ケニアで出会えるバブーンには地域変異があり、アンボセリやこのツァヴォで見かけるのは毛色が黄味がかっていてスレンダーなイエローバブーンと呼ばれる仲間です。
研究者によってもっと体の大きいオリーブバブーンと別種にしたり亜種として扱ったりしているようですが、このイエローバブーンが分類上の基本になることは変わらないでしょう。学名が「犬の顔」を意味するラテン語に由来するらしく、そういう話を聞いてしまったが最後、彼らの顔が犬にしか見えてこなくなるのが不思議です。
2015年12月29日火曜日
2015年12月25日金曜日
申INアフリカ②
2015年12月24日木曜日
申年INアフリカ
アフリカはユーラシア大陸と並んで50種以上のサルの仲間を抱えるそうですから来年の干支についてコメントする資格があるかなと思います。
エチオピアの高地、特に豹がやって来ないような崖に暮らすゲラダヒヒは首都からのアクセスが簡単とは言えないものの一度会ったら忘れられない存在になります。お尻を地面につけて地面の葉っぱを手でつかんで口に運ぶのが基本の食事作法なので、コミュニケーションをその他の忙しくない器官、つまり顔の表情に頼っています。なので年賀状などにもってこいの擬人的な表情が豊富に撮れるのです。
エチオピアの高地、特に豹がやって来ないような崖に暮らすゲラダヒヒは首都からのアクセスが簡単とは言えないものの一度会ったら忘れられない存在になります。お尻を地面につけて地面の葉っぱを手でつかんで口に運ぶのが基本の食事作法なので、コミュニケーションをその他の忙しくない器官、つまり顔の表情に頼っています。なので年賀状などにもってこいの擬人的な表情が豊富に撮れるのです。
2015年12月18日金曜日
毒殺事件
ソーシャルの一部で様々な強度の憤りを引き起こしているマサイマラでの雌ライオン毒殺事件。ガバナーズキャンプの近くの湿地をテリトリーにしている「マーシュ・プライド」はBBCによるドキュメンタリー番組内で十数年に渡ってその動向が伝えられてきただけにライオン界のセレブとも言えます。その構成員だった雌が恐らくマサイ族の報復により殺害された、騒ぎの背景にそういう事情があるのです。
マサイマラと北で接する私営保護区のマラ・ノース・コンサーバンシーくらいまで遠出をする群れなので、ガバナーズやマラエクスプローラーだけでなくロイヤルマラやカレンブリクセンやエクスプロリアンズなどの高級キャンプに泊まったことがある方であれば今回亡くなったライオンに出会っていた可能性があります。悲しいのはもう二度とその姿を見ることはできないってことです。
*写真は2年前にリトルガバナーズに泊まったときに出会えた群れ
マサイマラと北で接する私営保護区のマラ・ノース・コンサーバンシーくらいまで遠出をする群れなので、ガバナーズやマラエクスプローラーだけでなくロイヤルマラやカレンブリクセンやエクスプロリアンズなどの高級キャンプに泊まったことがある方であれば今回亡くなったライオンに出会っていた可能性があります。悲しいのはもう二度とその姿を見ることはできないってことです。
*写真は2年前にリトルガバナーズに泊まったときに出会えた群れ
2015年12月17日木曜日
アメリカのベスト珈琲
アメリカの定評あるcoffeereview.comが発表した今年のコーヒー豆ベスト30の中にケニアが原産地のものが6つもランキングされています。ちなみにケニアを上回るのは7商品がエントリーしているエチオピアとパナマだけ。
サファリ後にナイロビのスーパーに立寄ると創業65年を誇る最大規模の卸業者ドーマンズの豆が入手できます。このドーマンズは事前にアレンジすれば日本で流行っているらしい工場見学もできます。
サファリ後にナイロビのスーパーに立寄ると創業65年を誇る最大規模の卸業者ドーマンズの豆が入手できます。このドーマンズは事前にアレンジすれば日本で流行っているらしい工場見学もできます。
2015年12月16日水曜日
祝えモンキー
おととい14日は世界モンキーデイだったそうです。そうと知らずに過ごしてしまいました。
話題には上りにくいですがアフリカ諸国のうち最も多くのサルの種類数を抱える国は実はタンザニアだそうです。サファリ中に見かけるヒヒやサバンナモンキー、そしてチンパンジーだけでなく各地に残る森林地帯に固有のサルが結構残っているそうで、それが順位を押し上げているようです。モンキー見るならタンザニア!というキャッチフレーズが浮かびましたが京都大学は半世紀に渡って彼の国で研究を続けているのですから新鮮味ゼロであることにすぐに自分で気づきました。
話題には上りにくいですがアフリカ諸国のうち最も多くのサルの種類数を抱える国は実はタンザニアだそうです。サファリ中に見かけるヒヒやサバンナモンキー、そしてチンパンジーだけでなく各地に残る森林地帯に固有のサルが結構残っているそうで、それが順位を押し上げているようです。モンキー見るならタンザニア!というキャッチフレーズが浮かびましたが京都大学は半世紀に渡って彼の国で研究を続けているのですから新鮮味ゼロであることにすぐに自分で気づきました。
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