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2015年3月23日月曜日

28の減便↘

アフリカでまた利用者の利便性を無視する施策が強行されました。タンザニアの空港管理会社が政府の意向を汲んだのでしょう、ケニア航空の就航を現行の週42便から14便に減らすそうです。新聞のコラムにもありましたが国営の航空会社を持たないタンザニアがそういう強硬措置を取る理由が理解できません。
 
アフリカ全土でオープンスカイを目指す合意はできているのですが、実際に各国政府は発着枠を交渉上の武器として利用し自らの言い分を通すためだけに使っているように映ります。観光客が割安にアフリカを旅行できるようになる日がまた遠のきました。

2015年3月11日水曜日

そっちが譲れヨ

意地の張り合いになってきて観光客の利便性がそっちのけになっているケニア/タンザニアの国境問題ですが、再来週の金曜にアルーシャにて二国間の話し合いがもたれるそうです。合意に至らない場合はこれまでどおりにナマンガにて車とドライバーの交代が継続されます。例外的にアフリカの官僚が長期的視野に立ってリーダーシップを今回発揮したならば、ケニアで登録された車とガイドがキリマンジャロ空港でお客様を出迎えることができるようになります。エボラで瀕死の旅行産業にとってのカンフル剤になる可能性があると私は考えているので行く末に注目していきます。

2015年2月25日水曜日

ウ・ケ・ル包囲網↘

タンザニアは東アフリカ共同体の一員にも関わらず各セクターの統合プロセスにおいて度々強情さを示してきました。まだ見ぬ世界に対して恐れを抱くのは理解できるのですが。。
 
日本のサファリ愛好者のみなさんの利便性を考えた時に、最も歓迎される新政策はケニアとタンザニアの両国を訪れても50ドルで済むビザの販売だと思います。加えてマサイマラとセレンゲティの間にあるサンドリバー・公園ゲートの開放もインパクトあります。お客はどんどん来るでしょう。タンザニア側からの一方通行でもいいからオープンして欲しいです。今年10月の大統領選挙でもし野党が公約したなら絶対投票しますよ!(投票権ありませんが)

三国同盟↗

昨年2月に導入されたケニア、ルワンダ、ウガンダの三ヶ国をカバーする周遊ビザ。観光客の利便性向上が図られると官僚達は自信満々でしたがフタを開けてみるとたった1560件しか売れなかったそうです。
 
そもそもついでだからと行って3国を巡る人は少ないでしょうし、別々に買うと150ドルのところが100ドルになるだけで、値段のメリットよりも申請の手間が省ける点だけが魅力のように映ります。うまく運用すれば悪いニュースだらけのアフリカ旅行において数少ない追い風になりますから期待しながら見守りたいと思います。