ンゴロンゴロでの夜のこと。旅の疲れからか、注文したワインも飲み切らず。
ボーっとしたままセレナロッジのベッドに倒れこみ、カーテンを閉めなかったのでしょう。
真夜中に窓ガラスから差し込んでくる星のまぶしさに目が覚めました。
凍えそうな中ベランダに出て60秒露出で撮ったのがこの南十字星。
日本のみなさんにはいろいろお世話になった一年でした。ありがとうございました。来年もアフリカの生暖かい風をお茶の間、オフィスにお届けすべく頑張って行きたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。
_320.jpg)
他の船をのぞいてみると、日本の食卓にも上っているティラピア、高級魚のナイルパーチなどがあがっていました。私が最も興奮したのは1mくらいのヘビのような肺魚が船底に転がっているのを見つけた時。日本ではプロトプテルスと呼ばれてペットショップでウン万円という値がつく魚です。漁師さんがいうには輪切りにしてシチューとして煮込んで食べるそうですがあまり美味しくないとのこと。もったいない話です。
世界遺産のセレンゲティですが、その北部をずばっと横断する道路を建設する計画があります。2012年の開始予定でタンザニア経済の活性化が主な目的だそうです。
初日は標高3000mに位置するこの山小屋です。寝室には二段ベッドが並びマットレスもあるので寝袋を持参するだけで済みます。食堂とトイレは小屋の中にあります。シャワーはありません。食事は帯同するコックさんがスープ、メイン、さらにデザートまで用意してくれます。
翌朝起きると小屋の周辺は快晴。高山植物もきれいです。はるか彼方にはこれから目指す頂上がツインピークとして望めます。それぞれネリオン峰、バティアン峰という名前がついていて、高いほうは5199m。これから頑張るぞーという気持ちになります。
そのパワーと執念深さでライオンにさえ恐れられているバッファローですが、鳥達には優しいようで。