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2015年10月1日木曜日

ゾウ、だめゼッタイ

NYCでの米中首脳会談の成果としてだいたい2つ挙げられているみたいですが、こっち側(大自然を興味の対象とする観光業と仲間たち)で白熱しているのは象牙売買の原則禁止に両国が合意した、というポイントです。
 
買う人が減れば密猟も減るだろうという仮説を検証するチャンスがようやく訪れました。日本も象牙輸入国の一部なので今後も注目していくべき議題です。

2015年5月6日水曜日

国境無きゾウさん

昨年から趣味の狩猟が禁止されたボツワナでは、畑を荒らすゾウへの不満が高まっているそうです。
 
国境無きゾウ達、という団体によると空からのセンサスによる推定個体数はアフリカ全土で47万頭。そのうちボツワナは13万を抱えるそうです。エコツーリズムの先進地域としてのボツワナの動向を見守って行きたいです。

2015年3月14日土曜日

サワサワ大沢?

今日から例の映画が全国公開ですね。観た人はいかがでしたか?
 
サワサワってスワヒリ語でオッケー!とかの意味なんで大沢さんの名前は現地スタッフも役者からも呼びやすかっただろうなぁ。
 
予告編の映像しかこっちでは見られませんが、風景のシーンだけ見ても美しいと思いました。現実のケニアをそっくり切り取れている印象を受けました。監督とカメラマンが良かったのかな。

2015年3月11日水曜日

そっちが譲れヨ

意地の張り合いになってきて観光客の利便性がそっちのけになっているケニア/タンザニアの国境問題ですが、再来週の金曜にアルーシャにて二国間の話し合いがもたれるそうです。合意に至らない場合はこれまでどおりにナマンガにて車とドライバーの交代が継続されます。例外的にアフリカの官僚が長期的視野に立ってリーダーシップを今回発揮したならば、ケニアで登録された車とガイドがキリマンジャロ空港でお客様を出迎えることができるようになります。エボラで瀕死の旅行産業にとってのカンフル剤になる可能性があると私は考えているので行く末に注目していきます。

2014年12月8日月曜日

風に立つ⑤

「草原のゾウのシルエット」はアンボセリ周辺で撮影できるはず。乾季なら埃が舞って逆光がより映えるんですが、今は小雨季ど真ん中なのでどうなるでしょう。緑の絨毯と朝日というのもそれはそれで美しいんですけども。

2014年12月5日金曜日

風に立つ③

「キリマンジャロの白い雪」は当時はいっぱいあったのでしょうが30年経った今ではほとんどの万年雪は流れ出してしまい残っていません。
 
白い様を見たいなら雨季の4、5月に来てください。前夜の降雪がしばらくは残っているので雪化粧が見られます。主人公はケニアを拠点にしていたようなので山を見たというなら恐らくこんな感じのアンボセリからの眺めだったでしょう。

2014年10月13日月曜日

ある意味解禁

土曜日に興味のある人だけがナイロビの大使館に集まって事情を聞く機会がありました。
 
何はさておき私が驚いたのは大使館/外務省の譲歩の姿勢でして、先月発出された渡航情報のページよりナイロビの詳細な地図を削除しました!という報告でした。この結果、あのページの内容については読む側の人間がどうにでも解釈できる状態となっています。つまり昔からある「ウサギとアヒル」とか「婦人と老婆」みたいなことになっています。
 
ありがとう、大使館のみなさん!

2014年9月15日月曜日

ケニア、あえてね!

こんな朝焼け一度は見てみたいと思うかもしれませんが、日本の今の状況ではケニア行きツアーを駅前の相談窓口やウェブ上でさえ目にすることはほぼ無いでしょう。危険情報の引き下げも私の期待に背いてすぐには実現しないと思われます。
 
それでもケニアに一年以内に行こうと考えている人が取れる選択肢は私が思うに3つはありそうです。1)今でもツアーを販売している旅行会社を見つけて申し込む。2)ツアーを中止している大手に頼み込んでツアーではなく旅のパーツを集めただけの「手配旅行」としての商品を作ってもらい購入する。3)インターネット上で見つけた在ケニアのサファリ会社にリスク覚悟で申し込み・支払いをしてから運を天に任せてナイロビに飛んでみる。

2014年8月19日火曜日

危機こそ嬉々として

エボラによる風評被害(といってもWHOがケニアをハイリスク国として指定しちゃったのですが)のおかげでしばらく暇になりそうなので、ここは逆転の発想によってあちこち見て回って来ようかと思っています。
 
ずっと気になっていて、かつすぐ行けそうなのはボゴリア湖とアンボセリのタウィロッジ。後者は宿泊地記載的原理主義である日本の旅行会社向けではありませんが、ゆったりした時間を求める個人旅行者にお勧めできそうなのであえて鉄人が連泊した上で評価したいと思っています。

2014年4月18日金曜日

ポジティブな家出

次にボスゴリラの周りにいるオトナ雌に目を移してみましょう。
 
彼女達も8歳くらいのときに両親のもとを飛び出して以来、いくつもの群れに混ぜてもらいながら自分探しをしてきたのです。この行動は近親交配を防ぐ役割があると考えられています。
 
ボスを慕うメス達は寵愛を得る為に競うようにボスの毛づくろいをするそうです。つまりあなたはオトナ雌同士の毛づくろいを目にすることはないでしょう。メス同士でも緩やかな格付けがありますが、それは単に群れに合流した時期の早さで決まるそうです。つまり仲が良さそうに見えるオトナ雌のグループも実は血縁関係の無い赤の他人の寄り合いなのです。

2014年1月30日木曜日

EAC

遅々として進まない東アフリカ共同体構想にまたもや打撃です。1月から予定されていた「ケニア・ウガンダ・ルワンダ共通ビザ」が延期になりました。もっとも100ドルという価格設定だったので2カ国しか行かない場合にはメリットは全然なかったのですが。
 
分け前の分配方法ですが、なんでも最初の到着国が10ドル取って、残りを等分するつもりだったようです。旅行者の立場からすると費用の問題よりも国境での手続きの簡素化につながれば十分メリットとなるのですが。

2014年1月17日金曜日

値上げ②

アンボセリは従来の80ドルから90ドルになりました。アバーデアは人気が無いにも関わらず15ドルの値上げです。
 
昨年は治安上の不安要素が続き、ついには100万人を切ったのではないかと予想されるなかでの値上げは一般には理解されにくい動きです。今週行ったアンボセリでは観光客が少ないのをいいことにキリンがリラックスしていました。

2013年10月23日水曜日

2泊で3泊

アンボセリのちょっと外にあるテントキャンプのトーティリスも来年6月まで「3泊したら1泊無料」のキャンペーンを延長しました。よっぽど客が少ないんですね。
 
平坦で狭くてスター動物の少ないアンボセリで3泊もしたら飽きるでしょ!という突っ込みには、グルメ旅行&絶景ロッジの提案という回答を与えましょう。宿は全体が小高い丘の上にあり毎朝霊峰キリマンジャロが正面に見えます。料理は自前の菜園で採れる野菜を中心にしたイタリアンです。どちらもセレナやオルトカイでは得られない体験です。最後にご自身のフォトアルバムに「ゾウとキリマンジャロ」が揃っていないのであればこの機会を利用して3日かけてトライすべきでしょう。

2013年3月4日月曜日

2007.12.29

ガイドの仕事もうまく行った29日、お客様は空路マサイマラへ。私とドライバーは陸路でナイロビへ向かいました。
ラジオからは現職と野党党首のデッドヒートが開票が進むにつれて明らかになっていきました。本来ならばこの日に結果発表が予定されていたのですが、選管がいろいろ言い訳をしつつ先延ばしにしている間に全国で不満や疑惑がつのっていったのです。

2013年3月3日日曜日

2007.12.28

白黒はっきりつけるのをアフリカ人は嫌がりますが、無実の1,300名の命が失われた5年前をすっかり忘れてお祭り騒ぎをしている政治家とそのサポーターの姿を今日の午後テレビで見た瞬間に私もいいかげんキレました。少しトラウマ的ではありますが気力を振り絞って2007年の選挙がどんなにひどかったかを犠牲者のためにもここで思い返したいと思います。全て個人的体験に基づくものです。
 
12/27の投票日そのものは平穏でした。友人と鍋を囲むためにビールを探し回ったほどでした。日本大使館は結果次第では荒れるという予想を出してはいましたが同時に300人の邦人が一斉に大使館に逃げ込んできたら対応できないので自主的な退避を勧める、という姿勢でした。

翌28日は大事なお客さんのためにアンボセリへ行きガイドをしていました。夕焼けキリマンジャロも美しく、まさかそれから2ヶ月の間ケニアを暗雲が覆い続けるとは思いもよりませんでしたね。

2013年1月1日火曜日

イヤーオブスネイク

今年は巳年ですか?残念ながらサファリ中に車で疾走しながらヘビ類に出会うのはかなり稀です。自分の足でアフリカの大地を歩く場面、例えばアンボセリのオブザベーションヒルなどでは、インパラを飲んでいるパイソンが目撃されたことがありますが。この前12月にアンボセリに行ったときは自分はそんな場面に出会いませんでした。山はご覧のとおりに姿を見せてくれたんですけどね。

2012年1月28日土曜日

キリマン登山

昨日、キリマンジャロ登頂を目指す9名がエミレーツ航空で到着しました。今日はアルーシャへ移動して、明日からマラングルート利用で5泊6日のチャレンジとなります。
 
私自身はケニア山しか登ったことがないですが、あの山頂から更に1000mも上に行くことの困難さはイメージできます。みなさんの成功をナイロビから祈っています。

2010年3月16日火曜日

象牙解禁?


現在カタールで議論中のサイテス(希少生物の国際取引に関する条約)ですが、「象牙取引再開絶対反対!」を叫ぶケニア側の旗色は良くないようです。
 
隣国のタンザニアを始め南部アフリカ諸国ではゾウの個体数が増加中というデータに基づいて、倉庫に貯まっている象牙を日本などアジア各国へ販売して現金収入を得たい、という声が大きいからです。
 
象牙取引はアフリカ人の権利であり、買うのはアジア人で、欧米人は環境保護が第一、という図式ですから簡単にはまとまらないでしょう。ちなみにケニアでゾウの調査が進んでいるのはアンボセリとサンブルです。