2011年5月4日水曜日

日本語サファリ

結局ツァボで思ったのは、リンカーンじゃないけど、日本人による日本人のためのサファリをこの地で作り上げて行けたらなぁってこと。
 
イギリス人なんか19世紀にケニアにやってきて以来、鉄道を作ったり冒険したり、狩猟したと思えば自然保護を始めたり、女王が即位したり、皇太子が山奥でプロポーズしたり。そのおかげで人に語るべき歴史は豊富だし、快適なサファリロッジに僕らは泊まれるし。
 
でも小説も映画も図鑑もガイドも動物の名前もみなEnglishなんですよね。そこがいまいち私の中にサファリがすうっと入ってこない原因かと。なんか学生の頃に格好つけて英語のロックを聴きまくっていたけど実は意味不明、という状況に似ているかも。

日本人がケニアに関わりだしてから数十年、その間にロッジは一軒できましたが、日本食レストランは現れては消え、各種ガイドブックはハウツー本の域を超えてないし。日本語ロックならぬ「日本語サファリ」というキャッチフレーズが思いつくまでが私のいつもの限界で、具体的なアイディアは浮かばぬままベッドにもぐりこんだのでした。

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