2013年7月8日月曜日

シラヒゲさん

アフリカへの入植者としてはオランダ人のほうが古株であるわけで、ヌー/Wildebeestを始め動物の名前は現在でも蘭語が主流です。

ヌーは見かけの相違から5つの亜種に今は分けられているようで、その基亜種はやはり南アに住んでいるブルーヌーになっています。僕らに馴染みのあるのは白髭亜種という派生形で、体重も200キロと親戚の中では最も小型だそうです。ライオンに倒されたヌーを見る度に「200kgのビフテキ、焼き方は超レア」というフレーズが思い浮かぶのは私だけでしょうか。

2013年7月7日日曜日

白眉のヌー

サファリ2日目からヌーが出ても注視しない観光客は少なくありません。果ては「蟻みたいにイッパイいすぎてキモい」とまで言われる始末。

お前ら(我々人間)こそ70億人もいて逆にキモいわ!

とでも言うようにガンを飛ばして来たヌーさんの髭は、東アフリカではあくまでも白いのでした。ちなみに南アに行くと髭は黒くなります。

2013年7月1日月曜日

ヌーはじめました

サファリを終えたドライバーさんの報告によると、29日にマラ川の支流のサンド川でヌーが川渡りをしたそうです。無線で騒ぎを聞きつけたのですが、距離があったので現場には行かなかったそうです。

30日にはムパタに宿泊したお客様もヌーの渡河を目撃できたそうです。場所は不明ですがお弁当を持って遠出をした努力が報われたのでしょう。

つまり今年もヌーの大群が到来し、昨年よりは早めに川渡りがスタートしたってことです。

2013年6月30日日曜日

成長ケンニャ

新聞によりますと、ここケニアの第一四半期の成長率は選挙前の社会不安をよそに5.2パーセントだったそうです。特に農業がよかったとか。高級モールをぶらぶらする人の姿も心なしか多く見えます。

2013年6月28日金曜日

オロイデン②

増水する前はボートは一艘しかなかったのですが、最近はこんなにスタンバっています。

最近大雨があり、そのときにオロイデンの水がナイバシャ湖に流れ込んだらしく、ナイバシャで鯉やナマズが大量に死んだ事件がありました。フラミンゴの好む水は、他の生き物にとっては有毒なんですね。

2013年6月25日火曜日

オロイデン

フラミンゴの群れをどうしても今見たい、ナクルの環境が改善するまで待てない、という人はここに行くほかありません。

ナイバシャ湖の西南にへばり付いた小さな湖、オロイデンの湖水は今でもアルカリ性が強く、千の単位でフラミンゴがまだ留まっています。シンバロッジのさらに奥、オルカリア地熱発電所よりも奥にありますので、往復で1時間は優にかかります。岸には観光客を当て込んだボートが朝から夕方まで待っているので値段交渉をしたのちに船を湖面へ滑らせます。