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2012年6月29日金曜日

1914年のドイツ

今からさかのぼること102年前のアフリカ大陸は北から南まで丸ごと白人のものでした(エチオピア除く)。そんな視点でユーロ2012を見てみると。。

例えば準決勝に進んだ4チームのどれもがアフリカに植民地を持っていました。1914年当時の最強国はもちろんイギリスでエジプト、ケニア、今のジンバブエ、ナイジェリアを所有。次はドイツとポルトガルがどっこいどっこいでそれぞれタンザニアとナミビア、アンゴラとモザンビークの持ち主でした。南米だけで暴れたと思われがちなスペインでさえ今の西サハラを領有していました。植民地時代に搾取した物的、人的資源を100年に渡り維持、育成した結果のベスト4、とは言いすぎでしょうか。

※写真はタンザニアのバガモヨに残る、1872年に建てられた教会