2012年11月4日日曜日

ツァボといへば

先週ツァボ(ヴォが正しい)に遊びに行ってきました。
景色は「全体として乾燥、植生はまばらで見通しの効くエリア多し、ところにより新緑が眼にまぶしいでしょう」という感じでした。これから雨が多くなるとますます草木が生い茂り動物を見つけるのが大変になるでしょう。

ツァボに来ないと見られないもののひとつはこの赤い地面。また迫力のある山並みや溶岩トンネルなど地形的にも独特の面白さがあります。

2012年11月3日土曜日

雨のナイロビ

昨夜は一晩中、雨が降ったりやんだりしていたナイロビ。雨季に入ったような感じがします。

マサイマラでも数日前に雨が降ったそうです。少し変なのはタンザニアとの国境あたりにかなりの数のヌーがうろうろしているそうです。タンザニアでの降雨が遅れている場合は移動も遅れ気味になりますので。
ホテル代の安い11月を狙って旅行を計画した人たちは予想外のヌーの大群のお出迎えを受けるかもしれません。

2012年10月31日水曜日

霧のような疑念

今月の最後はやっぱり山頂からの眺めで締めたいと思います。ここまで来ると植生も少なく地衣類ばかりになります。

エチオピア最高峰であるラス・ダッシェンは通常4,620mと表されますが、科学的な方法で調べると実際は4533m程度に落ち着くらしいです。私の携帯したGPSは4,530mを表示しました。
しかしそれが事実だとするとアフリカ第四峰の地位をタンザニアのメルー山に奪われてしまうので、アフリカ一誇りの高い民族にはたぶん受け入れられないはず。ここはひとつ大人の対応が必要とされる山なのです。

2012年10月24日水曜日

増えてるホテル

国連やNGOが値段を吊り上げているナイロビのホテルですが、このところ建設計画が続けて発表になりました。値下げにつながって欲しいものです。

すでに建設が始まっているのはあのケンピンスキー。タンザニアに3軒持っていたのですが最近全て売却したので東アフリカに興味ないのかと思っていました。市内と繁華街の間にあるので眺めや庭は無さそうですが敷地内は豪華にまとめてくるでしょう。
ラディソンは建設予定地に看板だけ立っています。クラウンプラザのあるアッパーヒル地区です。アコーホテルも計画があるそうです。ドバイを本拠にするアドレスホテルもナイロビとマサイマラにホテルを建てたいそうです。投資家は大統領選挙後も政府が転覆することはないと考えている表れだと思います。

2012年10月23日火曜日

いやはや超人だ


エチオピア人は登山中のランチにも手を抜きません。
この日は山頂を目指す日で朝の4時出発でした。コックさんは簡単な朝食で我々を送り出した後、日の出前にも関わらず圧力釜でスパゲティを作り、それをアシスタントが釜ごと担いで山頂まで運んできてくれました。おかげで温かい食事と美しい風景を同時に楽しむことができたのです。
下山開始後、空になった釜をかつぐ彼の姿は泳ぐように先を行き、結局我々よりも何時間も前にキャンプに帰着していたのです。

2012年10月22日月曜日

全部のせ中盛り

首都から数百キロ離れた、登山ルート上で最後となる町にあった食堂でも同様の料理が食べられる点においてエチオピア文化はすごいと感じました。この地域ではテフという穀物が育たないそうで、そのせいでインジェラに含まれる酸味が弱かったのが僕らの口にも合った理由でしょう。写真はミックスプレートというメニューで、お皿の上にインジェラを敷いて、その上に各種の料理をちょっとずつぶっかけて、手でインジェラをちぎっては具といっしょに口に運びます。