2015年3月8日日曜日

かもめかもめ↗

新聞によるとナイロビ市長が年々悪化の一途をたどる市内の渋滞を緩和するためになんと我々のゆりかもめ新交通システムを採用するつもりで覚書にまで署名したとか。
 
記事ではゆりかもめが一日16時間運航できるとか、毎日17万人を運んでいるとか書いてありました。発展の遅れたアフリカならではの一足跳びの新技術の採用です。ケニア人なら間違いなく16時間働かないからいいかもしれませんが、車両や機器の保守に不安が残るのは私だけでしょうか。
 
※道路拡張を理由に北縁が削り取られることになったナイロビ国立公園とそこに住むシマウマさん

2015年3月7日土曜日

7%成長

世銀のケニア担当者の言によると2013年に5.6%低迷したケニアの経済成長率は次の3年間で6~7%を記録する見通しだそうです。
 
用地取得に絡んで発生した政治家による補償金の不正受給が発覚してスタートからつまづいているラム/スーダン間の新交通網や中国から有償で莫大な金を借りて建設される新鉄道などの大規模公共事業が目白押しなのが理由だそうです。日本政府もこの前史上最大の案件(モンバサ港の一期工事)を取りまとめたばかり。ビジネス誌があおりたてる「企業のアフリカ進出」には追い風と言えます。

2015年3月6日金曜日

患者ゼロに感謝↗


一時はエボラによる死者の5割を占めていたリベリアですが、昨日最後の患者が退院したことにより入院者がゼロになったそうです。合わせて先週一週間で記録された新規感染もゼロだったそうです。
 
リベリアの大統領は中国に感謝の意を表明したようです。資金だけでなく医療チームなど人的サポートも充実していたからだとか。日本も富士フィルム系の薬品会社が貢献したんですけど寂しいもんです。

2015年2月25日水曜日

ウ・ケ・ル包囲網↘

タンザニアは東アフリカ共同体の一員にも関わらず各セクターの統合プロセスにおいて度々強情さを示してきました。まだ見ぬ世界に対して恐れを抱くのは理解できるのですが。。
 
日本のサファリ愛好者のみなさんの利便性を考えた時に、最も歓迎される新政策はケニアとタンザニアの両国を訪れても50ドルで済むビザの販売だと思います。加えてマサイマラとセレンゲティの間にあるサンドリバー・公園ゲートの開放もインパクトあります。お客はどんどん来るでしょう。タンザニア側からの一方通行でもいいからオープンして欲しいです。今年10月の大統領選挙でもし野党が公約したなら絶対投票しますよ!(投票権ありませんが)

三国同盟↗

昨年2月に導入されたケニア、ルワンダ、ウガンダの三ヶ国をカバーする周遊ビザ。観光客の利便性向上が図られると官僚達は自信満々でしたがフタを開けてみるとたった1560件しか売れなかったそうです。
 
そもそもついでだからと行って3国を巡る人は少ないでしょうし、別々に買うと150ドルのところが100ドルになるだけで、値段のメリットよりも申請の手間が省ける点だけが魅力のように映ります。うまく運用すれば悪いニュースだらけのアフリカ旅行において数少ない追い風になりますから期待しながら見守りたいと思います。

2015年2月24日火曜日

自由の学校

エボラ禍に巻き込まれた西アフリカのリベリアですが、新規感染者の激減を受けて昨日から学校が再開されました。夜間外出禁止令も解除されて、首都のあちこちでお祝いの声が上がったそうです。目標としては2カ月以内に感染ゼロを掲げているそうです。
 
※写真は関係のない、ザンジバルでのパレードの様子