交通事故死者数が問題になっているケニアで(といっても年間三千人を超える程度)新法が施行され、4月いっぴから全ての商用車はスピードコントローラーを内蔵することが義務化されました。それがあるといくらアクセルを踏んでも時速80キロ以上出なくなります。
12月から猶予があったにも関わらずほとんどの業者、オーナーは前日まで傍観し、31日になって慌てて全員が自動車修理工へ殺到しました。一日で数千台の処理ができるわけもなく、4月1日は公共交通機関が麻痺しました。ひとつの機械が4万円もすることも原因ですが、根底には法律が交付されても自分が気に入らないものなら直前に誰かがストップしてくれる、誰かが助けてくれる、という無根拠な期待感がケニア人のほぼ全員に共有されている点だと思います。文化と言い換えてもいいでしょう。
そして望みどおり、翌日には2週間の猶予期間延長が発表されました。これで100キロ出せる車が大手を振ってしばらく暴走できるし、その間に奪われる命もあるわけです。ケニア万歳!Long Live Kenya!
2014年4月3日木曜日
2014年4月2日水曜日
ドリームライン
警戒態勢がどんどん厳しくなるナイロビの空港ですが、そこを拠点にしている国営のケニア航空もエチオピアのそれに遅れること数年、やっと787をボーイング社から受領するそうです。
今月中に6機、その後は年内にさらに5機が到着するそうです。記念キャンペーンとしてミニチュアモデルのプレゼントを行っていますが、その応募条件はKQのステッカーを愛車の目立つ場所に貼り付ける、というものです。なので市内の道路は現在テロにも負けず夢に溢れています。
今月中に6機、その後は年内にさらに5機が到着するそうです。記念キャンペーンとしてミニチュアモデルのプレゼントを行っていますが、その応募条件はKQのステッカーを愛車の目立つ場所に貼り付ける、というものです。なので市内の道路は現在テロにも負けず夢に溢れています。
2014年4月1日火曜日
手榴弾2発
2014年3月30日日曜日
反転攻勢
モンバサでのテロ行為から一週間経ち、ケニア政府の治安維持能力が疑問視される中での良いニュース。英国航空がデイリーのナイロビ線の機材をトリプルセブンから747に変更して実質700席/週の増席を図るそうです。また週3便のウガンダ線を4便にするそうです。
昨年カタール航空が日航などの属するワンワールドへ加入したことを受けて、BAもカタールとの共同運航便を増やしてアフリカ内での影響力を増やす予定もあるそうです。
昨年カタール航空が日航などの属するワンワールドへ加入したことを受けて、BAもカタールとの共同運航便を増やしてアフリカ内での影響力を増やす予定もあるそうです。
2014年3月28日金曜日
ところ変われば
こないだまで西洋世界に彩りを与えていたアフリカ発のニュースと言えば南アのパラリンピック選手が恋人にピストル4発ぶち込んだ事件ですね。
最近ホットなのは西アフリカのエボラ出血熱関連。ギニアではコウモリをスープにして食べるそうで、感染源としてあの洞窟に住む静かな動物が疑われているそうです。政府は先日コウモリ食を禁止しました。
※写真はナイロビでかつて食することができたダチョウのオムレツ。エボラとは関係がありません。
最近ホットなのは西アフリカのエボラ出血熱関連。ギニアではコウモリをスープにして食べるそうで、感染源としてあの洞窟に住む静かな動物が疑われているそうです。政府は先日コウモリ食を禁止しました。
※写真はナイロビでかつて食することができたダチョウのオムレツ。エボラとは関係がありません。
2014年3月27日木曜日
泣いてないって、これ汗だから
統計によるとケニアで今年に入ってから、たった三ヶ月ですが、密猟によって命を奪われたサイの数は18頭、ゾウは51頭に上るそうです。
そんなタイミングで昨日、取り締まる当事者である野生動物管理局が緊急記者会見を行い「ケニアの動物達は危機的状況にはない」と宣言したことは間違いだ、と新聞の社説にありました。長官の保身が目的なのかは不明ですが、もっと密猟してもいいよと言っているように私にも聞こえました。
そんなタイミングで昨日、取り締まる当事者である野生動物管理局が緊急記者会見を行い「ケニアの動物達は危機的状況にはない」と宣言したことは間違いだ、と新聞の社説にありました。長官の保身が目的なのかは不明ですが、もっと密猟してもいいよと言っているように私にも聞こえました。
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