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闇の中をヘッドライトを頼りに3時に出発。さすがに寒いし足場はガレ場。転びそうになる度にガイドさんが支えてくれました。杖が、特に2本あると歩行がとても楽になるのでお勧めです。朝日が昇る直前に5000mに位置するレナナ峰に到達。雲海は遥か眼下。

実は普通の登山客が登れるのはここまで。氷河を挟んだ反対側には本物の頂上が見えますがロッククライミングの技術が必要なほど急峻です。帰りは同じルートを辿っても良かったのですが、反対側に降りるナロモルルートを取りました。
初日は標高3000mに位置するこの山小屋です。寝室には二段ベッドが並びマットレスもあるので寝袋を持参するだけで済みます。食堂とトイレは小屋の中にあります。シャワーはありません。食事は帯同するコックさんがスープ、メイン、さらにデザートまで用意してくれます。
翌朝起きると小屋の周辺は快晴。高山植物もきれいです。はるか彼方にはこれから目指す頂上がツインピークとして望めます。それぞれネリオン峰、バティアン峰という名前がついていて、高いほうは5199m。これから頑張るぞーという気持ちになります。