2011年12月24日土曜日

料理の鉄人②

ベースキャンプでは朝も一品ずつ出てきます。この日は曇り空だったのでテーブルを外に出してくれてフルーツサラダからスタート。
 
自家製パンと目玉焼き、大量のベーコン、パンケーキなど。
 
正面の林の中にはちょっとした展望台がありまして、そこからマサイマラの動物達が眺められるという趣向も気持ちいいものでした。夕方にはそこでカクテルサービスも用意してくれるそうです。

2011年12月22日木曜日

料理の鉄人

マサイマラに5泊してきました。思えば15回も食事をしたのですから今回はランキングをつけてみます。
 
「ベースキャンプ」はタレックゲートのすぐ隣にある自称エコロッジ。オバマ大統領も泊まったことあります。私もエコをかじったことあるので疑いの目をもって訪れたところ、逆にすっかりファンになってしまいました。
 
食事は朝からセットメニューで毎回おいしくて、昼でもデザートがついてきます。だいたいの調理は奥にあるメインキッチンで行い、最後の仕上げを食堂の横にあるオープンキッチンでわざわざやってくれるのです。ジューっとか聞こえてきます。僕なんかそういうの好きですから横目でずっと見ていたりして。写真は2日目のランチに出た野菜キッシュ。この後のデザートはメレンゲを焼いてパッションフルーツソースが添えてありました。

2011年12月4日日曜日

ヌーいまだマラ

マサイマラのガバナーズキャンプから教えてもらった情報ですが。。
 
「11月1日に2000頭のヌーがセレナ側から渡ってきた」
 
「11月4、5日に5000頭のシマウマ、1000頭のヌーが渡った」
 
そうです。今年は8月から雨の降り方が変でした。ヌー達もタンザニアに向かわずいまだにケニア内でうろうろしているようです。
 
※写真、ヌーはヌーでも南部の亜種。違いが分かりますか?

2011年11月30日水曜日

エアーサファリ④

機内の小さい窓を通して動物はちらほら見かけますので空からのサファリ、と呼んでも差し支えはありませんが旅行会社のパンフレットに大きく書くと後日クレームになる可能性があります。
 
夕方は特に動物が活発になるという話でした。でもこちらの都合で空を高速で移動している上に光が弱いですから、もし動物様に出てきて頂いてもいい写真を撮るのは困難です。一応右下に写っているのはゾウです。動物達が踏みしめてできた水路も見えますね。
 
デルタではサファリカーが無制限に入ってきて草原を荒らすようなことは起きません。またマサイマラみたいに悪い政治家が土地の権利書を書き換えてから細切れに転売して私腹をこやすこともできないでしょう(年中洪水)。ですからオカバンゴは、この世界がどんなにひどいことになっても最後まで動物達の楽園として残っていくはずだと思います。

2011年11月29日火曜日

エアーサファリ③

1時間では到底デルタの全域はカバーできませんが、流域の辺縁で乾燥している地域からだんだん水の多い上流へ飛ぶに連れて風景は変わってきます。
 
左斜めに走っているラインは家畜の移動を制限するフェンス。白っぽい場所は植物が塩分を長年地面の砂から吸上げた結果、しょっぱすぎる土壌になって植物が死に絶えたエリアです。
 
白い場所の周囲はまだしょっぱくないのでナツメヤシやファンパームがそこを囲むようにぐるっと生育しています。10月は乾季の終わりなのでこんな風景ですが、3月頃になればこの島を残して周りは水没するはずです。

2011年11月28日月曜日

エアーサファリ②

デルタを潤してきた水がようやく途切れるあたりの町、マウンにある小さな空港から定員5人のプロペラ機は飛び立ちます。
 
参加料金は機材あたりで計算されます(この点も上から目線ですね)。私の場合はちょうど5人が参加意思を表明したので75ドルで済みましたが、ひとり参加の場合は寺山修司ばりの一点豪華主義的決断が必要とされるでしょう。
 
ちょうどこの数日後に飛行機が落ちたのですが知らぬが仏で大変に楽しむことができました。