2015年2月17日火曜日

一万千人減少

ザンジバルのガイドさんによると、昨年12月の渡航者が空港利用者として7千人、クルーズ船の到着ベースで4千人も減ったそうです。タンザニアにはテロ予告もイスラム国も来ていなかったので主な原因としてエボラへの恐怖が考えられるでしょう。
 
空からみた島の北端にあるヌングイ・ビーチはこんなに美しいのに残念なことです。手前の島は周囲のサンゴ礁と合わせて南アの会社によって丸々独占利用されていて、そこに超高級リゾートがあります。ケニアだとバテリア・キャンプが姉妹ホテルにあたります。

汚名返上

天使ならぬ白衣のおばちゃんの狙いは「黄熱病汚染国からの入国者がイエローカードを所持しているかどうか」だけで悪気はないはずですが、日本人旅行者にとっては迷惑な存在となります。
 
なぜなら彼らは非汚染国の日本から汚染国のエチオピアに着陸したのは事実ですが空港内に3時間留まっただけで入国もしていないのに、エチオピア航空に乗っていたというだけで係員から取り調べを受けることになるのですから。もしおばちゃんにつかまったらはっきりと英語で乗り継ぎだけだった、と説明する必要があります。

2015年2月16日月曜日

エボラ対応シリアス

昨日エチオピア航空を利用してナイロビに到着したところ、夜中一時にも関わらず問診票とカメラ型サーモグラフィーでチェックを受けました。それで終わりと思いきや、入国審査場の前で白衣のおばさんがイエローカード所持をチェックするために仁王立ちしていました。この類はタンザニアでよく見かけたのですがとうとうケニアでも徹底することにしたようです。今、国境の車の行き来に関するケンカがケニアとタンザニアとの間で再燃しているのでその影響かもしれません。

2015年2月11日水曜日

15年で2倍

アフリカ開発銀行の試算では2030年までにアフリカの観光業は2倍のスケールになるそうです。
 
外から人がどっと押し寄せる前にケニアの公園や保護区の整備が求められるのですが、一方で世界銀行の告発によるとケニアにある47の郡県のほとんどが中央からの交付金を空出張や幽霊社員の給料へ充てているそうで、本来の目的である地域開発には数パーセントしか使われてないという事実が明らかになり紙面を騒がせています。モンバサ郡においては1%しか使ってないそうです。政治とそれを行う人間の文化が変わらないと自然保護は実現しないでしょうね。

2015年2月10日火曜日

天まで届け

ストーンタウンにあるいくつかの建物は香港やマンハッタンと程度は違えども同じ種類の動機によって高層化が図られています。
 
その中のひとつ、チャヴダホテルの屋上からの眺めはなかなかのものだったのですが先月から改装工事を理由に閉館中です。雨季が明ける6月からの再開を目指しているのでしょうか。なんならエレベーターを導入して欲しいです。屋上までの階段が結構きついので。

2015年2月9日月曜日

米阿の間

引き続きエチオピアの話。今度ロサンゼルスに週3便で飛ばすそうで、アフリカ大陸とハリウッドをつなげる試みは史上初だそうです。景気の良い話はケニアではなくアフリカの屋根からばかり聞こえてきます。
 
そういわれて調べたら南ア航空はNYCどまりで、数年前にナイロビに来ようとしたデルタもテロにびびってからは音沙汰無しが続いています。まあアルシャバーブもおとなしくなりつつあるので数年以内には空港施設の査察が合格となったらナイロビにアメリカの会社が乗り入れるようになるでしょう。