演説の後半は最も世間を揺るがした「汚職摘発への決心」にあてられました。これまでも様々な贈収賄に手を染める国会議員達に警句は発せられてきましたが今回の本気度はすさまじく、火曜に175人の名簿を国会に提出してリストアップされた議員、大臣、官公庁のトップは即刻身を引くか停職扱いにする、という発表でした。
ケニアの社会から汚職が減るとテロリストは減り(ウェストゲート事件の首謀者が包囲されたとき賄賂を受け取った刑事は逃がしてやったそうです)、治安は改善して旅行者が戻って来るし、公共サービスやインフラ整備の効率が良くなってサファリ旅行の移動コストがリーズナブルになり、ゾウやサイの密猟は減少するし(ほぼ全ての密猟は管理側の密通者が絡んでいる)、いいことばっかり起きるんです。ケニャッタさんを今度見かけたら肩をたたいて元気づけようと思っています。
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