2018年8月25日土曜日

リゾート撤退

ウィルソン空港を拠点にする国内最大手のエアケニア社がインド洋のリゾート地から撤退するそうです。規制が急に緩和されてLCCの参入によって採算が合わなくなったのでしょう。余った機材はサファリ方面の充実に使う予定だそうです。

大阪からはエミレーツで

関西の旅行好きには久々の朗報となりますが、10月からエミレーツが二階建てのエアバス380を導入して座席を増やすそうです。エコノミー席のモニターはとんでもなく大きくて業界最大の番組数を誇ります。映画を観すぎて視力が落ちたとしてもケニアのサバンナで回復できるでしょう。ビジネスクラスには24時間アクセス可能なバーとラウンジがあるので特別感がさらに増します。ドーハ/ナイロビ間のビジネスのシートもフルフラットに変えるそうです。これでケニア行きのロングフライトの快適さは保証されますね。

2018年8月13日月曜日

ケニアのカバは無実です

数年前にもカントリーロッジで起きたのと同じ事故が今度はソパロッジで起きました。ナイバシャ湖半でカバの撮影に夢中になっていた中国人が、近づきすぎたのでしょうか、その撮影対象によって命を奪われました。土曜日のことです。
 
湖畔にあるどのロッジでもチェックイン時には英語にはなりますが、日没後には一人で出歩かず警備員を呼んでから夕食のレストランへ向かうように注意されます。自然を敬う気持ちが少しでもあればルールに従うでしょう。他国の言語や文化に敬意とは言わないまでも注意を払うような人種であれば、注意事項に耳を傾けたり言葉が分からないまでも理解しようと努力するでしょう。欧米からの訪問者のほうが断然多いにも関わらず犠牲者が中国人に限られるという事実の背景には何か法則があるのかもしれません。

2018年8月8日水曜日

ライオンの日

ビアホールの話ではありません。あさって10日は危機に瀕するライオンの現状を心配するいい機会となる世界ライオンズデーに制定されているんです。
 
レッドリストを作成している国際機関によると地球上のライオンの総個体数は多く見積もっても四万頭を割るくらいだとか。ケニアの野生動物公社による古いデータではケニア全体で二千頭。今はもっと少ないでしょう。マサイマラ周辺にはそのうち600頭くらいがいると思われます。ケニアへの日本人訪問者数はエボラとテロ後に落ち込んだまま年間8000人くらいから回復していないみたいです。好意的に見積もってその半分が観光客だとして、ライオンを見ないで帰る人はいないでしょうから本物のライオンを知る人が毎年4000人ずつ日本で増えていることになります。みんなでライオンを応援しよう。

2018年8月7日火曜日

川渡りはじめました

昨年より遅いですがマサイマラを南北に流れるマラ川でもヌーが渡るようになったそうです。世界で唯一日本語でヌーの最新情報が「日本語で」得られるサイトはこちら。明日にでもケニアに飛んでこの宿に四泊したら感動を呼び起こすであろう川渡りのドラマに立ち会えると思います。
 
https://m.facebook.com/MpataSafariClub

2018年7月31日火曜日

ケニア寿司三昧

空中を飛翔したい、という共通の目的の為に鳥とコウモリは全く異なるアプローチを取りましたけども今はどっちも空を飛べています。そんな現象を並行進化と呼びます。
 
週末にケニア最大手の携帯電話会社で見かけたこの広告。日本のすしざん○いを想起させつつ、前述の並行進化の結果と考えるなら不思議はありません。どちらも人類共通の度合でお客様を歓迎したい、という気持ちから発出した表現なのでしょうから。

雨に弱い空港

計画性と予算が無いナイロビの国際空港では雨が降ると利用者は冷たい雨に濡れる以外になす術はありません。数週間ぶりに日中に降ったので、昨日は二歳の幼児を含む大事なお客様を雨中に数分立たせることとなりました。どのケニア人に問題提起しても「雨は命の源」とか言うだけで取り合ってくれないんですよ。

2018年7月27日金曜日

一泊1240ドル

キリンと一緒に食べる朝食のシーンがインスタ映えしないはずがないジラフマナー@ナイロビですが、来年も強気で10%値上げするそうです。狭くて浴室に難のあるスタンダードルームが最も安いですが、それでも一泊あたり13万円以上します。寝て食べてキリンと触れ合うだけでこの値段。。公式ウェブサイトで部屋の空きはすぐに調べられますが、この値段でもほとんど毎日満室です。