ケニアの日曜昼下がりという時間の中継となった男子マラソン。徒歩圏内のスポーツバーをのぞくと人影はまばらでした。他部族の隆盛は自分達にとっては相対的な地盤沈下につながると考える人は多いですから無理もありません。ちなみに伝統的に長距離選手を数多く輩出しているのはカレンジン族とキクユ族です。
レースは中盤まではケニア、エチオピア、ウガンダとただ一人のアメリカ人を加えた集団が引っ張り、30キロを超えたらケニアのキプチョゲ選手が10秒の差をつけて独走しました。入賞した面子を見るとウガンダとケニアのハーフとか、エチオピア出身だけどバーレーンに帰化した奴とか、結局イーストアフリカ人ばかりでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿