2012年6月1日金曜日

パリ1時間

パリでのトランジットが6時間ありました。体調も良かったのでAFが運行するシャンゼリゼ行きバスに乗って6時に空港を出発、45分後には凱旋門に着いていました。

11時のKQに乗らないといけないので正味1時間の観光でしたが無理した価値がありました。パリの街並みからはギロチン台、ルイヴィトン、ジダンとつながる歴史を感じました。早足で歩いても30分ではどこにも到達しませんでした。オベリスクが遠くに見えて、その奥がルーブルでしょ?銀座4丁目と偉い違いですね。また来たいけど観光要素が多すぎてちょっとためらうのも事実。ぶらぶらするには私にはアフリカくらいがちょうどいいかなと感じました。

AF: NRT/CDG

約一ヶ月の日本滞在を振り返ると、よかったのはやっぱり食べ物。寿司とか鰻とか味噌ラーメンの味はしばらく忘れないでしょう。

逆に「外国からの観光客」と化している私の視点から奇異に映ったのは自転車の多さとマナーの悪さ。何度もひかれそうになりました。あと駅構内を全力で走るサラリーマン。怪我するだろうが!アホ。

復路は私的には初めて乗るエールフランス。古い感じの機材で読書灯も点かないし。。でも12時間の飛行にも関わらず疲れはあまり残りませんでした。

2012年5月18日金曜日

グリーンスワン

スワヒリ語のサファリは「旅」を意味するので厳密には場違いなネタではありませんが、個人的な用事で函館に向かいました。

新幹線は途中までで、その先の函館まではなぜか緑色をした特急白鳥号を利用します。旅先でのBGMにこだわる私のイヤホンから聞こえるのはもちろん三遊亭白鳥さんの落語です。短い滞在ですがうまいものをいっぱい食べて来ようと思っています。

2012年5月15日火曜日

KL:AMS/NRT

報告が遅くなりました。現在、日本に帰国中です。

春はヨーロッパ線が安いようで今回はアムステルダム経由にしました。あの空港はコンパクトでなかなかいいですね。ミッフィーちゃんがオランダ出身とは知りませんでした。

29日に日本を発ちます。復路はパリ経由のAFです。海外で買うとこういう組み合わせが可能なのが面白いですね。

2012年4月6日金曜日

復活ケニア祭

ケニアは今日からイースター休暇。復活祭ともいうんでしょうか。

5年前に計画的虐殺を行った疑いのある4人のケニア人が今後一年以上に渡って国際法廷にて裁かれます。その裁判官のひとりに日本人が選ばれたという事実はあまり日本では知られていないでしょう。

橋やダムを作ってあげてから数年ですっかり忘れられるODAよりも、日本がケニアに対してできるもっと大きな貢献が今回の指名だと個人的には思います。頑張れ日本。罪人をしっかり裁いて1300人以上と言われる死者の魂を弔おう!

2012年3月12日月曜日

逃げる猿

この前ナイロビ国立公園に行ってきました。大物はライオン3頭@薮の中ってだけで不発でしたが、その他に珍しいシーンに出会うことができたのでまあ満足です。

こちらはピクニックサイトで車上荒らしをするバブーン。ビスケットを左手と口にくわえて逃げ去る瞬間です。ドライバーも見送るしかありません。


この事件の直前にこのオスは私達のテーブルにのしのしやってきてバターたっぷりのビスケットを選んで持ち去りました。悔しくてこいつの背中を手提げ袋で思いっきり2回叩きましたがびくともしませんでした。筋肉によって跳ね返される感じさえありました。頼りがいのある背中だなぁと思った次第です。

2012年2月27日月曜日

毎時3発

ハネムーン中は飲まず食わずで2、30分に一回の割合で交尾を繰り返すというライオン。理由は受精率が他の動物に比べてかなり低いからで2割程度だそうです。

一回の交尾は5秒ほどで雄は雌のうなじに噛みつきながら行います。交尾後は雌が雄の横っ面をはたくことも吠えて追っ払うこともよくあります。ぱっと離れた後はお互い地面にごろんと横たわって休憩している風に見えます。ロマンチックさとは無縁のようです。

蜜月ライオン

雄は発情期に入った雌をプライドから連れ出して数日間ふたりっきりになります。これがいわゆるライオンのハネムーンです。

一度は兄弟で協力してプライドを奪ったものの、メスを巡る争いは激しく時には殺し合いに発展することもあるそうです。この辺はやはり百獣の王にふさわしい凶暴さです。

2012年2月26日日曜日

しかめっ面

ライオンに決まった繁殖期はありませんので赤ちゃんを見るチャンスがいつでもあります。

相手の体調、成熟度を調べるために行われるのがフレーメンと呼ばれる行動で、写真のようにひどい顔をしながら上あごの裏にある器官を外気にさらして空気中のフェロモン物質を探知します。人間以外のほとんどの動物はフレーメンをするみたいです。確かに私はしたことありません。

メスは4年くらいで性成熟するそうです。雄は3年くらいで大人になりますが他の雄などの存在により交尾したり父親になれるかどうかは全く別の問題となります。

ライオン式スプレー

 犬がするようにライオンも、特に雄ですが、テリトリーを示すためにおしっこを使います。噴射する場所を決めるとその前に顔をすりつける行動がよく見られます。高さは1mくらいのヤブが好まれるみたいです。30~40度の角度で数メートルくらい飛ばします。



左の写真はンゴロンゴロ、サファリカーにおしっこを引っかけている雄です。やはり高さ1mくらいの場所を狙っています。

またイエネコのようにおしっこをした後で地面をかき混ぜることもします。ただ後ろ足で行うのが飼い猫と違う点です。

ライオンの叫び

社会生活を営むライオンですから他個体とのコミュニケーションは朝晩問わずに常に行われています。

遠距離で「通話」する方法のひとつが遠吠えです。ドスの効いた長いものから短いものまで様々で、多いのは日の出か日没直後です。また獲物が多い時期で外部からの侵入者を追い払いときにも使うそうです。

写真はバッファローを食べているときに怒った別のバッファローが攻撃してきたので一発かましたところです。つばきが飛び散る大迫力でした。最初何の音か分からず雷かエンジン音かと思ったくらいです。

2012年2月23日木曜日

一匹獅子

何にでも例外はあるもんで、プライドに属さない時期も長い一生(平均12年!)にはあるでしょうし、また属さないまま一生を終えるライオンもいます。

新しいボスを迎えたプライドからは若雄はとっとと追い出されます。殺されるよりましだからです。放浪をしながら兄弟で助け合って力を蓄え、いつかどっかのプライドを強奪する日を夢見ながらの日々。サファリ中に複数の雄ライオンが歩いているのを見かけたら心中を察してあげてください。

雌雄を決す

 プライドの中に複数のオスを見かけたならそれらは兄弟だと仮定して差し支えありません。プライドを乗っ取る際に協力して本来のオスをボコボコにしたのでしょう。

プライド内のメス同士は姉妹か親子に違いありません。子殺しを企む侵入者を追い払ったり赤ちゃんを保育園的に協力して育てたりする相互利益があるからです。

またプライド形成に雄は必要条件ではないようで、チョベなど餌が豊富な場所では「オスなしプライド」も存在するそうです。ライオンの世界も人間と同じで男性の肩身は狭くなる一方のようで。。

プライドあります

猫なのに群れで暮らすのはライオンくらいなもんでしょう。

ひとつの群れはプライドという単位で呼ばれ、その構成員はメスと血縁の子供です。オスは外からやってきてメスをプライドごと乗っ取ったり逆に失ったりを繰り返します。一説には平均でオスがプライドを所有できる期間は半年ほどだとか。命がけの喧嘩をしかけてうまく天下を取ったとしても日本の首相並みの短命政権だとは割が合わないですね。人間で良かったと感じる瞬間です。

2012年2月21日火曜日

ブチライオン

ライオンの赤ちゃんの目の色は最初は青からグレーをしています。大きくなるにつれ黄色へと変わっていきます。

赤ちゃんの頃は下半身にスポットが目立ちますがこれも大きくなるうちに薄くなるか消えてしまいます。ライオンの祖先はもともとヒョウのような樹上性のネコだったのでしょうね。

分類学的にもライオンはヒョウやトラと同じPanthera属に組み入れられています。チーターは別属でちょっと門外漢。どっかの洋画の始まりみたいにガオーッと咆哮する猫は実は少数派なんです。

白獅子

 ライオンはカメラで撮るだけでなくじっくり観察しても面白いのが百獣の王たる所以です。今日はあなたの目の前にいるライオン様の気分や行動の理由を嗅ぎとるためのヒントを少しだけご紹介します。次回のサファリできっと役立つはず。

ライオンは鼻と上あごに広がるひげのスポットが個体によってみな異なるそうで、識別に使っている研究者もいるそうです。大半は4から5列で左右に広がっています。

体色は生息環境によって濃い、薄いの違いはありますが、南アのクルーガーには白っぽい個体が多いそうです。アルビノでは無い証拠に眼は普通の金色から黄色をしているようです。

2012年2月19日日曜日

猫ざんまい

家のテレビには衛星放送が入れてありまして、その中のひとつ、ナショジオWILDというチャンネルでは土日に渡ってゴールデンウィークならぬ大型ネコ科動物ウィークが開催されておりました。まぁ単にライオンとかヒョウとかの番組を新旧あわせて流し続けるってだけですが。。

ネコ派であることを隠そうともしない私ですが、さすがに3本、つまり3時間ぶっつづけでいろんな巨大猫が牛などを生きたまま食らう姿を見せられますと、逆にイエネコが恋しくなりました。あの小ささ、おとなしさ、毛の柔らかさがヒトにはちょうどいいんですね。こないだライオンなでた時なんかタワシみたいでしたもん。

2012年2月18日土曜日

象に銃弾

物騒なタイトルでしたがサッカーの話です。先日幕を閉じたアフリカ選手権の決勝は、エレファンツことコートジボアールVS銅メッキの銃弾ことザンビアでした。

大方の予想に反して銅しか産出しない貧乏なザンビアがPK戦まで持ち込んで、最後は競り勝ったのです。数年前に訪れた時からそれほど変わってないであろうルサカの町は大変な騒ぎになったそうです。93年に代表チームが飛行機事故で全員亡くなった悲劇を乗り越えての初優勝ですから、なでしこJAPANに匹敵するドラマが開催地の赤道ギニアで生まれました。

2012年2月6日月曜日

黄金ジャッカル

答え:

セグロ、キンイロ、ヨコスジの3種です。ケニアではこの並びの順で見やすいと思います。写真はひどいですが、ンゴロンゴロのキンイロ。やはり柴犬よりでかかったです。セグロはいつも何かくわえて運んでいる場面が多いです。肉だったりカメだったり。

2012年2月4日土曜日

ジャコルズ



問い:東アフリカで見られるジャッカルを3種あげよ


※写真はンゴロンゴロ内にある湧水池

2012年2月3日金曜日

エチオピアの星

エアー関係3連発です。こちらは恩恵にあずかれる読者は少ないかもしれませんが私には嬉しいニュースです。なんとエチオピア航空(ET)がスターアライアンスに入会を「許され」ました!

つまりうちの近所を飛ぶエジプト航空、トルコ航空、ETの全てが同じグループに入ったんですね。これでマイルが貯めやすくなるというものです。

ちなみにETは香港までしか来ていませんので無理やり日本から乗るならこうなります。依然マニア向けですけど。。

成田-ANAなどで香港(S/O)-アジスアベバ-ナイロビ

ケニアへGO

もう少しだけ景気のいい話が続きます。

マンチェスターシティのスポンサーで知られるエティハド航空が4月から路線をケニアまで伸ばします。つまり成田-アブダビ-ナイロビという感じで乗り継げるのです。

続いて6月には大韓航空がわずかに週3便ですがナイロビへ就航します。福岡-ソウル-ナイロビって感じなので特に地方出発の方には朗報ですね。

どちらも就航直後にはお得な値段が出るのが常ですから一度トライしてみてはいかがでしょうか。

5.9%アップ

2月も3日だというのに投稿ゼロでは自分に対して3点のビハインド!という気分で盛り返して行きたいと思います。

舌を噛みそうな国際航空運送協会(IATA)によりますと、2011年の合計運送量は旅客、貨物合わせると昨年より5.9%の増加だそうです。ユーロ不安やフクシマによる落ち込みを、途上国の押し上げが支えたのでしょう。

そして昨年ケニアに来ていただいたスクリーンの前のみなさん、もちろんみなさんの数もカウントされております。この場を借りて改めてお礼申し上げます。ありがとうございました!

2012年1月29日日曜日

キリマン機材



最高22,000フィートまで上昇するので飛行機もちょっと特別でした。見かけは普通のセスナ機で、パイロットが2名。乗客は12名まで。






12,000フィートを越える頃から天井の赤いランプが点灯します。それを合図にこのような酸素マスクを各自で装着します。チューブは天井につながっていますが十分な長さがあるので景色に合わせて左右に動くこともできます。供給される酸素がイチゴ味などフレーバーつきだったらもっといいかな。

2012年1月28日土曜日

メルー山

同じネタを引っ張って投稿数を増やそうとしている、鉄人です。お気づきでしょうか。
  
山頂は雲が出たり消えたりが激しく、飛行機も旋回を繰り返すので撮影は少し難しかったです。ファインダーをのぞきっぱなしだとスケール感や記憶に残りにくい点は動物撮影と同じジレンマでした。
 
たまたま姿のいい雲が陰影をつくりだすとそれもシャッターチャンスとなりまして、この写真で向こうに見えるのは標高4566mのメルー山。手前はウフル峰かな。不思議な感じが気に入っています。

キリマン火山



山頂付近の氷河はすっかり溶けてしまい斜面にわずかにへばりついている様子が分かりました。
これも気候変動の影響なのでしょうか、ぽっかりと口を開けたクレーターの姿と共に見ている者の心を不安にさせますね。環境問題を肌で感じるにはいい機会となりました。






しかし富士山とは比べ物にならない迫力ですね。ありえないのでしょうが、今もし噴火したらと想像すると背筋が冷たくなりました。

ちなみにヘミングウェイの言う氷河に埋まった豹の死体は探したけど見つかりませんでした。


キリマン遊覧

私がアフリカ最高峰にはたぶん一生登らない理由は生まれついた性格(目標設定や努力が嫌い)によると思いますが、もうひとつあります。実はこの前、空から山頂を1時間ほど眺めるという手抜きをしてしまったからです。



アルーシャから小型飛行機で20分も飛ぶと眼前に巨大な山塊が迫ってきます。それがキリマンジャロ。 空から見るとその裾野の広さが実感できます。一晩に何百人もの人間がこの険しい壁に張り付いて凍えるような夜を明かしていると想像するとすごいなぁと思います。

キリマン登山

昨日、キリマンジャロ登頂を目指す9名がエミレーツ航空で到着しました。今日はアルーシャへ移動して、明日からマラングルート利用で5泊6日のチャレンジとなります。
 
私自身はケニア山しか登ったことがないですが、あの山頂から更に1000mも上に行くことの困難さはイメージできます。みなさんの成功をナイロビから祈っています。

2012年1月25日水曜日

ドラゴンイヤー

世間は辰年のようで。 

アフリカにもドラゴンはいます。きれいな模様を持つのがナイルモニターという大型のトカゲです。地味なのはサバンナモニター。どちらもしっぽを含めると1メートルを超えます。
 
乾燥地の河畔林で見かけることが多いように思います。ケニアのサンブルとか。写真はタンザニアのタランギレで見つけたナイルモニターです。

2012年1月20日金曜日

ワースト8

イギリスのある調査機関が勝手に調べたそうです。各国の国民の幸福度とやらを。
http://www.prosperity.com/
 
トップからノルウェイ、デンマーク、オーストラリアと続き、日本は21位だそうです。オーストラリアなんか世界史の教科書開いたって数行しか記載が無いくせになんなんでしょうか。
 
そして「我が」ケニアは調査できた110ヶ国のうち堂々の102番目。経済という項目に至っては109位でした。インフレがひどく貯金が少なく失業率が4割だからだそうです。そんな国に気づいたら6年もいる自分をちょっと褒めてあげたくなりました。

2012年1月18日水曜日

サイin災難

報道によりますと、昨年密猟によって殺されたサイの数は南アだけでも448頭に上るそうです。
 
事件の半分は有名なクルーガー国立公園で起きているそうで、2012年はまだ2週間くらいしか経っていませんがすでに11頭が殺されたそうです。
 
中国など新興国での需要が高まっているからだといつも結論づけられます。対策のひとつには角に毒を塗っておく方法があるそうです。でもサイを殺さず中国人を殺していいのか、という疑問が残ります。

2012年1月16日月曜日

お獅子にタッチ

ジンバブエで象に次ぐ人気のツアーはライオンウォーク。文字どおりライオンといっしょに散歩をさせてもらう1時間に金を払います。
 
ただあんな国なので私はびびってしまい、違う国モーリシャスで同じようなツアーに参加しました。これは1歳の男の子。なでると干草のようないい匂いがしました。

2012年1月15日日曜日

悪魔のプール

滝を挟んだ向こう側は別の国、ザンビアです。そこにデビルズプールと呼ばれる場所があり観光客を少なからず集めています。
 
なんてことはない、写真のとおり100m落下する滝のぎりぎりまで行って水につかるってだけですが、過去には急な増水によって流されて下まで落ちた人もいるそうです。好き好んでそういう体験をする人の気持ちが私には分かりません。ナイロビの路上を夕方歩くだけで同様の気分を味わえるので。

2012年1月14日土曜日

象サファリ②

ラクダと違って象の背中はあまり上下には揺れないですね。乗りやすかったです。
 
ごくたまにゾウから振り落とされて踏み潰された、なんてニュースも見ますので絶対安全という遊びではないみたいです。心して参加してください。

2012年1月11日水曜日

象サファリ

それは何かと言いますと「アフリカゾウの背中に乗って行うサファリ」でした。ケニアではまずできません。国がぼろぼろだから取り締まる人もいないしやらせてもらえるんでしょうね。
 
サファリとしてはバッファローしか見られませんでしたが、向こうはゾウだと思っているから逃げないのが新鮮でした。あとゾウは歩きながらも木を引っこ抜いておやつにしたりオナラをしてみたり忙しい動物なんだと知りました。
 
この子は34歳のメス。ほんとかどうかゾウって一度会った人間のことは忘れないそうですから今後30年くらい僕のことを覚えていて欲しいなぁ、また来るよ~っと思いつつジンバブエを後にしたのです。

ジンバブエ

数日前、またもや発展途上国発のとんでもニュースが世界を一瞬楽しませたみたいですね。ジンバブエでバンジージャンプの紐が切れて娘っこがワニの棲む川に落っこちたとか何とか。。
 
10月に私も訪れましたが、国が破綻している様子が随所に見てとれました。そんな場所でそんなことするなんて自分が悪いと思います。といいつつ私もひとつだけ我慢できずに挑戦したものがあるのですけど。

2012年1月10日火曜日

秘書鳥


このヘビクイワシは水辺にたたずみじっとしていました。英名のセクレタリーバードのとおりに水面に映る自分の姿を見ながら化粧直しの時間だったのでしょうか。あるいはあちら側に行きたいけどまたぐにはちょっと幅があるし飛ぶほどでもないし。。
なんて考えてたのかもしれませんね。
 
※2010年8月マサイマラ

2012年1月9日月曜日

猫と水

ライオン様は猫の王者ですが、水があれば毎日飲むそうです。無ければないで生肉や生血から水分を取るので数日は困らないそうです。
 
ただ体が濡れるのは基本的に好きじゃないみたいですね。水を飲むときも恐る恐るな感じがあります。同属異種のトラは反対に泥浴びなんか大好きで自分で突っ込んでいきます。
 
※12月マサイマラにて

2012年1月8日日曜日

雨季キリン

12月のマサイマラは大半のエリアが草ぼうぼうでした。チーターが伏せて寝ていたらまず見つかりませんね。でもキリンはその体を隠す場所はありません。
 
反面、草原は一面緑で目に優しく映ります。空は曇りの時間帯が多いですが虹を見るチャンスでもあります。わだちに溜まった水に鳥や水を飲むライオンが写り込んだらそれはシャッターチャンスとなります。

2012年1月7日土曜日

新年のごちそう

昨日のNation紙面によりますと、西部の町キスムでカバの親子が泥にはまって動けなくなったそうです。食肉にしようとナタを持ち出して大勢集まった地元民と、それを空砲で追い散らす公園管理局員との間でいざこざがあった、とのこと。彼らも新年を祝いたかったのでしょうね。
 
ナイロビでカバは食卓に上りませんが、祝い事の際にはヤギを食べるのが普通です。大概はこういう汚い食堂にいってビール片手にわいわいやります。気が利いているところは骨髄スープも出してくれます。翌日は自分の体がヤギ臭くなるのが難点ですが。

2012年1月6日金曜日

斑と縞

答えはブチハイエナとシマハイエナです。サファリ中ではブチを見かけることが多いでしょう。人気はありませんがサバンナに暮らす肉食動物のうちで3番目に大きい(体重)ことはあまり知られていません。
 
ちなみにブラウンハイエナは南部アフリカに棲む、毛足の長い小型で茶色のハイエナでケニアでは見られません。

2012年1月5日木曜日

東ハイエナ

ついでにもう一問。
「現存するハイエナ3種のうち東アフリカで見られる2種は?」
 
シロアリだけを食べるアアドウルフは除外しましょうか。肉食性の2種になります。

2012年1月4日水曜日

縞々と小人

正解はシママングースとコビトマングース。
 
群れを作るせいか、サファリ中かロッジでもたまに見かけますね。写真はセロネラWLロッジ、外灯の周囲で死んだ蛾を翌朝になって食べているシマの群れです。後ろ足で立ったりする姿は特にかわいいです。

2012年1月3日火曜日

集団マングース

今年から始めようと思っているのがクイズコーナー。ナイロビの本屋で手に入る84ページ、500題からなる「East Africa Safari Quiz Book」に私の撮りためた写真を組み合わせることで皆さんのサファリ知識の向上の一助になったらなぁというのが動機です。自分の勉強にもなりますし。
 
記念すべき一問目は「東アフリカに生息するマングースのうち集団で暮らすのは何と何?」

2012年1月2日月曜日

HHD

新年が明けましたね。おめでとうございます。
 
今年は「ケニアに行ってみようかな」というほのかな灯りが心にともった方々の、その灯が消えないように、更にはどんどん燃やすようなマッチポンプになれるよう頑張ります。もちろん何度も来て頂いているリピーターの方々の希望に100%応えて行くことも忘れません!今年もよろしくお願いいたします。 

※3年前、ケニア山山頂にて