2024年9月11日水曜日

いきなり職場で蜂起

いきなり本日の夜明け前からケニア国内の4空港で職員が職場放棄と抗議を開始しました。利用客に対する事前の連絡はほとんど無く、テレビではずっと混乱の様子が流れていました。夕方には政府と労働組合との間で合意に至ったようで、夜からはチェックインなどの業務が再開されました。自分、または友人がこの混乱に巻き込まれたらどんなに大変だったか、憤りを感じました。在ケニア日本大使館からは前夜に注意喚起が届いたので、今後もたびレジ等の情報は(いつも遅いけど)頼りになりそうです。 

2024年9月1日日曜日

ケニアの空港スト延期

 

ナイロビの国際空港の運営をインド企業に譲渡する契約が疑わしいとして、空港職員が8月から3度ストを計画しました。本日(9/1)も予定されていましたが、政府から契約内容の一部を開示されたため、その分析に時間を要するとして一週間の延期が直前に発表されました。進展がないとすると、再び9/8に空港職員の全部または一部がストに入ります。代替スタッフがヘルプに入って何とか空港機能を維持することが予想されますが、いろいろ遅れる可能性が高いため、その前後に空港を利用する方は早めの行動と情報収集をお願いします。

2024年7月17日水曜日

観光シーズンでもデモ

 昨日は最初の反政府デモから数えてちょうど一か月目にあたったため、ナイロビのみならず地方都市でもデモや公道の通行妨害が見られました。観光の最盛期なので、タンザニアに向かう主要道路沿いの町(カジアド)やアンボセリに向かう途中の町(エマリ)などで道路に石が置かれたり古タイヤを燃やしたりされると、ツアー日程の順守に支障がでてしまいます。ドライバーさんは無線やSNSなどで最新情報を集めながら慎重に行動するはずなので、この時期にケニア旅行を予定している方はご理解とご協力をお願いします。

※ナイロビ市内は場所によっては平穏で、写真のチョコサンデーはパークランドというエリアで先週見つけたものです。

2024年7月15日月曜日

ヒト対野生動物

先週の金曜日、日本大使館にて催された、日本学術振興会による国際シンポジウムに参加してきました。テーマは“学術研究はヒトと野生動物間の軋轢解消に貢献できているのか?”という、刺激的なものでした。
期待していたとおり、地域住民の間で信じられている呪いやタブーが保全の一翼を担っている例などが紹介されました。
地域の観光化も保全の持続的な収入源になるはずで、前職の環境省で学んだことなどを少し共有させていただきました。今後のネタ探しにも役立ちそうな機会となりました。マサイ族の長老によるスピーチも盛り上がりました。

2024年7月2日火曜日

今日もデモ

先週のデモでは40名ほどが警察の行き過ぎた武力行使によって命を落としたようです。今日はその一週間後にあたるため、再びSNSを中心にデモが呼びかけられています。ケニアを旅行中で、地方都市を含めて陸路移動を予定されている方は最新の情報をドライバーさんなどから仕入れるようにしてください。写真は近所のカフェ。品揃えは通常通りでした。

2024年6月25日火曜日

全土が揺れて(シェイク)います

ケニアの新年度予算案に対する抗議デモが各地で本日激化しました。ナイロビ中心地にある議会周辺(インターコン、ヒルトンなどが所在)では放火、放水車、催涙ガスの使用があったようです。重税への不満が募った結果です。明日も大統領がラディソン・ブル・ホテルに行く予定なので、観光目的で滞在中の方がいれば、“たびレジ”に登録するなど、最新情報を気にしておいてください。

写真はお昼に寄ったイスラム風のカフェ。シェイクのバリエーションが豊富でした。