2017年8月31日木曜日

トンデモ法三日目

一夜にしてビニール袋の所持が違法になったケニア。施行三日目にして早くもSNS上では警察による検挙と贈収賄が報告されていますが、当局がすぐに逮捕の権限は警察に直接与えられてはいないという新聞広告を出したので、一旦はむやみな逮捕は減ると思われます。今日、スーパーマーケットに行ったら店の入口にビニールの廃棄場所が設けられていました。昨日、別の高級スーパーに行ったら不織布の手提げが10円で販売されており、半分以上の人が手ぶらで来て、その袋を買っていました。ケニア人って案外リッチみたいです。

2017年8月28日月曜日

ケニアのトンデモ法

大統領が決まっていないケニアでとんでもない法律が施行されました。訪問を控えている旅行者は十分に気を付けてください。
 
今日からビニール袋の生産、所持が全面禁止になりました。ゴミを減らす目的だそうです。日本から化粧品を小分けにしてコンビニの袋などに入れてケニアに到着したらそれで違法扱いになります。罰金は最大440万円、禁固二年以下の懲役です。空港にビニールの廃棄コーナーなどが用意されるのか、それとも何も対応しないのか、全く見えてきません。ドバイで買った免税品の透明ビニールもダメみたいです。

2017年8月27日日曜日

平穏なナイロビ

日曜の午後、Uberで400円の距離にあるカフェに来ました。客足はまばら。鮭のカルパッチョとクラフトビールを頂いて、これからタクシーで帰宅します。HISはなんでこんな平和な国を旅行禁止にしたんだろう。。

お客は選択肢を奪われたうえ、楽しみにしていた夏休みが台無しになりました。これではHISを選んだ自分のチョイスを悔やむほか怒りをぶつける先がないですね。他の会社、例えばSTワールド、ユーラシア、クオリアスは普通にツアーを催行したうえで何事もなく日本に帰ったのですから。

2017年8月26日土曜日

決戦は金曜日

ケニアの選挙ですが、来週の金曜に最高裁の判決が出るまではトピックがないので平穏が続くでしょう。裁判所の周囲ではサポーターが暴れる可能性がいつでもあるので、例えばヒルトン、インタコン、てりやきジャパン、JETRO事務所などには近づかないでください。
 
そんなことより気味悪いのがビニール袋の全面禁止命令でして、月曜から袋を隠し持っていたら最大400万円の罰金らしいです。詳細は大使館でもわからないそうです。。

2017年8月24日木曜日

選挙後の息抜き

先週の金曜日、負けを宣告された野党の大統領候補が最高裁に不服を申し立てました。今後は9月1日に判決が出るまで平穏が続くと思われます。
 
自宅の備蓄食料を食べることもまだ許されない我々在留者も、9月12日の大統領就任式が終わったら車で4時間のアンボセリくらいまでパーっと気晴らしに遊びに行きたいものです。旅の楽しみの半分は計画途上にある、と誰か偉い人が言ってましたかね。。

2017年8月12日土曜日

現職勝利しました@ケニア

投票日から四日経った今日、やっと公式結果が発表されて現職のケニヤッタ大統領の勝利が発表されました。
 
選挙前から不正を指摘してきた野党には最高裁に申し立てをする時間が7日与えられます。今後は敗北側がどう動くか、いつどこでデモや集会を開くかについて注意を払って行きます。

2017年8月9日水曜日

集計作業中@ナイロビ

ここナイロビでは朝からテレビで集計結果がライブで放映されています。現職が100万票以上の差をつけているようです。
 
今日も町、道路上に人の気配がなく不気味な静けさが広がっていました。テレビではビクトリア湖畔にある西の端、キスムで群集と警察の衝突があった、とありました。旗色の悪い野党党首が前回に続いて選管ぐるみの不正があった、と結果発表の前に騒ぎ立てているので、サポーターには責任ある行動を取って欲しいと思います。

2017年8月8日火曜日

静かな投票日@ナイロビ

今朝は6時から投票所がオープンしました。午前中は物音ひとつしないくらいの静けさが近所に広がっていました。
 
午後にエアケニア社の出発ターミナルを覗いてみたらマサイマラへ向かう中国人と白人で混みあっていました。日本の外務省が出したお触れと随分異なる風景が広がっていました。投票は17時で締め切りですが、投票所に物理的にそれまでに入っていれば投票は可能になっています。ナクルでは正しい判断を促すためなのか、市内のリカーショップは閉店しているそうです。お酒を飲むと間違った候補者に入れてしまう人がいるみたいです。。

2017年8月7日月曜日

今日は平穏@ナイロビ

ナイロビの鉄人です。土曜が選挙活動の最終日だったのですが、候補者の皆さんも支持者もルールを遵守してくれまして、日曜日はとても静かな一日でした。
 
今日、月曜日ですが、市内の大半の人が田舎に帰って投票に備えているみたいで、非常に静かです。人も車もあまり見かけません。明日は朝の5時から投票所に出向くぞ、とすごい意気込みの人が多いです。投票は18時で終了するので、それからはテレビかウェブサイトで開票経過をチェックしつつ状況を見守ろうと思っています。

2017年8月5日土曜日

ルワンダ選挙は無事終わり

隣国ルワンダの大統領選挙は90%以上の票を獲得して現職のカガメ氏が再々選したそうです。任期を最大二期に限っていた憲法を改正した上での当選です。
 
一方、ケニアは来る火曜日が投票日です。ケニアも翌日くらいに公式結果が発表されて、平穏に終わらないかなぁ、と淡い期待を持ってしまいました。

2017年8月4日金曜日

危険情報:ケニア全土

五年に一度の大統領選挙を来週に控えるケニアですが、外務省から注意を喚起するスポット情報が発出されています。
 
危険レベルは以前から変わっていませんが、大使館の苦悩も見え隠れする微妙な表現になっています。ざっくり言うとレベル1.5って感じですかね。現在のナイロビは選挙活動による騒音がひどいこと以外は普通です。心配な方は直接私に質問してくださっても結構ですよ~。

2017年7月6日木曜日

誰でも59ドル

タンザニアで始まった今回の税徴収の乱暴なところは宿の価格に関係なく全員が一律59ドルを払わされる点でしょうか。
 
例えばフォーシーズンズの一番安い部屋でも一名あたり1575ドルで、ここに六千円くらい増えても気にならないでしょう。でも雨季のセロネラワイルドライフロッジなんて190ドルですよ。そこに59ドル加算されたら元々の公園費71ドルもあるんだから、一泊当たりのコストの4割が公園費やらなんやらっていう出費に占められることになります。これで公式に言えるようになりました、セレンゲティが世界で最も高い公園だって(ゴリラを除く)。

2017年7月5日水曜日

セレンゲティで増税開始

お上が何でもトップダウンで通達して民衆は従うだけ、という事例が昨年に続きタンザニアで再び起きました。7月からセレンゲティに宿泊する人全員が一律59ドルを追加で払わないといけないそうです。
 
施行から五日も経ったのに現場はまだ混乱しています。噂では添付のように美しいナアビヒル・ゲートでは税の徴収がすでに始まっていて払わない場合は追い返されるとも聞いています。近日中にあちらに行く方は気をつけてください。

2017年6月30日金曜日

イベント情報|三越本店

さあ、どうでしょう。凄いですね。私の濁った眼には映らなかったのかもしれませんが、アカシアの周りを小鳥さえ舞っていますね。ちなみにこちらの西野さんのデッサン旅行について私がお世話させていただいたことを付け加えておきます。

イベント情報|日本橋

例の日本画展ですが、ぜひ土日に行ってみてくださいね。新たな発見に胸躍るはずです。例えばこんなキリンの(普通の)シーンも芸術家のセンサーを通ると次の記事のような作品に生まれ変わるのです。驚くばかりです。ちなみに最終日の7/4は17時で終わっちゃうので気を付けてください。

2017年6月27日火曜日

断絶でもナンバーワン

どんな人達なのか知りませんが、英国のスカイトラックスが集計した結果、カタール航空が一番になったそうです。たぶん近隣四か国から国交断絶を突き付けらる前のデータなのでしょう。ちなみに東アフリカ線は軒並み1~1.5時間ディレイして到着しています。地図を見ると分かるのですが、たぶんドーハを出てUAEとサウジの上空を飛べないから海沿いに遠回りしている結果なのでしょう。帰国便も早くなっているので東海道五十三次のような忙しい日程の人は乗り遅れないよう注意が必要です。

2017年6月26日月曜日

イベント情報|ケニア

ライオン像で有名なあのデパートにてあさってからケニアとタンザニアの動物をテーマにした展覧会が開かれます。新作が30点ほど並ぶらしいので、ケニアに来たことのある人が見れば「ああ、あのシーンを描写している」という風な発見もあって殊更楽しめるでしょう。一方でアフリカ行きを予定している人が訪れたなら、予習になるかどうかは定かではありません。

2017年6月21日水曜日

ブラウンハイエナ

アンジェリーナ・ジョリーがケニアに昨日から来ているみたいです。
 
さて、アアドウルフ(昆虫食)を除くアフリカのハイエナ三種の中でもケニアにはいないのがこちらのブラウンハイエナ。ヨハネスブルグ郊外の檻の中で見かけました。熊みたいにがっちりした体格で毛足が長かったです。きっと夜行性なんでしょう。

2017年6月20日火曜日

マサイにとって神の山

そういえばケニアから南アに向かったときにタンザニアの大地溝帯を飛び越えました。地上から見たことある人しか気づかないと思うのですが、機内からオルドニョ・レンガイ山が見えたので私は興奮して写真を何枚か撮りました。
 
白い部分は10年前の溶岩流の後です。付近のマサイ族が神とあがめる山でして、近くにはレッサーフラミンゴの営巣地としても貴重なナトロン湖もあるはずなのですが今回は見えませんでした。たぶんケニア側のマガディ湖と連なって細長くて赤い筋に見えた、あれがそうだったのかもしれません。