2010年10月13日水曜日

フィッシングサファリ


9月のある日、漁師さんに付いて静かな湖面に滑り出しました。狙う魚種によって網の目の大きさを変えるそうで、この日はオメナというイワシのような小魚が大量に採れました。この魚はまさしく煮干のように保存し、料理の際には水で戻してシチューにします。 
 
  
他の船をのぞいてみると、日本の食卓にも上っているティラピア、高級魚のナイルパーチなどがあがっていました。私が最も興奮したのは1mくらいのヘビのような肺魚が船底に転がっているのを見つけた時。日本ではプロトプテルスと呼ばれてペットショップでウン万円という値がつく魚です。漁師さんがいうには輪切りにしてシチューとして煮込んで食べるそうですがあまり美味しくないとのこと。もったいない話です。

2010年10月12日火曜日

ビクトリア湖


バカデカ大陸、アフリカの内陸部にはこれまた馬鹿でかい湖があります。世界最長のナイル川の源流でもあり、周辺3ヶ国の人々の生活の基盤にもなっているビクトリア湖がそれです。キスムはケニア沿岸では最大の町。暗いうちから漁師さんは仕事の準備に余念がありません。

2010年10月9日土曜日

川渡りリターンズ

今年は例年より一ヶ月早く始まった川渡りですが、大群はまだまだケニアに留まっています。
特に多いのがインターピッズ、ガバナーズのあるサイドで、マラセレナ側で待っているとこちらに向かって渡ってくる姿がまだ見られるようです。ヌーの気まぐれには振り回されるばかりの人間たちです。
 

2010年10月8日金曜日

サバンナ横断道路

世界遺産のセレンゲティですが、その北部をずばっと横断する道路を建設する計画があります。2012年の開始予定でタンザニア経済の活性化が主な目的だそうです。
 
タンザニアとしてはヌーの川渡りがケニア側でのみ注目されるので面白くないのでしょう。道路を引いて移動を妨げて自国サイドにキープしたいのかもしれません。車とヌーの事故が増えるのは間違いありません。
 
東アフリカ共同体の実現はまだまだ夢物語のようです。参考リンクのCNNは以下です。

http://edition.cnn.com/2010/WORLD/africa/09/21/serengeti.migration.threat.road/index.html

2010年10月2日土曜日

ジャカ満開


自宅の窓からの景色ですが、モンバサロード沿いのジャカランダが満開となっています。ただ花の美しさに足を止めるケニア人は少なく、私などが写真を撮っていると不思議な眼で見られるのが残念です。

2010年9月18日土曜日

ジャカ5分咲き


南アで有名なジャカランダですが、ナイロビでもいたるところで見られます。こちらはヒルトン、バス停付近。他では国際空港から市内へ向かう道沿いにも点在しています。最も集中しているのは鉄道博物館のあたりですが薄暗いので散策はお勧めできません。

2010年9月2日木曜日

一面ヌー


この時期、見たこともない数のヌーがマサイマラに終結します。インパラなどと違い一列になってうつむき加減で常に移動している感じが特徴です。何がきっかけになるのか不明ですが、思いついたように一斉に川沿い向かって走り出したり、あきらめたように草原に戻ってきたりを一日中繰り返しています。川渡りを目撃できるかは本当に運次第なのです。

2010年9月1日水曜日

マラセレナ

一年前から予約がいっぱいといわれるこの時期のマラセレナ。幸運に恵まれた私はヌーの川渡りを観察すべく3泊してきました。プールサイドからの眺めはこのような感じ。緑色の筋はマラ川に沿って発達した林です。この川をヌーの大群が数ヶ月に渡って行ったり来たりを繰り返すのです。