現在カタールで議論中のサイテス(希少生物の国際取引に関する条約)ですが、「象牙取引再開絶対反対!」を叫ぶケニア側の旗色は良くないようです。
隣国のタンザニアを始め南部アフリカ諸国ではゾウの個体数が増加中というデータに基づいて、倉庫に貯まっている象牙を日本などアジア各国へ販売して現金収入を得たい、という声が大きいからです。
象牙取引はアフリカ人の権利であり、買うのはアジア人で、欧米人は環境保護が第一、という図式ですから簡単にはまとまらないでしょう。ちなみにケニアでゾウの調査が進んでいるのはアンボセリとサンブルです。
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