2014年12月24日水曜日

多雨クリスマス

ナイロビは4日連続で雨が降っています。
 
エルニーニョ現象と関係があるのかないのか、12月としては珍しいです。明日から全国的にクリスマス休暇に入りますから地方への足に影響が出そうです(道路の水没、運賃値上げ、事故の増加etc)。ウィルソン空港でコーヒーを飲んでいたらカレン方面から恐ろしいほどの黒雲が迫って来ました。

2014年12月23日火曜日

フラ再び

ナクル湖にフラミンゴは多少戻っていました。昨日の時点で湖畔に一列並ぶくらいはいました。コフラミンゴに加えてパステルピンクのクチバシが美しいオオフラミンゴも数十羽いました。日中は避けて早朝か夕暮れ直前に行くと浅瀬に集まっているのでコンパクトカメラでも記録しやすいでしょう。

2014年12月16日火曜日

ビスクイット

先日市内のスタンレーホテルにあるカフェでマンUの試合を90分観戦していましたが、隣のロビーでは一度もチェックインの客が来ませんでした。ケニアの観光業は危機的状況を実感しました。
 
さて、ウェイトレスのひとりが話しかけてくるけど意味不明なので3度ほど聞き直したら「デ・ギアの調子は上向きだね」みたいなことなんです。恐らくマンUのキーパーであるスペイン人のデ・ヘアのことを言っていたのでしょう。彼らの共通語スワヒリ語は日本語と同じく表音文字なので見たままで発音して何の疑問も持ちません。レストランにいけばオレンジ「ジュイス」やチョコチップ「ビスクイット」を頼まないと食事にありつけません。

2014年12月14日日曜日

IUCNグリーンリスト②

ただしケニアも手放しでは喜べない事情があります。選ばれた2つの保護区とはスイートウォーターズ・チンパンジー園を擁するオル・ペジェタと、もうひとつはケニア山の麓のレワで、どちらも白人が主導する私営保護区だからです。深読みするならケニアの国や自治体が管理している公園に対して通信簿で1をもらい、逆に白人の運営方法に花丸をもらったようなもんですから。
 
実際にマサイマラなどはここ数年で新規の宿が雨後の筍のように増えましたし、サファリ中には気持ち悪いくらい多くの車を園内で見かけます。眼前の豊かな自然が10年後もそこにあるかどうかの保証ができない点がケニアについて最も私が心配する部分です。地方分権が幅を利かせている最近のケニアですが、自然保護くらいは中央政府がトップダウンで長期的な視点から行わないとめちゃくちゃになると思うんです。

2014年12月13日土曜日

theホリデイ

自宅から乗合いバスに75円払うとジラフセンターにほど近い大型ショッピングモールに連れてってくれます。
 
ケンチキを含めていろんな店が入っており駐在員の味蕾を楽しましてくれるんですが、私の中でのナンバーワンは生ビールを飲ませてくれるSirvilleというお店。アルコール度6.2のアンボセリという銘柄は飲み干した後のげっぷまで(失礼!)良い香りがしますよ。

赤ならず緑

人間以外の動物に少しでも興味がある人なら所謂レッドリストについては知っているでしょう。日本からはトキやセマルハコガメが絶滅の恐れあり、としてエントリーしちゃっているあれです。
 
先月シドニーで開かれた国際会議では上記の団体が新コンセプトとしてグリーンリストというのを発表しました。レッドリストが動物種に注目しているのに対してグリーンのほうは世界に散らばる国立公園や保護区の中でも特に頑張っているところを表彰しよう、という気持ちから始めたのだそうです。ケニアからは堂々の2ヶ所が選ばれていますので、世界遺産をいくつ訪れたかで競っている日本人の好奇心をくすぐるには十分なネタだと思うんですけどね。

2014年12月12日金曜日

ケニア51歳

今日はケニアの独立記念日。国立競技場ではいろんな政治家が持論を展開してお祭りは終了しました。
 
政府役人の上のほうと教育関係は今日から長期休みを取る向きが多く、戻ってくるのは新年2日以降です。一年で最大のホリデーシーズンというのもうなずけます。お金がある家族はモンバサ辺りに出かけてビーチではしゃぐのが定番になっています。観光客業の落ち込みで悲鳴を上げ続けてきたビーチ沿いのホテルもクリスマスと新年だけはケニア人で部屋が埋るので一息つける、と新聞にありましたがそのとおりでしょう。

新ホテル②

来年3月にはナイロビにも大型ホテルが誕生予定です。それはラディソンBLUでまだ工事が続いています。クラウンプラザの斜向かいですから彼らにとっては面白くないでしょうね、きっと。
 
在住者の我々にとってはどんなレストランが入ってくれるのか、そこが興味を引かれるところです。美味しい中華か日本食が入ってくれるといいんですけどね。