2012年11月8日木曜日

水生アンテロープ

名前のとおり水の近くにいないと生きられないのがウォーターバックです。この日はシマウマの後から子連れで水場にやってきました。昼、夜どっちも元気なのでサファリ中に見かけやすい動物です。

姿が最も鹿に似ているのはこいつらだと私は思います。角はオスだけが持ちます。暮らしの単位は他のアンテロープと同じで一頭の雄と複数の雌からなる小グループです。母親は出産時は群れからひとり離れ、赤ちゃんを藪の中に数週間も隠し続けるそうです。

2012年11月7日水曜日

池端のシマウマ

まずやって来たのはシマウマの群れ。彼らは基本的には毎日水を飲みたい生き物ですからケニアとタンザニアの間をあんな苦労して移動するのです。
体重はヌーと同じくらいで250kgは超えません。五感の中では視力に最も頼っている点、さらに日中に活動的になる点でちょっと他の動物とは違っていますね。
雌雄の区別は外からは分かりにくいです。群れの単位はいわゆるハーレム。一頭の雄とそれに従う複数の雌、その子馬達によって構成されます。夫婦の絆はかなり強く10年以上も続くこともあるそうです。ハーレムから追い出された若い雄たちは男だけのグループを作る点はインパラと一緒です。

2012年11月6日火曜日

セレナ池

セレナロッジは西ツァボにもあります。ロッジ自体の歴史は60年代にまでさかのぼりますので、当然ながら一番いい場所に当時建設したのでしょう、今でも眺めと立地が素晴らしいです。レストランの横はどーんと開けており、昼夜問わずいろんな種類の動物が水を飲みに来る姿を居ながらにして観察、撮影できます。

2012年11月5日月曜日

ツァボといへば②

一泊二日で訪れてもまあまあの確率で見られるのは、その赤い土に染まった「赤ゾウ」。泥浴びしただけなんですが。

それよりもドライバーさんがしきりに言うのは、ツァボのゾウはマサイマラより凶暴化しているって点です。長いこと密猟が放置され、寿命が60年もあったらそりゃあ家族や親戚のひどい最期を何度か目にしているでしょうから、人間に対する恨みなど当然かもしれません。ツァボに行ったなら悪い人ばかりじゃないんだよ~と彼らの耳元でささやいてあげてください。

2012年11月4日日曜日

ツァボといへば

先週ツァボ(ヴォが正しい)に遊びに行ってきました。
景色は「全体として乾燥、植生はまばらで見通しの効くエリア多し、ところにより新緑が眼にまぶしいでしょう」という感じでした。これから雨が多くなるとますます草木が生い茂り動物を見つけるのが大変になるでしょう。

ツァボに来ないと見られないもののひとつはこの赤い地面。また迫力のある山並みや溶岩トンネルなど地形的にも独特の面白さがあります。

2012年11月3日土曜日

雨のナイロビ

昨夜は一晩中、雨が降ったりやんだりしていたナイロビ。雨季に入ったような感じがします。

マサイマラでも数日前に雨が降ったそうです。少し変なのはタンザニアとの国境あたりにかなりの数のヌーがうろうろしているそうです。タンザニアでの降雨が遅れている場合は移動も遅れ気味になりますので。
ホテル代の安い11月を狙って旅行を計画した人たちは予想外のヌーの大群のお出迎えを受けるかもしれません。