2014年9月2日火曜日

危険かケニア


今日の午前中、外務省よりケニアの危険度に関する情報がアップデートされてナイロビ全体が危ないってことになりました。住んでいる私としれは前触れもなく変な感じがしますが。
 
観光旅行を決めていた人は急いで旅行会社に詳細を聞いたほうがいいです。なぜかというと危ないとされた地域に国際空港とその周囲のエリアがすっぽり入っているからです。まさかヘリコプターで空港からマサイマラに飛ぶわけにもいかないんで。

2014年8月29日金曜日

行っタラいいのに

玄関口のアルーシャからセレンゲティまでは335キロの一本道なので、道すがらにあるマニャラ湖国立公園はそのおこぼれにあずかっているのでしょう、訪問者は12万人を数えます。
 
驚くのは横道にそれないと立ち寄れないタランギレで、10万人が行っているそうです。バオバブ、ゾウの大群、敷地内を流れる川が魅力の美しい公園ですから日本でもっと人気が出てもいいはずなんですけどね。

2014年8月28日木曜日

外せない

同じ統計によればタンザニアの国立公園で最も人気があるのは予想通り(ンゴロンゴロは別組織の管理下)セレンゲティで、訪問者数は18万人だそうです。疑う余地の無い正真正銘の動物天国ではありますが、政府主導の横断道路建設の噂が絶えないので自然保護活動家の気の休まることはありません。

2014年8月27日水曜日

ワンミリオン

年度が6月で変わるタンザニア。統計では昨年度の外国からの訪問者数は109万人に達したそうです。ケニアと異なり安全な休暇先というイメージができあがりつつあります。
 
先日、吉田選手が所属するプレミアリーグのサンダーランド戦をテレビで観ていたらピッチサイドの広告に「タンザニアへ行こう!」とありました。このような政府観光局による地道な活動も好ましいですね。

2014年8月19日火曜日

危機こそ嬉々として

エボラによる風評被害(といってもWHOがケニアをハイリスク国として指定しちゃったのですが)のおかげでしばらく暇になりそうなので、ここは逆転の発想によってあちこち見て回って来ようかと思っています。
 
ずっと気になっていて、かつすぐ行けそうなのはボゴリア湖とアンボセリのタウィロッジ。後者は宿泊地記載的原理主義である日本の旅行会社向けではありませんが、ゆったりした時間を求める個人旅行者にお勧めできそうなのであえて鉄人が連泊した上で評価したいと思っています。

2014年8月18日月曜日

グッバイ、プリミティブ

大韓航空がケニアに飛んでくるのは明日が最後。2年前の就航時の広告で「ようこそ、原始的な世界へ」とやってしまってケニア人に叩かれたのもいい思い出です。
 
行きはよいよい、帰りはKEが飛ばない、というケースが明日以降に考えられますが、代案のひとつにナイロビ-ドバイ間はKQ、ドバイからソウルはエミレーツのA380っていうのもあるみたいです。世界最大の旅客機に乗れるチャンスとポジティブに考えるのも手です。

※写真はCDGで見かけた380

2014年8月16日土曜日

DNT GO WST②

完全な国営でないKQは売上げの4割を占める西アフリカへのフライトを止めることは死活問題でした。昨日行った運行継続の発表はブラフに過ぎず、今日はほっとしていることでしょう。
 
一般市民の生活を脅かして取引条件に使うやり方はケニアではあらゆる社会階層で見られます。国立病院の医師と看護婦の賃上げ要求は入院患者や急患の措置を放置しながら数日続き、毎回数人が亡くなります。
 
教師のストは生徒の学習機会を人質に取り、毎年数回行われます。KQも自身の判断は避け、国民の命を人質に取ることで政府の介入を迫ったに違いありません。これで晴れて経営の赤字は政府のせいにできるのですから。

DN’T GO WEST

(ほぼ)国営航空会社であるケニア航空は一転、エボラ発生国への乗り入れを火曜からストップすることを発表しました。これでケニアでの急激な蔓延は防げるでしょう。ちなみに死亡者が3人だけのナイジェリアへは継続するそうです。
 
この一日遅れの決断の背後には典型的なケニア人の振る舞いが見てとれます。つまり責任転嫁、そして人質を取っての脅迫という二点です。