2016年1月6日水曜日

マサイ族を排除せよ

正月早々から「ケニアには二度と来ねぇ」という声が多数発せられたであろう事件がマサイ族によって起こされました。観光客を呼び戻そうと業界が頑張っているのに冷や水となりました。
 
2日の朝10時に大型バスがマサイ族の牛を20頭ほど跳ね飛ばしました。被害者がほとんど顧られないケニアではよくあるのですが、今回も財産の牛を失ったマサイが多数終結して公道を封鎖して無実の市民を巻き込むことで社会に注目してもらおうと試みました。ただ今回の不幸は現場がナイバシャ湖からマサイマラへ向かう一本道だった点で、多数のホリデイメーカーが足止めどころか帰国便を乗り過ごすなどしました。現場を制圧するだけの警察も投入できず、やっと通行可能になったのは夜の7時でした。ケニアが大人の国になるのはまだ先のようです。

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