2014年10月25日土曜日

もうイナイジェ!

WHOによると1、2週間以内に抗エボラの血清が利用可能になるそうです。近いうちに直接患者に投与されるようになるでしょう。
 
他方、一時ナイジェリアは二次感染者を出したものの最後の発症から21日を経た後にエボラフリー宣言を出しました。スペインと米国を含む各国はナイジェリアによる封じ込めの成功例から学ぶことは多いでしょう。

2014年10月23日木曜日

チャリサファリ③-②

広大な国土に126もの部族が(By大使館)暮らすタンザニアの美点は平和であることだけに留まらず、それぞれが持つ伝統文化を観光業と結びつけながら保存を模索している点だと思います。
 
カルチュラル・ツーリズム・プログラム(CTP)と総称されるそれらの団体は各地にあり、この自転車サファリも例外ではなくマニャラの近くの村にあるCTPオフィスが請負い、多少のトレーニングを受けた地元の青年がガイドとして勤務しています。チャリとヘルメットは各種サイズが揃っています。

2014年10月22日水曜日

チャリサファリ③

最後に紹介するのは真打ちのマニャラ湖(の隣の村)で行うサイクリング。ンゴロンゴロとその兄弟のクレーターが並ぶ崖に沿って清らかな水が年中利用可能なので周辺では農業が盛んで水田さえあります。村自体はそれほど大きくないですが前二者と違って村人の普通の生活を垣間見ることができる点で際立っています。

チャリサファリ②

メルー山への登山口であるアルーシャ国立公園は、マウント・メルーNPと呼ぶべきと私は思っているのですが、小さいながらも多様な景観が特色で、さらに自転車サファリが許されています。森林が続く場所ではコロブスモンキー、大小の湖が集まるエリアではフラミンゴを見るでしょう。サイクリング以外にも前述の会社がカヌーを貸し出していて、文字通り視点の異なるサファリが楽しめる公園として当局は売り出したいみたいです。

2014年10月21日火曜日

サファリオンカヌー

カヌーのように準備や決め事の多い内容を日本人の期待するとおりに提供するのはアフリカでは簡単ではありません。その点、湖畔に事務所を構えるこの業者グリーンフットプリントはしっかりしているほうです。
 
2時間のカヌーツアーは現場に到着後の支払いなら35ドル。別途森林保護費が13ドルかかります。湖までの移動手段が簡単ではないので普通は車を所有するサファリ会社に全体としてアレンジを頼むようになるでしょう。

チャリサファリ①-②

実際には湖へ向かう道路はダンプやトレーラーの往来が激しく時間の限られる観光者向けではありません。一方、湖畔のホテルではレンタサイクルが可能で、湖をぐるっと囲む森林の中を早朝サイクリングなどしたら気持ちいいはずです。猿やディクディクなどに出会えるでしょう。
 
最深部が700メートルとも言われるこの湖では、ちょっと怖いですが、カヌーもできます。インストラクターと一緒に浅瀬を巡る2時間はアフリカでの忘れられない思い出のひとつとして心に長く残ることでしょう。

2014年10月20日月曜日

チャリサファリ

なんでもケニアがモノサシになってしまう私から見れば、タンザニアは全土が安全で(外務省のお墨つき)、都市化が緩やかで、国立公園とその周辺にある集落との関係が良好のようです。その結果として自転車に乗りながら行うサファリが各地で可能になっています。車に乗ってばかりのケニアと異なる体験は、特に若い客層にとっては何十万円も払う旅行の一部に取り入れたくなるのでは?
 
私も先月の滞在中に自転車で近隣を廻ってみました。この日はアルーシャから14キロ離れた火口湖であるドゥルチ湖へ。ランチを挟んで半日旅行になりました。

2014年10月18日土曜日

レッドカード

思い返せばトランジットで3時間エチオピアの空港にいただけで「黄熱病汚染国に滞在した」とみなされるってことが分かった時がケチのつき始めでした。イエローカードが必要なパッケージツアーは日本では参加者が極端に減るらしいのです。
 
タンザニアもケニアも自身が汚染国に指定されているのだから、なんで隣国のエチオピアからの入国のハードルを上げるようなこと言うのでしょうね。
 
※シミエン国立公園の登山道にて