自慢の角は1mに達することもあるというこの美しいエチオピア固有のヤギの名はワリア・アイベックス。体重120KG。
BBCのドキュメンタリーで存在は知っていたので登山中も探していたところ、5日目にようやく山腹にその姿を見つけました。体は家畜のヤギよりもがっしりして毛深く、おひげは立派。年老いて群れから離れて暮らす雄のようでもありました。自然、子供の頃に読んだシートン動物記の勇敢なヤギ(後で調べたらあちらは羊だったんですけど)を思い出したのです。
かつては全土で見られたものの乱獲によりその数は激減し、今では北部にある世界遺産の国立公園のさらに人間が近づかない急斜面でひっそり暮らしているそうです。まさに崖っぷちの絶滅危惧種なのでした。
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