2017年4月17日月曜日

ゲラダヒヒ@ナショジオ4月号

今月のナショナルジオグラフィック日本版ではエチオピアのゲラダヒヒが特集されているようですね。ウェブ上では一部しか読めないようになっているので私は次の帰国時に本屋で買うしかなさそうです。
 
巻頭の写真に似たものをストックから探してみました。5年前に行ったときの記憶がかなりの精度で甦って来たのは驚きでした。この草が主食の珍しいサルはエチオピア北部のゴンダールという町まで飛行機で飛んで、その先にあるシミエン山脈にだけ棲んでいます。この地域で独立の気運が高まっているのでレベル2の危険度が発出されていることだけが残念です。登山のレポートは以下でもご覧になれます。
 
シミエン国立公園レポート2012年

2017年4月15日土曜日

ケニア2016年

さだまさしと大沢たかおの映画も逆効果でしたね。ラストシーンで主役がケニアで殺害されるんですから。
 
ナイロビでは三年以上もテロが発生していないし、危険情報のレベル2が発出されているのはスラム街だしサファリ客が足を踏み入れるはずもない、と百回ほど言ったのですけど、パンフレットを刷って配布してくれるような大手旅行会社は一社としてツアー再開を決断してくれませんでした。こんな行き詰った状況においては突如アフリカへの愛がほとばしっていて前例を覆すことも辞さない勇気を持ったヒーローまたは企業が現れてくれることを祈るばかりです。

2017年4月14日金曜日

ケニアの2015年

15年も振り返れば逆風ばかりの年でした。。
 
二月には下から3、4番目の危険度が出されているニジェールにツアーを出した西遊旅行が問題視されて、翌月にはわずかに「十分注意」エリアに指定されていたチュニジアでクルーズ船の客が襲われて日本人が3名亡くなるという事件もありました。これらが誘発したのだと思いますが、外務省も締め付けの方向へ逆ブレしてしまい、九月には危険情報の文言が「お勧めします」という感じから「止めてください」に変更されました。こんな強い言葉で言われたらツアー再開を尻込みするのは当然ですよね。

2017年4月13日木曜日

ケニアの2014年

2013年は三月に大統領選挙があったものの平穏に終わり、九月にショッピングセンターがテロにあったけど観光客はまだいっぱい来ていました。
 
翌2014年は最低でしたね。エボラの噂が徐々に広まり、八月には赤字で困っていた大韓航空が便乗して「一時」運休を発表、いまだに戻ってきません。9/2には我々ステークホルダーに相談など一切なく外務省が空港を含むナイロビ全域を「渡航是非検討」エリアに指定したものですから、昔の危険度2という言葉への拒否反応が消えない大手旅行会社の全てはケニアツアーをすぱっとやめてしまったのです。ケニアと日本人のために働いていたケニア人はこうして見放されたのです。

二ヵ月後には引き下げ

世界中が心配してくれたしアナン元事務総長が与野党間の仲裁役にもなってくれて、二月末にはセレナホテルで両陣営が合意会見を開きました。一ヵ月後に外務省が危険度を一段階引き下げてくれた後は日本からのツアーも再開され、そのまま2012年までケニアを訪れる観光客数は右肩上がりで回復して行きました。日本に暮らす日本人に対する需要喚起という点ではやはり旅行会社の役割は欠かせないと改めて思った2008年でした。

2017年4月12日水曜日

ピークの四日後に発出

ケニア全土で2007年に起きた混乱の原因は大統領選挙の結果発表に関する疑わしさでした。年末から略奪やデモが激しくなりピークは1月3日だったという話です。それから四日も経った1/7に日本の外務省はケニアに対して渡航是非検討という格付けを与えました。私としては年始に来てくれた観光客もほぼ帰った後だったのでラッキーでした。この1/7以降に大手旅行会社が取った対応は前回も触れた自主性などは一切考慮されず、各社横並びで「ツアー中止」というものだったので私はがっかりしたのを覚えています。

2015年までは安全情報

02年以降は海外安全情報へと名称変更がなされ、危なさの度合いが優しい文言で表されるようになったものの、業界が長い人々は引き続き下から二番目のレベルを「危険度2」と呼んでいました。
 
文字面よりも重要だった変更点はその効力に関することで、外務省は法的抑止力はなく旅行会社の自主判断に委ねるという態度に一大転換を図ったのです。ホームページをよく読むと今もそう書いてあります。そういう中で発生したのが2007年12月30日とそれ以降のケニア各地で見られるようになる騒乱だったのです。

2017年4月11日火曜日

かつては危険情報

日本の外務省がおふざけに走るに至るまでの経緯をいい機会なので実体験も含めてここで振り返ってみたいと思います。
 
2002年4月以前は外務省提供による海外の情報は「海外危険情報」と呼ばれていたそうです。私はすでに大手旅行会社の契約社員をやっていましたが気にも留めませんでした。その時代は今と異なり五段階の危険度として表されていたのですが、悪いことに危険度2かそれ以上の場合は日本国から旅行会社向けにツアーの自粛が「通達」されていたそうです。この悪しき記憶が外務省の意図に反して業界内に滞留している点については後々述べていきます。

ゴルゴ13X外務省

欧米ではイースター、日本ではゴールデンウィークを控えて旅行を心待ちにしている人も多いでしょうね。そんな中、外務省がちょっとユーモアのあるところを見せる必要があったかどうかは疑問ですが、ゴルゴ13を指南役とした海外安全対策に関する情報を配信中であることは業界人くらいしか知らないはず。Gマニュアルと自分で名づけて悦に入っている番組は毎週アップされ6月まで続くようです。

2017年4月7日金曜日

ルワンダ行くんだ

ある調査によりますと、来るゴールデンウィークに際して人気旅行先のトップは台湾だそうです。別の機会にHISが発表した人気ランキングではハワイでした。
 
せっかくだったらゴールデンの名を冠するオレンジの猿を求めてルワンダまで遊びに来たほうがSNS上で自慢する時にインパクト生まれるのになぁ、と思いました。カタールかエチオピア航空を使えば日本から最短3泊6日で来れます。雨季だけど年中霧がかかっているのでそんなに辛い登山にはならないでしょう。

2017年4月3日月曜日

ロッジ売り出し中

タンザニアはダルエスサラームから海沿いに数時間走ったところに「海と森が出会う場所」というキャッチフレーズで知られるサーダニという国立公園があります。たまにですがゾウが海岸に現れるとか。ここにあるロッジが新聞広告で売りに出されていました。いくらくらいなんでしょうね。興味あるかたはブラッド・マーレーさんにコンタクトを取ってください。

2017年3月30日木曜日

デュシットホテルが京都にも

タイとアジアを拠点にするホテルグループ、デュシットが京都にも出店するようですね。
 
実はナイロビに先に進出済みです。D2というブティックホテルのブランドです。もちろんタイ料理の店も入っていて、依然評判の高いままであるスタンレーホテルに入っているタイレストラン、Thai Chiと張り合おうとしています。

欧州ではいつでもテロ

外務省が安全HP内で「欧州ではいつでもテロが起きる」とお触れを出したそうです。
 
具体的なアドバイスとして、狙われやすい観光施設では(ゴルゴ13のように?)周囲の状況に気をつけて滞在時間を可能な限り短くすべきだそうです。だったら逆に到着から帰国の瞬間までドライバーさんがお世話するケニアのほうが安全じゃね?と思いました。マサイマラとか草原とかは絶対テロの標的にならないでしょうし。

2017年3月29日水曜日

千葉のライオン

成田市で飼育係が重症を負った事故とは関係ないと思いますが、三越千葉店の閉店に関連してそのライオン像の行方が気になります。
 
ちょっと調べたら普通に倉庫行きのようです。今後、千葉の人がライオンを見たくなったらケニアへ飛ぶのが最も確実な方法になりそうです。
※写真はデュッセルドルフで見かけた不細工な像

2017年3月27日月曜日

ナイロビで久しぶりの雨

日本から戻って三週間の間ナイロビでは全く雨が降りませんでしたが、昨晩ようやくまとまった雨がありました。ライキピアやバリンゴなどケニア北部の郡県では武装した遊牧民が逆ギレして農場主のみならず警察や軍隊をも襲うケースが続いているので、このまま雨と共に彼らの怒りが鎮まることを願っています。

2017年3月26日日曜日

トリップアドバイザーを疑え

現場に暮らす者からするとトリップアドバイザーで高評価を得るモノゴトに100パー賛同できません。今回、世界の人気観光地ベスト25という記事を見てその思いを強めました。
 
一位はバリで、我がケニアからは一箇所もランクインしていませんでした。一方で来てくれた日本人の多くは「これまで旅行した中で最高だった」とアンケートに書いてくれます。私は不特定多数の口コミよりもこっちを信じます。

2017年3月25日土曜日

三月のライオン

ケニアの三月というと例年は雨期の始まる前にあたって暑い日が多いです。仕事柄、サファリに出かけることは普通の人よりも多いので、結果三月にライオンに出会ったことはあります。写真はマサイマラ。棘が無くて上りやすい木で昼寝をしていました。
(漫画か映画の話かと思わせたのだったらごめんなさい。神木君のファンがケニアに大挙押し寄せたりしないかな・・)

2017年3月24日金曜日

カバの過失なのか

四年前にカバによる襲撃で娘を失ったその父親がホテル相手に訴訟を起こしています。ナイヴァシャ湖畔に建つカントリーロッジは湖へと続く広い庭を自慢にしていますが、電気柵の設置を怠った責任を問えるのかどうかが争点のようです。ソパもシンバロッジもそうですが、チェックインの時に英語で「日没後はひとりで出歩くな」と説明を受けます。カバを軽んじることなく夕食時に酔ったとしても現場のルールは順守したいものです。

2017年3月23日木曜日

危険情報:エチオピア

反政府活動の先鋭化を理由に昨年エチオピアの最大の観光地であるゴンダールに対して日本外務省から出された危険情報。町自身は未だにレベル2の「やめてください」ですが、北部のほうは引き下げられたようです。でもみんなの目的は町中にある王家の古城なので、そこに安全宣言を出さない限りは意味ないです。観光復活への第一歩、と見るほかないですね。

千葉からケニアへ

380に乗ってみたいから自宅は羽田に近いのだけれども成田線をわざわざ予約する(した)人は少なくないと思います。いい機会なのでエミレーツ機上で48時間、ケニアには24時間しか滞在しない変な旅を考えてみました。
 
①成田から深夜に飛ぶ、三食つき
②14:45にナイロビに着いて16時にガイドさんと会ってライオンが30頭棲むと言われる市内の国立公園でサファリ、市内ホテル泊
③9時にキリンの餌付け、12時に赤ちゃんゾウの孤児院を見学、ワニやダチョウの肉を食べさせてくれる店に行ってから15時までに空港、帰国便
④成田に夕方到着して帰宅

2017年3月22日水曜日

エミレーツのイルカ顔

いよいよこの日曜にドバイからあの超大型機が成田に向かって飛んできます。フライトあたり500人も吐き出すってちょっと気持ち悪いですね。席が増えたら値段も下がるのでしょうか。
 
ケニアへ遊びに行く場合、成田からはエアバス380、ドバイ以遠は前回も触れましたが747ジャンボジェットの後継機として位置づけられているB777-300ERです。到着前からジャンボな気分になれますね~。

2017年3月19日日曜日

日本よりケニア重視

 東京からドバイまでは10時間以上のロングフライトなので当然エミレーツはいい機材を導入しているだろうと思っていました。が、今月ドバイからケニアへ昼便で向かった時に自分の前のモニターはワイド画面だし、手元で操作したい時に役立つリモコンはタッチパッドだし、何かケニア行きのほうが良いじゃん、と気づいてしまいました。
後で調べてみたところ、ケニア線には同じボーイング777でも機材番号の最後にERという文字がつく長距離用機材が使われていることが分かりました。シートポケットに入っている案内を見る限りはダッシュ300なのか300ERなのか区別はつきませんが、ERのほうは主翼幅が長くて先端にカーブがかけられているみたいです。距離は短いのにケニアへ行く客のほうを厚くおもてなしするエミレーツの真意は分かりません。

2017年3月18日土曜日

ナイロビNYC線(希望)

ケニアの交通省大臣によれば5月からケニア航空がニューヨークへ乗り入れるそうです。でも過去数年に渡って同様の発表が繰り返されては実現してこなかったことを考えると今回も聞き流しておくほうが賢明です。現実的なハードルの一番目は米航空局からステージ1という評価をナイロビの空港が得ることですが、それさえまだ正式にクリアしていません。本当に飛んだならば年間10万人と言われるアメリカからの訪問者が増えるのは間違いありません。

2017年3月17日金曜日

ケニアリゾート危険解除(by英国)

今週、コモロ船籍のタンカーがソマリアの海賊に奪われたというニュースがありました。しばらくおとなしかっただけに今更なぜ?っていう印象を受けました。一方で時を同じくして英国がソマリア本土まで100キロ足らずのリゾート地、ラムに対して危険は去ったので観光旅行してもいいよ、というお触れを出しました。世界遺産の旧市街やロバしか通れない道幅の道路、シーフードなど見所は多いので地元の観光業は期待しているようです。

2017年3月16日木曜日

秘密のヒヒ

毛皮の話を続けます。三年前にタンザニアで細々と暮らす狩猟民族の村を訪れた時のこと。狩りを担当する少年達によればバブーンの毛皮をまとうことで獲物(キリンとかディクディクとか)に近づきやすくなるそうです。人間なのかヒヒなのか、草食動物が一旦戸惑う隙に弓矢の射程距離まで近づくのかもしれません。ちなみに私が同行を許された狩りのセッションではリスとハチドリを見事目の前で仕留めてくれました。

まとえる野生(高いけど)

昨日と同じ文脈で言えば、人間よりも素早いし力強いし爪や牙などの武器も備えている肉食獣の毛皮やパーツを身に着けることは、古代の人々にとってはオシャレというよりは野生のパワーを分けてもらうという意識だったのでしょう。
 
翻って21世紀。表参道にあるこちらのお店で買ったカバンを提げて街を歩けば違った意味でのパワーを自分の中に感じること請け合いです。

2017年3月15日水曜日

本物を見に行こう

ライオンを嫌いな人は少ないですよね。アフリカで長い時間を過ごした初期人類にとって、サバンナに棲む肉食獣が残した獲物のおこぼれをもらったり積極的に(ハイエナみたいに)奪ったりして生計を立てていたことはまず間違いないみたいです。その頃の羨望や敬意が今の私たちの体内にも残っているんでしょうね。写真は銀座ライオンで一杯飲んだ後に見つけたメンバーズカードの広告。せっかくなら入会キャンペーンの一等賞がケニア旅行だったらいいのにな、って思いました。

2017年3月13日月曜日

ドバイターミナル3

すでに巨大空港として知られるドバイですが、3年後の万博に備えて新たな空港の建設計画もあるらしいです。
 
日本からケニアに行く場合、乗り継ぎ時間の長さはネックのひとつではありますが空港内をぶらぶらしていれば時間は過ぎてゆくものです。それでもどこかでゆっくり休憩したいならコンコースABCのそれぞれに用意された有料ラウンジを使いましょう。コンコースAのラウンジは搭乗ゲートA2の近くにあって、自分の利用ゲートがA13だったりしたら急いでも10分以上かかる恐れがあります。ご注意ください。

2017年3月11日土曜日

ロイサバにエアケも

ケニアの北半球側に位置するライキピア郡。そのエリアに数多くある私営保護区の中でも比較的日本で知られているのはロイサバロッジですが、陸路で行くのは困難なのでこれまではデイリーで運航しているサファリリンク社の国内線で向かうのが普通でした。でもエアケニア社も追随するそうで、6月から2名いればロイサバに立ち寄ってくれるそうです。これでアクセスが改善するのは間違いありません。

2017年3月6日月曜日

ナイロビ3往復

一度は今年6月からと発表されたエミレーツによるナイロビ行き増便ですが、ケニア当局からの横槍が入った後の進展はフォローし損なっています。
 
予定された便名はEK717。アウトバウンドはNBO7:10-DXB13:15なので日本発のツアーには役に立たない増便ですが、ドバイで復路にストップオーバーしたい人とか出張者にとっては一つのチョイスになり得ます。干ばつとか良いニュースを聞かないケニアですが、この計画は久々にポジティブなものです。実際、昨日EK719便に搭乗しましたが満席でした。

2017年2月8日水曜日

在位65年

エリザベス女王は65年前にケニアで父親の訃報に接したことになるんですね。
 
その日に宿泊していたとされるのがアバーデア国立公園にあるツリートップス。でも当時の建物どころか場所も今のホテルとはちょっと違うそうです。元々の建築物は独立闘争の時に焼き討ちにあったそうです。まあ由緒あるホテルであることに疑いはありませんし、スイートルームに「プリンセスルーム」と名付ける資格はあるでしょう。

2017年2月7日火曜日

マラノースのファイヤー

マサイマラからは離れていますがオフロードのサファリが楽しめるマラノース私営保護区。八月にヌーが大挙して渡るマラ川が敷地を流れてはいますが上流にあたるので川渡りは稀だそうです。その川がぐーっと蛇行している部分にうまく建てられているのがエコロッジとしても知られるカレン・ブリクセンです。朝食のテーブルを並べるテラスとたき火の場所が川に面しています。見渡せるような眺めはありませんが、川の対岸がなだらかな斜面になっていて水を飲みに来るインパラなどをこっちから観察できます。カバも近くに集まっています。

マラセレナのファイヤー

前回の投稿に続けると不謹慎なのですが、サファリロッジではキャンプファイヤーの質にも注意したいところです。どこでもやってくれるわけではありませんし、設置している場所も遠かったり眺めが無かったり、落ち着かない雰囲気のところもあります。このマラセレナの焚き火は良いほうだと思います。レストランとは階段を隔てたところにあるし静かに過ごせるので。火を囲んでビール片手にその日に出会った動物の話をしているときが一番幸せです、私は。

2017年2月6日月曜日

マラ雨ふらない

まとまった雨が降らないままに小乾季に入ってしまったケニア。シックな内装に生まれ変わったキチュワテンボキャンプも雨を期待したからこそお庭の芝生を張り替えたのでしょうけどがっかりしていることでしょう。野生動物も困っていますが、ケニア北部では家畜だけでなく人間の食料不足も深刻化していて、情勢が不安になっています。先日はライキピアにある白人の宿が暴徒に襲われて焼けてしまったそうです。

2017年2月5日日曜日

エミレーツラウンジ改装

ドバイの空港はナイロビにあるやつの三倍くらい大きいですが、その一つであるコンコースCにあるエミレーツ航空のラウンジが改装されたそうです。12月に「その他の航空会社」のビジネス客向けに作られたラウンジ「マルハバ」で過ごしましたけど、あそこも新しくなっているのか気になるところです。次回レポートしてきます。

2017年2月4日土曜日

パンピーもドバイで

アッパークラスで旅行をする人は当然でしたが、これからは100ドルを払えばドバイ空港内にあるラウンジでエコノミークラスの人でも入室して休憩できるようになるそうです。ちょっと高い気がしますがバイキングの食事、各種アルコール類が揃っています。場所によってはシャワー室もあります。ちなみにケニアのラウンジは3時間あたり40ドル払えば利用できます。

2017年1月29日日曜日

ケニア26点

毎年あるNGOによって発表される世界汚職ランキング。最下位の常連はソマリアと北朝鮮ですが、ケニアも145位ですから全く笑えません。日本での普通の生活において贈収賄に触れる機会はほとんど無いと思うんですが(入学試験の口利き等)、順位としては上から20位。パク政権のお隣さんはルワンダより下の52位でした。
 
CPI2016

2017年1月25日水曜日

象牙海岸、去る

二年に一度という頻度が欧州サッカー関係者から疎まれているアフリカ選手権。前回優勝のコートジボワールが決勝トーナメントに進むことなく大会から去ることになりました。
 
代表チームの愛称はゾウ。ちなみに代わりに決勝へと駒を進めたのはモロッコで、こっちの愛称は「アトラス山脈の獅子」。説明が冗長な気がしませんか?

2017年1月21日土曜日

ワオ!エチオピアからマダへ

アフリカ最大の航空会社であるエチオピア航空がまたまた就航都市を増やします。今回も得意のシューサン(毎週火木土)で細々スタートして採算が取れたら増便するつもりなのでしょう。その行き先はマダガスカルで、初便は3月28日から。ノンストップ便でもあることだし日本からの旅行者にはうれしいニュースとなります。いっそボロボロのマダガスカル航空を子会社化して国内線も管理して欲しいものです。

2017年1月20日金曜日

頑固なガンビア

昨年八月に安倍首相も来てナイロビで開かれた日本アフリカ会議。この開催国を決める段階で(実力も無いのに)最後までケニアと張り合っていたのがガンビアという国でした。
 
その後すっかり忘れていましたが、最近またおかしなニュースで世間を騒がせています。昨年の選挙で20年以上務めていた現職大統領が敗北、一旦は選挙結果を受け入れたのですが一転「アラーの思し召しによってしか私は辞職しない」と宣言して今も大統領の座に居座っているのです。当初から普通の人では無かったようで、会議の件も今になって納得できました。

安売り延長

思ったより売れなかったのか、カタール航空がキャンペーンを二日間延ばしました。私の周りでも今回の年明けセールでチケットを購入した人が結構います。もしアフリカ行きの手段だけ先に買って、これからサファリの日程を考えるような方がいたらお気軽に私に相談してください。

2017年1月12日木曜日

カタールの叩き売り

エミレーツの後を追うようにカタール航空が先日からキャンペーンを行っています。日付は限られていますが最大40%オフらしいです。
 
ドーハ以遠の機材は小さいしナイロビの到着時刻も14:45と遅すぎてどこにも行けませんが、メリットはタンザニアのキリマンジャロ空港とザンジバルに就航している点ですかね。この際ガンダムファンでなくともインド洋のビーチに3泊6日で羽田から遊びに行く最大のチャンスなのでは?と考えてしまいます。コスパの良いリゾートがいっぱいありますよ~。

2017年1月10日火曜日

フランクフルト減ります

全日空やスイス航空と同じ連合を組むルフトハンザ航空ですが、成田に来るのを止めるそうです。理由はお察しのとおり。でも羽田、関空、中部には引き続き就航するので日本人にはそれほどショックではないと思います。アフリカに行くには使いにくい会社ですけど、一応隔日くらいでナイロビにも来ています。
 
※ドイツで冬に好まれるホットワイン

2017年1月7日土曜日

水無月もケニアへ

エミレーツのA380にはビジネスクラスが76席もあるんですが、席の配置が1-2-1、つまり全席が通路側という贅沢な設計なので成田から12時間乗っても疲れは最小限でしょう。電動で水平に調整できるシートはもちろんですが、私が気に入ったのはシート横に用意されたドリンクバーです。自席に着くなりペリエ、クランベリージュースなどを好き勝手に飲み始めることができたんです。

2017年1月6日金曜日

皐月もケニアへ

ちなみにA380の機内食が二階建てのお重みたいになることはありません。
 
先月ドイツ線のエコノミークラスを利用した際にはこんな感じでした。QRよりちょっとだけ好きですがKLみたいな遊び心は見られません。でも映画の多さは世界一に間違いありません!

2017年1月5日木曜日

四月はケニアへ

エミレーツの発表によれば成田ドーハ間に二階建てのエアバス380を再導入するそうです。時期は3月26から。
 
席は3カテゴリーの合計で489席に上るそうです。アフリカ行きたいけど長時間フライトが苦手、という人は是非この機会にお試しください。ワイドモニターは怖いくらいでかいし足元もゆったりしていますよ~。

2017年1月4日水曜日

アンボセリサンライズ

同じ観点から言うとサタオキャンプも電線と山の間にあるので美しい風景が保証されます。近所にある宿よりも自分とキリマンジャロとの間を遮るものが無いように見えます。ルームタイプはテントとコテージに大別されますが、テントのほうはベランダからの景色がこんな感じなので風景だけでいうとベターです。

2017年1月3日火曜日

アンボセリ日の出

政治的には緊張感が漂っていますが、ケニアとタンザニアとの経済的なつながりは強くなる一方です。アンボセリの先にある両国の国境付近は発展が進み、その一環なのか公園ゲートへと続く未舗装道路の脇にも送電線が完成しました。
 
それで何が起きたかというと、あるロッジから山を眺める際に電線が風景に入り込むようになったのです。ちなみに写真のキボサファリキャンプでは問題なく、特に東の宿泊棟のほうからの景色はこのように美しいままです。

2017年1月1日日曜日

くる年ケニア

来年のケニアですが、ヌーの川渡りが見られる8月に大統領選挙が予定されています。トランプ氏のせいで円安も続くようだったら旅行業界の2017年も低調な予感がします。
 
それでもライオンやゾウはいつもこの大地にいて皆さんをお待ちしていることでしょう。夢だったアフリカ旅行を来年こそ実現したいと思っている方々の助けにこのブログが少しでもなれば、と思って今後も頑張って参ります。