2017年11月10日金曜日

ケニア判決待ち

一部の人に心配をかけているケニアですが、今は最高裁の選挙結果についての判断を待っているところです。11月20日が期限ですからそれまでに大勢は決まります。野党は不買運動など地道な抵抗を続けるそうですが、直近の金曜に予定していた政治集会はとりあえず延期するそうです。判決が出される当日だけは最高裁とその周囲にあるヒルトンやインタコンなどのホテルに近づくのは避けたほうがいいですね。騒動に巻き込まれるのを防ぐためです。

2017年11月2日木曜日

日本はケニア以下

スイスの研究機関が調査した男女平等度ランキング。8月の選挙以来、ぼろぼろに言われているケニアは76位で、我が日本はずっと下の114位だそうです。
 
日本は特に政治と社会への女性による進出度合いが最低と評価されました。アフリカゾウの群れは年長のメスとその姉妹から構成され、オスはたまに外からやってくる程度です。ケニアの女性もゾウの社会に勇気づけられて頑張っているのかもしれません。

ケニア再当選

月曜30日の夕方、ケニアの選挙結果が発表され、一度目と同じ候補が当選しました。
 
今後ですが、選挙結果に対しての不服申し立ての締め切りが月曜11/6の真夜中です。今のところ野党党首は訴えはせずに市民運動を通じた革命を目指す、と意味の分からない方針を発表しています。大使館の発出情報では一部のスラムを除いて全土で平穏な状況が見られるそうです。11/14に就任式が無事に行われたらその後は大がかりな抗議運動は収まっていくと思われます。

2017年10月27日金曜日

ケニア集計中

野党が強い地方都市を除けば昨日の投票は静かに終わったそうです。今朝からテレビでは集計の中継と討論会が流れています。
 
ボイコットと妨害行為のせいで投票率が少なすぎたようで、2010年に作ったばかりの憲法に照らすとこの点も問題になるみたいです。若い国ではいろんなことがスムーズには行きませんね。

2017年10月26日木曜日

ケニア投票ライブ

夕焼けを「ホワイトバランス:蛍光灯」に調整して撮るとこんな感じになります。
 
今日はケニアで大統領選挙のやり直し投票の日です。現地の朝7時からテレビで状況を追っていますが、大半の投票所は平和だそうです。警察からの事前情報に沿った形でスラム街、ミゴリ、モンバサでは野党のサポーターが投票行為を実力で妨害しているみたいです。開票は今日から7日以内に行われます。

2017年10月17日火曜日

投票が終了(衆院選だけど)!

投票日まで10日も無いのに候補者の数を二人から7人に増やせって言われて困っているケニアの選挙管理委員会と比べると日本の衆院選はすごいですね。私は在外選挙認証を持っているので早速11日に投票を済ませました。今日くらいに速達扱いでケニアから送るんでしょうね。22日には届いていることでしょう。まあ生まれて50年くらいの赤子みたいな国家と日本を単純に比べることは無意味なんですけどね。こちらの選挙は26日に予定されていますが、暴力を用いてもプロセスを妨害したい勢力がいるので彼らの行動次第では選挙が流れる可能性もあります。

暗い先行き

雨季の到来が近いことを感じさせるマサイマラに二泊してきました。夕焼けを撮るならフィグツリーキャンプに泊まることをお勧めします。

さて、ケニアの再選挙はこの雨雲のように怪しくなってきました。数ヶ月以上も仕事が低調になって生活が困窮しても構わず選挙に命をかける陣営が最初は押されていたのですが、最近になって新規の戦術を用いたことにより息を吹き返しました。彼らの計画がうまく行くと選挙は流れて、一月までにゼロから用意して行うことになります。働いている人はいい加減にして欲しいと皆こぼしています。

2017年10月10日火曜日

エボシドリ

サファリとは例えてみると大型ホテルの食堂に並んだバイキングみたいなもんで、アフリカに降り立った旅行者の眼前には様々な料理が並べられています。どれを選択するかは自分の好みであり、到底一回の旅では全品を制覇するのは無理です。その意味では回数を重ねるごとに鳥にハマっていく人もいるようです。
 
こちらは和名エボシドリで、サバンナか疎林で見られます。大きな声で急に鳴いて肉食動物の狩りの邪魔をするとも言われていて、英名はGoAwayバードです。親戚のTuracoも冠羽があって赤や緑の極彩色が美しい鳥なのですが見かけるのは稀です。

2017年10月6日金曜日

ンゴロンゴロも7000円値上げ

七月に新しい税制により最大で一泊あたり59ドルも値上がりすることになったタンザニア。今度はンゴロンゴロでも同額を、こちらは12月から徴収するそうです。セレナやソパなどクレーター沿いにあるホテルからは値段変更の通達が届き始めている中、すごいですね、写真のクレーターロッジは値上げ分を自分で吸収してくれるそうです。値上げ分を消費者から徴収できないとかいって半分を下請け業者に押し付けて来た、そして今度も押し付けてくるであろう日本の旅行会社(複数ある)とは偉い違いです。まあ値段も一泊一部屋30万円だからなせる業とも言えますけどね。

2017年10月4日水曜日

カバを見習ったら

大統領選挙の再投票まで残り22日となったケニアの出来事を並べると怖い印象を与えるかもしれません。
 
・ケニア最高学府であるナイロビ大学で学生デモ、オフィスが消失してキャンパスが無期限閉鎖中
・無用に長引く選挙活動の影響なのか経済成長率が5%を下回る予想
・格付けムーディーズがケニアの評価をダウングレード
・選管と野党候補がミーティング、しかし決裂
 
政治家も支持者もちょっとだけ力を抜いてカバみたいに昼寝できないものかねぇ。

2017年9月30日土曜日

流動的な選挙日

日本では春分の日だった土曜日、ナイロビに暮らす有志は大使館に集まって警備担当スタッフから情報提供を受けました。
 
みんなが知りたいのは投票が本当に10/26に行われるのか?ですが、トランプが選ばれたりEU離脱が決まったりする昨今では定かなものは何もない、という説明でした。とほほ。
 
現場の状況ですが、与党はその日にやって力を見せつけたい。野党は様々な理由を挙げていますが概ね選挙を避けるか延期したいように映ります。前回200万票もの差がついたし、ボイコットさえちらつかせています。与党は過半数の議会を乱用して、ボイコットしたら選挙なしで落選するように法律を改正しようとしています。野党もこれには手足も出ませんので毎週月・金曜日にデモを行うと無茶な発表をするうち、日本の衆院選ニュースが入ってきました。ケニアより日本の新首相が先に決まるんですね。


2017年9月22日金曜日

やっぱ選挙は26日って

期限を守らない風習は今後ケニアで数十年は続くでしょうね。だって大統領の選挙日も簡単にずらすんですから。子は悪い教師の真似をするっていうことわざはどこの国にもあります。
 
さて、その選挙ですが、来月26日の木曜日になりました。結果は7日以内、つまり11/2までに発表される予定です。その直後は喜ぶ陣営、抗議する陣営の間で小競り合いが限定的な地域で見られるでしょう。注視していきます。

2017年9月21日木曜日

現地人にとっては暑い

ナイロビは最近、日差しが照り付ける日もあります。そうなると気温がぐんっと上がります。暑いなと思って自宅の水槽を見るとやっぱり24度近かったりします。それでも一年で水温が27度を超える日はないので、やはり日本よりは断然涼しい土地と言えます。

2017年9月20日水曜日

スーパーでの有料袋

昨日、ケニアで第二位の規模のスーパーで買い物をしたらこういう袋を22円で売りつけられました。エコバッグが手元になかったからです。ビニール禁止運動の宣伝中に牛の胃袋から回収された大量の袋の写真が出回っていましたが、この素材でも牛は食べちゃうんじゃないかなって素人ながら思いました。それか、消化しやすいのかな。こういうふわふわの袋をハンズなどで買ってケニアに来るのであれば逮捕は免れます。

2017年9月17日日曜日

不織布ならOK

使い捨てビニール袋の全面禁止が急に導入されたケニア。二週間経ってようやく事態が飲み込めるようになってきました。
 
まず当局は今から取締りに本腰を入れるそうです。後付けっぽい理由ですが、導入された8/28から二週間は「告知期間」に充てていたそうです。
 
次に外人向けのスーパーなどでは写真にある不織布を5~10円で商品と一緒に買うことができます。これを配っているということは、これを所持していても400万円の罰金は食らわないはずです。ケニア旅行を控えている人はジップロック以外のビニールを全て諦めてエコバッグ的な袋に今から詰め替えて飛行機に乗ってください。
 
最後、大使館よりシェアですが、到着空港にゴミ箱が置いてあるそうです。間違ってイーオンとかの袋を持ってきてしまったらそこに捨ててください。

2017年9月11日月曜日

他人への優しさ第三位

お待たせしました。答えは「他人への優しさ」でした。年一回チャリティ団体が調査・発表しているもので、日本語だと世界寄付指数と呼ぶらしいです。
 
ケニアは栄えある第三位。男女別だと男性のほうが気前がいいそうです。家計を守る女性のほうが財布のひもが固いのは当然でしょう。我が日本は最低ランクの111位。となると私の周りにも多くいるケニア夫+日本妻というカップルの間ではお金にまつわる議論が絶えることはないだろうと想像してしまいました。

2017年9月9日土曜日

ヌー渡っています

ところで今年の川渡りシーズンですが、一ヶ月以上も早く始まるという異常なスタートだったものの、その後は例年通りでした。私個人としては8月20日の朝9時頃、マラセレナを見上げるようなマラ川の反対側の岸で見ることができました。その後、2時頃までは粘りましたが二回目の幸運は訪れませんでした。直近ではフィグツリーに3連泊した日本のお客様が水、木と連日のように川渡りを見たそうです。川沿いで4時間も粘ったそうなので苦労が報われて本当に良かったですね。

2017年9月8日金曜日

ケニアが世界三位の種目?

大統領選挙の結果が無効とされた為に11月までリーダー不在のケニアですが、大多数の市民は普段の経済活動に戻れたので喜んでいるような雰囲気を感じます。
 
そんなケニアがある調査で世界第三位に選ばれました。陸上競技以外で他人からほめられることが稀な国なのですごいことです。さて、どんな内容だったか想像つくでしょうか?答えを待てない人は以下のリンクから自分で先に見ておいてください。ちなみにヒントになっていませんが、栄えあるトップはミャンマーでした。

CAF INDEX 2017

2017年9月4日月曜日

再投票は来月十七日

BBCによりますと、ケニアの大統領やり直し投票は10月17日に行われるそうです。今回は前回の選挙での上位二人だけが立候補できます。一騎打ちの決戦なので中傷合戦やサポーターによる加熱し過ぎた応援が予想されます。10月の第三週は可能ならケニアに遊びに来ないほうがいいでしょう。逆に11月は宿の値段も下がるしバッチリですよ~。