登山中にはかなりの数の小鳥を見かけました。こちらもその中の一羽でエチオピアの固有種だそうです。
今回は自分としては初めてなのですが、300mmのレンズとボディ(キャノン製、合計重量約2キロ)を登山中にずっとたすきがけして運びました。鳥を撮るには望遠としては不足なのですがこれ以上重いと嫌だなぁと正直思う半面、今回の同行者はもっと重いオリンパスをしかも2台携行しての登山だったのですごい人だなあと後ろ姿を見ながら思ったのでした。
2012年10月9日火曜日
2012年10月8日月曜日
狼(の餌)
お次はぐっと小さくなってネズミ様。登山4日目のキャンプサイト以降にずいぶん見かけるようになりました。地中に掘ったトンネルの中で暮らしているようでした。大きさはハムスターより一回り大きいくらい。
本音はこのネズミを主食にしているエチオピアオオカミを見たかったのですが残存個体数は50頭以下と聞いていたし、やっぱり見かけることはありませんでした。数年後には地球上からいなくなっているかもしれないこのイヌ科の動物を救うには観光化と政府主導による住民の教育しかないと私は思うのですが。
本音はこのネズミを主食にしているエチオピアオオカミを見たかったのですが残存個体数は50頭以下と聞いていたし、やっぱり見かけることはありませんでした。数年後には地球上からいなくなっているかもしれないこのイヌ科の動物を救うには観光化と政府主導による住民の教育しかないと私は思うのですが。
2012年10月7日日曜日
ハシブト市長
この巨大カラスはエチオピアとエリトリアの1200m以上の高地にしかいない点が希少です。いつもペアでキャンプ場の周りをうろうろしている点、愛らしいのですが鳴き声がひどすぎます。うがい中か二日酔いのおじさんみたいなのです。ガラッガラッって。
英名を直訳するとクチバシの太いカラスですが、日本にはちゃんとハシブトカラスという鳥がいるので、和名をなんて付けようか考え中であります。
英名を直訳するとクチバシの太いカラスですが、日本にはちゃんとハシブトカラスという鳥がいるので、和名をなんて付けようか考え中であります。
2012年10月6日土曜日
羊が食事
この翼長2mを超えるハゲワシの仲間を見たいのなら2500m以上の山に登らないといけません。努力しなきゃ成功はない、と繰り返した中学の担任の言葉を初めて実感しました。
ラマーガイアー、独語で子羊を食う鷲の意、は英名ではヒゲハゲワシという情けない形容になりますが、飛翔中の姿は正に空の皇帝。しかも動物の大腿骨などを上空から落として砕き、中の骨髄や骨そのものも食べるという賢さも合わせ持ちます。
幸い登山中の私の頭の上に骨は降ってきませんでしたので今こうしてパソコンの前に向かうことができているわけです。
ラマーガイアー、独語で子羊を食う鷲の意、は英名ではヒゲハゲワシという情けない形容になりますが、飛翔中の姿は正に空の皇帝。しかも動物の大腿骨などを上空から落として砕き、中の骨髄や骨そのものも食べるという賢さも合わせ持ちます。
幸い登山中の私の頭の上に骨は降ってきませんでしたので今こうしてパソコンの前に向かうことができているわけです。
2012年10月5日金曜日
非暴力猿
体は寒冷地に住むからでしょうか、ケニアの親戚よりも大きく、胸の赤い模様(地肌)が特徴的です。5センチ以上の立派な牙を持つ割に食性は完全に草食です。
撮影は容易ではありませんでした。というのも自然環境は生き物の性格まで規定するのでしょうか、エチオピア人と同じでこの猿もとってもシャイ。カメラを構えつつ近づくと逃げることはせずにくるっと背をこちらに向けてうつむいてしまうのです。人間に背を向け無防備な状態なのに悠々と地面の草を食む後ろ姿に私はこの国の懐の深さを覚えずにはいられませんでした。
笑ってる場合です
このゲラダヒヒですが、似たような猿の仲間よりも社会構造が複雑だそうです。声(言葉?)のバリエーションが27種類もあるとか。
お互いの上下関係を確認するため、日々の毛づくろいが欠かせないのはもちろん、時折写真のように「笑う」こともあるそうです。実際は笑うというよりは歯ぐきをむき出しにして牙を一瞬見せつける行動なのですが、これでお互いのコミュニケーションを図っているそうです。
日本では出っ歯ですとイジメの対象になりえますが、エチオピアに来るとパラダイム転換により人気者になれる可能性大です。
お互いの上下関係を確認するため、日々の毛づくろいが欠かせないのはもちろん、時折写真のように「笑う」こともあるそうです。実際は笑うというよりは歯ぐきをむき出しにして牙を一瞬見せつける行動なのですが、これでお互いのコミュニケーションを図っているそうです。
日本では出っ歯ですとイジメの対象になりえますが、エチオピアに来るとパラダイム転換により人気者になれる可能性大です。
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