騒いでいますので、しばらくは世論に注意したいと思います。

2020年2月14日金曜日

マサイマラまで全面開通

私がケニアに住み始めて13年。初めてのことが起きました。ケニアのサファリ日程で最悪の道路状況と言われ続けていたナロック~マサイマラの区間がとうとう全て舗装化されました。いわゆる中国による債務の罠、の一部である恐れはありますが、便利になった道路を使わない理由はありません。陸路でマサイマラへ向かう旅行者にとっては疲れと時間の大幅な軽減につながり、朗報と言って良いでしょう。一日あたり数百ドルも払ってランドクルーザーを借りる理由がまた一つ消失したように思います。そもそもランクル化を進めているのはある政治家だけ、という話が現地では広く知られていますし。

2020年2月10日月曜日

南アフリカ撤退

昨年からスト、運休が頻発していた南アフリカ航空ですが、正式に今月末で香港までのフライトを止めると発表したようです。パンフレットを印刷していた旅行会社には大打撃でしょうし、今後はどこを経由して日本人は南アに行けばいいのか。。もっとも1000人を超える南ア在住の日本人社会の中ではずっと前から南ア航空を帰省時に使うという人は少なく、状況が許すならキャセイを選ぶという意見が大半だったみたいですから住んでいる人への影響は少ないと思われます。

2020年2月7日金曜日

バッタはまだ

日本のクルーズ船の話は怖いですね。アフリカでは感染者はまだ見つかっていません。国際空港及びマサイマラなどに飛ぶ時に使うウィルソン空港では水際作戦(体温チェック、連絡先提出)が取られています。10年に一度くらい大量発生するバッタの大群もニュースにはなっていますが、普通の人がサファリを行うケニア南部にはまだやってきていません。先週、道路脇で一匹見つけたので踏みつぶしておきました。役に立ったかもしれません。

2020年2月3日月曜日

タレック川決壊

シンバ、フィグ、ティピリクワニなどの目の前を流れているタレック川の堤が先週決壊しました。最も被害を受けたのはマラ・レジャーキャンプとイルケリアニで、後者は特に今日からの閉館が発表されました。彼らによるとこんな雨が降るのは30年振りだとのこと。現地の人はみんなで力を合わせて乗り切ろうとしていますので応援してください。

2020年2月2日日曜日

満を持したジリス

先日行ったアンボセリでジリスの写真がやっと撮れました。宿泊したTawiロッジのプールサイドと展望デッキの近くで二匹が追っかけっこをしていました。子年は新たなサイクルの始まり、明るい未来への第一歩らしいので、この勢いで一年を過ごして行きたいと思います。

2020年2月1日土曜日

アンボセリに大量フラミンゴ

アンボセリから自宅に戻ってきましたが、フラミンゴの多さにはびっくりしました。数年前から見かけるようにはなったのですがその頃は限られた湿地の道路から離れた奥の方に固まっていたので観察は難しかったのですが、今回は水面が広がったせいかフラミンゴの近くまで車で近づけるようになりました。写真はクチバシの付け根から本当にリップスティックみたいにピンク色をしているオオフラミンゴの親子。幼鳥も複数見られたってことはどこかケニア内で繁殖しているのかな?

2020年1月25日土曜日

サファリLive@アンボセリ

金曜日からアンボセリに来ています。クリスマス直後に起きた大雨と洪水の被害調査が主な目的です。
 
結論から言いますと、水害の爪痕はいたるところに残っていて普段通りのサファリはできないものの、復旧作業は進んでいるし、やはりキリマンジャロの迫力はここでしか味わえないので旅行を取りやめたり旅程からアンボセリを外す必要は無いと思われます。今日はキマナ・ゲートの近くでチーターの兄弟に出会いましたし。通常は通れる区間が水没していたりするのでいつもより移動に時間がかかることは覚えていたほうがいいです。

2020年1月23日木曜日

アンボセリ滑走路!再開

クリスマス直後に水没してから閉鎖されていたアンボセリ国立公園の滑走路が復活するそうです。
野生動物管理局が雑多な情報発信に用いているツイッターで真っ先に発表されました。来月初めに友人が利用するので再開を待ち望んでいましたが、ようやくこぎつけたようです。ケニア、結構やるじゃない!

https://twitter.com/kwskenya

2020年1月2日木曜日

ケニアの年始

ケニアでは元旦こそギリギリ休日ですが二日より日常が戻ります。周囲の人に聞くとクリスマスで出費がかさんだから特に新年だからといって祝う余裕はない、という意見が多いです。かくいう私もボクシング・デイからこっち、働き詰めです。水害が収束しつつあることが心の安寧につながっています。
※近所のバーで飲めるハイネケンの小瓶(約360円)

2020年1月1日水曜日

カーニバルレストラン

ケニアに来る観光客の大半が帰る前に立ち寄るカーニヴォア・レストラン。毎年大みそかには年越しパーティが開かれるので、365日のうち元旦の一日だけ、掃除をするのか、休業します。2020年をナイロビで迎え、今年は投稿数を平年並みに戻そうと意気込んでいます。本年もよろしくお願いします。
※レストランにいつもたむろしている猫