2019年6月24日月曜日

舗装が延伸中

中国の助けを借りて全国のインフラを整備中のケニア。最後まで、また何年も放置されてきたマサイマラへ向かう一本道の舗装化がとうとう完成間近となっています。現時点では利用客が最も多いセケナニ・ゲートという公園入口から20キロ手前まで完成しています。その途中で数か所がまだ迂回や工事中ではありますが、ほとんど完成と言っていいでしょう。これまでは悪路6時間を嫌って飛行機で行く人もいましたが、今後は陸路でのアクセスが体力的にも時間的にも楽になります。こんな道路が整ったケニアで4,200ccの排気量を持つランドクルーザーは不要だと私は前から思っていましたし、更にその思いを強くしました。

マサイマラ曇り

ケニアの雨期は今年、遅く始まりました。土砂降りや鉄砲水などのニュースはあまり聞きませんが、曇りがちの天気が続きます。ナイロビからマサイマラへ向かった際の機外の様子はこんな感じでした。薄曇りだと動物たちが午後から早めに動き始めるのでサファリには向いています。

2019年6月23日日曜日

空なのに自由席

マサイマラに向かうプロペラ機は、新幹線でもないのに席は自由となっています。搭乗時、係員が気の利いた人だと幼児やお年寄りがいるグループを先に案内してくれますがほとんど遵守されません。
 
セスナ機だとシート配列は左に1列、右に2列。パイロットの真後ろはドアもなく計器類が丸見えです。外の風景をずっと見ていたい人は早いもの勝ちなので、急いで窓の席をゲットしてください。

2019年6月22日土曜日

ケニア近代化

半年ぶりにマサイマラ行きの国内線に乗りました。マサイマラは1200平方キロの広さを誇り、小型飛行機が着陸できる場所が10以上もあります。航空会社は搭乗者が泊まる宿の最寄りの場所をいくつも経由しつつ数人ずつ降ろしたり拾ったりして行きます。私の今日の行き先はキチュワ・テンボで、その前にマラ・ノースという場所で6人が降りていきました。前回までは色分けされたカードをチェックイン時にもらうだけだったのに、今回はプリントされたチケットも発行されました。保安上の理由かもしれませんが、いろいろケニアもちゃんとしてきているなあ、と感じました。

2019年6月1日土曜日

今日からビニール禁止

ケニアでは昨年から始まったビニール袋の規制。今日から隣国のタンザニアでも始まります。ケニアで導入された直後は詳細について誰も分からず混乱しましたが、タンザニアは政府がちゃんとしたガイドラインを事前に示したのでケニアよりましだと思います。取り締まりのリストからジップロックなど使いまわせるタイプは除外されるそうですし、走行中の車を検査目的で停めることはしないそうです。ドーハの免税店でもらった袋はキリマンジャロ空港にあるごみ箱に捨てて行ったほうが無難です。

http://www.tanzaniaembassy.or.jp/ITEMS/Notice%20to%20travelers%20planning%20to%20visit%20Tanzania%2016.05.2019.pdf

2019年5月15日水曜日

ケニア人対決

サッカーを観る人にとっては来月のチャンピオンズリーグ決勝が一年の締めくくりになりますが、その一発勝負の舞台にケニア人選手がなんと二人も出る予定なのはあまり知られていません。
 
日本代表の吉田の元同僚であったワニャマ選手(スワヒリ語で動物)はスパーズの中盤の底として活躍中で、思いっきりケニア人です。準決勝で足を引きずって途中交代したのが心配です。
 
もう一人は両親がケニア人ではありますがベルギー代表にも名を連ねるオリジ選手。この人は準決勝で2ゴールを挙げて大逆転劇の主役となりました。こちらもほぼケニア人と呼んで差支えないでしょう。前評判ではこちらのリバプールに分があるように言われています。6月1日が楽しみですね!

2019年4月25日木曜日

ケニアの雨期

月曜の晩にケニアで大雨が降りました。窓の外はたたきつけるような雨でした。これで例年より一ヶ月遅いですがやっと雨期が始まったと言えそうです。火曜も長いこと停電でした。地方では道路が冠水して交通が7時間遮断されたり、スラムでは土砂崩れ、家屋倒壊によって数名が亡くなったりしています。少し前からコレラがナイロビを含んだ地域で発生しているので、汚水混入という点からも心配です。

2019年4月19日金曜日

都会のアフリ感③

言わずと知れた日本橋三越のライオン像。帰国中、近所の旅行会社に足を向けたときに立ち寄りました。バロック調なのかムキムキ感が誇張されていました。ケニアに戻ると30年ぶりにひどい旱魃、と騒がれていて、草原のライオン達は大丈夫かと心配になりました。