2014年9月19日金曜日

夢のドリーム

久々に良いニュースがお届けできそうです。
 
アフリカで最大規模の航空会社、エチオピア航空が12月から成田へ飛んできます。これまで香港に行ってた便を延伸するに過ぎませんが。。
でも機材はドリームライナーだしANA系のマイラーにも嬉しいスターアライアンスのメンバーですし!週3便なのは許してあげてください。
 
成田を夜8時に出ると翌朝10時にナイロビに着きます。アンボセリへすぐ向かってもいいし、ウィルソン空港へ移動して3時発でマサイマラに飛ぶこともできますよ。

2014年9月18日木曜日

7万人減

ケニア観光局によれば今年の第二四半期における訪問者数は前年比マイナス7万人だったそうです。英米豪がモンバサを避けるように様々なレベルで注意喚起したのが3月から5月にかけてでした。どのくらいの損失、どれだけの人が職や売上げを失ったのか、想像すると心が痛みます。
 
たった今、日本でケニア旅行を販売してくれている旅行会社は現場にいる何百人ものケニア人の生活を支える最後の希望になっています。ある調査によれば定収入のあるケニア人ひとりの背後には親戚家族が10人もすがっているそうですから。
 
※写真のマリンディはモンバサ郡じゃないからセーフです

2014年9月17日水曜日

サブコントラクト

地上手配業者や観光省の役人は調査もせずに安全性を強調するかもしれませんが、顧客(観光客)と契約を結び、万が一の際に矢面に立たされるのは旅行会社ですから彼らが慎重になるのも無理はありません。
 
旅行会社としては彼らが持つ唯一の武器である「半年ごとに改定される委託業者の選択権」を最大活用しながら事件・事故を未然に防ごうと努めます。明らかにいい加減なランドオペレーターが事故を引き起こした場合は選択責任を問われかねないので旅行会社にとってはここが肝心です。
 
※市街地に隣接するナイロビ国立公園も安全エリアです

2014年9月16日火曜日

自前か委託か

私の知る限りケニアに自社の社員を駐在させている旅行会社はアフリカ一筋36年の道祖神並びに格安大手のHISだけで、後者はにも関わらずツアー販売を中止してしまいました。
 
ケニアのみならず世界各国には地上手配業者がいますので、こんな状況下では彼らランドオペレータが在日本の旅行会社の目となり耳となって現地情報の取得に努めることになります。
 
※ゾウの孤児院も指定エリアの外です

2014年9月15日月曜日

ケニア、あえてね!

こんな朝焼け一度は見てみたいと思うかもしれませんが、日本の今の状況ではケニア行きツアーを駅前の相談窓口やウェブ上でさえ目にすることはほぼ無いでしょう。危険情報の引き下げも私の期待に背いてすぐには実現しないと思われます。
 
それでもケニアに一年以内に行こうと考えている人が取れる選択肢は私が思うに3つはありそうです。1)今でもツアーを販売している旅行会社を見つけて申し込む。2)ツアーを中止している大手に頼み込んでツアーではなく旅のパーツを集めただけの「手配旅行」としての商品を作ってもらい購入する。3)インターネット上で見つけた在ケニアのサファリ会社にリスク覚悟で申し込み・支払いをしてから運を天に任せてナイロビに飛んでみる。

2014年9月14日日曜日

ネコ②

マサイマラで出会ったこのオトナメスは体重90キロとするとうちのイエネコの10匹分。抱っこできるわけないですね。毛は短く固く、草原の匂いがするはず。恐ろしい顔で生肉にかぶりつき、さらにザラザラの舌をつかってあばら骨にこびりついた肉までこそげ取ろうとしています。
 
こういうシーンに容易に出会える唯一の国がケニアなのです。

2014年9月13日土曜日

大型ネコの魅力

正直どうなんですかって聞かれますから、筆舌を尽くして観光旅行での滞在なら問題ないって答えますけど、日本在住の人にはその気分は伝わりにくいようです。
 
もっとシンプルにするなら、仮に自分の母親が来週ひとりでケニアにネコ類を見に来たいと相談してきたとしたら私の返事は「どうぞ」になるでしょう。何か不測の事態に巻き込まれる可能性は極端に少ないし、自宅で飼っている体重9キロのデブい猫と比べてチーターのなんと優雅なことか、そこに驚いて欲しいとも思うからです。

2014年9月12日金曜日

現在の通達

海外安全HPを使いこなそう!によれば外務省は旅行会社に対して以下を求めているそうです。いわく、
 
「ツアーの実施や旅程の決定に際し危険情報および現地状況を十分踏まえた対応を行うこと」
 
「旅行者の方々には危険情報について書面で知らせ内容説明をしたうえで顧客と契約すること」
 
逆に言えば上記を要望したときに面倒がらずに丁寧に対応してくれる旅行会社があったならばかなり信頼できるのではないでしょうか。それは小さいけど専門知識を自慢にしている会社だったり、あるいは大手だけど企画担当者がケニアを愛してやまずパンフレットやウェブサイトから熱い気持ちが伝わってくるようなケースかもしれません。