森に暮らすという点では正統派のサルなのですが親指が退化していて、さらには完全な草食という人生を選んでしまった点でコロブスモンキーの仲間は異彩を放っています。
餌がないためにサバンナでは見られず、林が発達したナイヴァシャ、マニャラ湖、ケニア山などで出会えるでしょう。牛のように複数の胃を持っていてそのなかにセルロースを消化するバクテリアを飼っているので腹部はビール樽のように膨らんでいます。消化ステップにエネルギーを使うのか、樹上の動きは緩慢で写真には収めづらいです。赤ちゃんは真っ白の体にピンクの顔というカワユイ色の組み合わせで生まれます。
0 件のコメント:
コメントを投稿