さすがに昨日の12時間サファリは疲れたようでドイツ人より遅れて朝食へ。2日過ごしたロッジに別れを告げてヨハネスブルグへ出発。途中、世界第3位の規模だという渓谷で写真ストップ。
宿泊は同じブティックホテル。日暮れ前に通りにあるイスラエル料理屋で飲んだミントティーは大変美味しかったのです。夜は中国人の握るすし屋を3軒ハシゴしましたがどれも最低。ナイロビのほうがまだましです。
ホテルに戻ると旅仲間だったアイルランド人の「ウィスキーはシングルモルトに限るぜ」という言葉が浮かんできて、バーで一杯やりました。確かにうまい。飲みながら衛星放送でラ・リーガの試合を見ていると今度はいっしょにキャンプしたスペイン人の看護婦のことが思い出されます。今後オリンピックの話題を目にする時は、ツリーハウスで同宿したロンドン在住のエキセントリックな編集者を思い出すでしょう。
旅行に出ると金盗まれたり下痢したり試練が待ち構えていますが、一方で部屋に閉じこもっていても得られない沢山のことを発見、体験できるんですね。そんな原点に気づくことができた旅になりました。
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