147名の命が無情にも奪われた今回のテロですが、当日の状況が明らかになるにつれ関係機関が正常に機能していたのなら犠牲者はもう少し押さえられたはず、という世論になってきています。
ケニア警察は一機しかないセスナを早朝7時半に東のモンバサまで「試験飛行」させており、帰り道には上層部の義理の嫁にあたる家族を乗せてナイロビに戻ってきたそうです。これで緊急出動が妨げられました。
また警察の副長官は当日出勤しておらず、長官が手ぶらで慌てて現地に乗り込んだ後で首都には誰も責任者がいない時間ができたそうです。原発事故への対応不備が明らかになった日本の国民でもある私が偉そうに言えないことは分かっているつもりではありますが。
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