さだまさしさんの「風に立つライオン」の歌詞について特にケニアのどこを想定しているのかに注意して研究してみました。
「ビクトリア湖の朝焼け」に触れていますね。歌のモデルになった青年はケニアに赴任していたそうですから湖畔の町の中では最も都会のキスムを訪れた際に日の出を目にしたと想像します。でもキスムは日本で言えば東京湾みたいに引っ込んだ位置にあって広々とした水平線は見えません。タンザニアのムワンザのほうが広大さで優りますがロケには行かないでしょう。
2014年12月2日火曜日
2014年12月1日月曜日
ワンミリオンクラブ
今年は120万人を超えると強気だったタンザニアの観光客数の予想ですが、エボラのせいで届かないかもしれませんね。ここナイロビでも欧米人は見かけますが日本人は全く来なくなりました。
新聞の論調ではエジプトなんか遺跡だけで数百万人も集めるんだからタンザニアは自然もあるしもっとできるはずだ、って感じでしたけどちょっと乱暴な比較かなぁと。。
ちなみにサファリ主体で年間100万人以上の観光客を集めている国は(というか遺跡や見るべき文化遺産が無いか保存されていない国)はケニタンに加えて南ア、ザンビア、ボツワナ、ナミビア、ジンバブエだそうです。
新聞の論調ではエジプトなんか遺跡だけで数百万人も集めるんだからタンザニアは自然もあるしもっとできるはずだ、って感じでしたけどちょっと乱暴な比較かなぁと。。
ちなみにサファリ主体で年間100万人以上の観光客を集めている国は(というか遺跡や見るべき文化遺産が無いか保存されていない国)はケニタンに加えて南ア、ザンビア、ボツワナ、ナミビア、ジンバブエだそうです。
2014年11月24日月曜日
ココナッツとカレー風味
なんか続けてモンバサと北部国境のマンデラ郡でテロや暴動が起きて大勢亡くなったみたいですね。
どちらの都市も随分前から外務省によって「検討」か「延期」しろって名指しされているエリアですから、危険情報をご金言とあがめる日本の旅行代理店にとっては対岸の火事どころか「火星の土砂崩れ」くらいなもんでしょう。
最近笑えたのは国立農業大学で学生が暴動を起こして焼討ちや略奪を行ったのですが、授業再開の条件として学校側が出したのは「ひとりあたり6000円の罰金」でした。学生からの反応は「高すぎる」。えっ、値段なの?って突っ込んでしまいました。国が変わるといろいろですね。
どちらの都市も随分前から外務省によって「検討」か「延期」しろって名指しされているエリアですから、危険情報をご金言とあがめる日本の旅行代理店にとっては対岸の火事どころか「火星の土砂崩れ」くらいなもんでしょう。
最近笑えたのは国立農業大学で学生が暴動を起こして焼討ちや略奪を行ったのですが、授業再開の条件として学校側が出したのは「ひとりあたり6000円の罰金」でした。学生からの反応は「高すぎる」。えっ、値段なの?って突っ込んでしまいました。国が変わるといろいろですね。
2014年11月23日日曜日
ハザベ⑦
彼らが数千年の長きに渡って狩場としていた土地を後にした私はマニャラへ戻る途中に赤タマネギを満載したトラックと何度もすれ違いました。後で聞くと周辺がどんどん畑地として開かれているそうです。大昔にはいなかったクシ語系のイラキ族やニロティック系のダトガ族が牛とヤギを連れて流入している問題もあります。
彼らの伝統ライフと狩りにおける特殊能力は大田区の工員が持つそれと同じなのかもしれませんが、前者は5年か10年でこの世から消え去る危険をはらんでいます。ナイロビでぬくぬくと暮らす私ができることと言ったら彼らに関するドラマを世間に広め、会いたいという人が現われたら現場へ連れて行ってあげて、当人が何かを感じ取る舞台を用意してあげる、それだけなので悲しい限りです。
彼らの伝統ライフと狩りにおける特殊能力は大田区の工員が持つそれと同じなのかもしれませんが、前者は5年か10年でこの世から消え去る危険をはらんでいます。ナイロビでぬくぬくと暮らす私ができることと言ったら彼らに関するドラマを世間に広め、会いたいという人が現われたら現場へ連れて行ってあげて、当人が何かを感じ取る舞台を用意してあげる、それだけなので悲しい限りです。
2014年11月22日土曜日
ハザベ族⑥
適当な木陰を見つけて車座になった後、ハンター達はささっと持参した道具で火を起こしてリスを料理しはじめました。
毛はあぶって取り除き、頭は「待て」の姿勢でじっとしていたイヌにプレゼント。少年達の間では獲物は平等に分けるルールがあるようでした。私も少しおすそ分けをもらいました。赤くて味の濃い肉でした。しばらくしてエボラが頭をかすめましたが原因はコウモリとされているし、リスとコウモリは生息環境を異にするから問題ないと納得しました。
毛はあぶって取り除き、頭は「待て」の姿勢でじっとしていたイヌにプレゼント。少年達の間では獲物は平等に分けるルールがあるようでした。私も少しおすそ分けをもらいました。赤くて味の濃い肉でした。しばらくしてエボラが頭をかすめましたが原因はコウモリとされているし、リスとコウモリは生息環境を異にするから問題ないと納得しました。
また羽ばたかず
2年に一度って頻繁すぎるとの批判もあるサッカーのアフリカ選手権ですが、イーグルスとの愛称を持つナイジェリアが予選落ちしました。競り負けた相手はコンゴ。ここではちょっとした驚きを持って受け止められています。最多優勝を誇るエジプト(愛称ファラオ)も落ちました。
エボラの震源地の中からはギニアが本大会へ進みます。大会のホストはモロッコだったのですがエボラを恐れて開催を事実上辞退し、予選も途中で失格となりました。毎回最後、最後と称されるコートディヴォアールの黄金世代に今回こそ優勝して欲しいと思います。
エボラの震源地の中からはギニアが本大会へ進みます。大会のホストはモロッコだったのですがエボラを恐れて開催を事実上辞退し、予選も途中で失格となりました。毎回最後、最後と称されるコートディヴォアールの黄金世代に今回こそ優勝して欲しいと思います。
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