2016年3月28日月曜日

ウサギと卵

ここケニャではイースターを本気で祝います。

この四日間のフェスティヴシーズンではウサギがフィーチャーされますが、実際にはサヴァンナで彼らを見かけるチャンスは稀です。夜行性で日中は穴に隠れているからで、恐竜に怯えていた先祖を持つ我々哺乳類としては至って普通のライフスタイルですから咎めることは無益です。

ナイトサファリをやらせてくれるライキピア、エレメンタイタ、やマニャラ湖などでは彼らに出会えます。カンガルーのように後肢で跳ねる仲間もいます。

2016年3月26日土曜日

ケニアのモトカノ

王位継承権第二位のウィリアム王子が家族を放ってケニアに来ているそうです。イースター中に昔つき合っていたとされる女性の結婚式が北部のレワ私営保護区で行われるみたいなんです。
 
レワはいろいろ問題の多いケニア政府から距離を置いた自然保護を自力で進めているライキピア・グループの中でも中心メンバーであり、またケニア山に併合する形で世界遺産にも登録されています。宿は少なく高級路線しかなく、毎日私財を投じてもいいから保護活動に参加したいと考える人々がアメリカやイギリスから泊まりに来ています。

2016年3月23日水曜日

タンザニアでシマウマ死ぬ

日本で一頭のシマウマが命を落としたんですか?BBCのトップニュースにしばらく露出されていた理由は単に笑えるニュースとして扱われたなのか、あるいは日本での動物の扱い方の稚拙さを指摘したかったからなのかは不明です。
 
タンザニアの草原では複数のシマウマが毎日死んでいます。私が目撃したケースは1月29日に子馬が雌ライオンによって仕留められたものでした。いつもは騒がしい欧米人の観光客もこのときばかりは複雑な表情を示していました。

好きベルギー

危機が去った暁にはぜひベルギーに遊びに行ってください。
 
私も絶対にもう一度、月曜日を避けて行こうと思っています。レオポルド時代にコンゴから運び出した民芸品の数々が郊外にあるアフリカ博物館に所蔵されているらしいのですが、前回行ったら休館日でした。すごい仮面とか剥製とかがあるはずなのです。余談ですが両親がケニア人のオリジ選手はベルギー代表でプレーすることを当然選び、毎週末はリバプールで活躍しています。

2016年3月22日火曜日

R.I.P.

イースター休暇を迎えるヨーロッパでまたテロが起きました。30余名の我々と同じく何の罪も無い人々のご冥福を祈るばかりです。
 
ブリュッセルの空港は閉鎖中ですが、ケニアには就航していなかったのでサファリツアーを諦める人は少ないと思われます。ルワンダでのゴリラツアーを予定していた人はいるかもしれません。中世ヨーロッパの発展を支えた都市に一日も早く平穏が訪れることをケニアから願っています。

2016年3月21日月曜日

水牛フレーメン

アフリカスイギュウのフレーメンも見たことあります。知識が無かったら「鼻づまりでも起こしてんのかな」と思ってスルーしてしまうところです。
 
酪農家の親元で育たない限り一般的な日本人は知らないであろう事実、ウシは下あごの前歯しか無いってこともこの写真から予備知識があったならば読み取れます。上あごには固くなった歯ぐきしかありませんが下の歯と「噛み」合わせて草本から葉っぱまで器用に食べるそうです。600キロを超える体重を猛獣に囲まれながら維持するバッファローに高機能のスペックが数多く備わっていたとしても当然なのです。

2016年3月19日土曜日

ドメ猫のフレーメン

猫派であることを隠さない私ですが、20年以上イエネコと密に接して来たにも関わらずフレーメンは見たことないですね。家族になったとたん(またはなる前に)避妊化してしまうからそういう対象への反応が薄まってしまうのでしょうか。ちなみにウェブ検索すれば呆け顔、変顔の愛猫写真がいくらでも見つかるようです。

2016年3月16日水曜日

フレーメン

気になる匂いを感じとった時、多くの動物は口を半開きにして上あごの裏に備わるセンサーを外気にさらすことで感度アップを図ります。フレーメンと呼ばれるこの行動はヒトと海獣類以外では普通に見られるそうです。我々はいつからこれを止めたのでしょうね。