2016年10月24日月曜日

ケニア絶景バー

ケニアのパークハイアット新宿という形容は褒めすぎでしょうか。

先日、有数の繁華街ウェストランドにあるルーフトップバーを覗いてみたところその景色に感激しました。クラフトビールも飲めて一杯わずか四百円。店も街灯も多いので今度は夜に来ようと思います。

2016年10月22日土曜日

ケニア国立博物館

少し前にワニの凄さに関するテレビ番組を見て、そういえば近所にある爬虫類館にも何頭かいることを思い出したこともあって出かけて来ました。

よく使われる形容詞が〝恐竜時代からの生き残り〟というものです。脳ミソは僕らの親指くらいしか無いんですけどね。我々ホモ・サピエンスは二十二世紀まで存命できるのか怪しい中で、ワニとかカメ類とかは逆に偉いと感じた土曜の午後のひと時となりました。

小川渡り

私が訪れる前の週に続けて雨が降ったそうで、マサイマラのいたるところで水たまりや小さい流れができていました。そのおかげでマラ川ではなく小川を渡るヌーやシマウマを複数回見ることができました。雨はしばらく止んでいるらしいのでこの沢も今では枯れてしまったことでしょう。例年11月から12月の頭にかけて短い雨季があり、その後は暑くて乾いた季節が3月まで続きます。


2016年10月19日水曜日

ヌー良いお年を

先々週のことですが、マラトライアングルをドライブしてもヌーを見かけることは稀でした。全体的には国境を超えてタンザニアへ向かっている時期にあたっていたようです。セレンゲティとの境界にもなっている南部のサンド川まで出かけてみると、素晴らしい地平線と青空はありましたがヌーはチラホラという感じでした。
 
アディオス!ヌーよ。また来年会いましょう。それまでお元気で。
 
ちなみに大移動に加わらずケニアに留まることを選ぶヌー達も多くいます。

2016年10月17日月曜日

考古学サファリのすすめ

ケニア旅行博では三日間に渡り大会議室を借りてのセミナーも開かれていました。盛況というにはほど遠く隣のバンケットルームでの無料ランチのほうが人数を集めていました。
 
私が興味もあったし参加したのは「考古学サファリのすすめ」というべき内容で、国立博物館の研究員らしき男性が2時間に渡って熱弁をふるってくれました。人類のゆりかごという代名詞にふさわしいのは新旧織り交ぜた人類の骨格が1200体も出土しているケニアであって、南アにある同名のテーマパークらしき建物はインチキだ、という発言があり、私も激しく同意しました。またエチオピアに行くと誰もがルーシー(320万年前の猿人の全身骨格)について誇らしげに話すのにケニアではそれが見られないと残念がっていました。ケニアでは推定8から10歳だったという原人の全身骨格トゥルカナボーイが見つかっていることを念頭においての発言です。
 
※写真はナイロビ郊外のオロルゲサイリ石器群跡

マサイマラ増水中

月曜までマサイマラに視察に出ていました。その一週間前に雨が続いたようで到着するとマサイマラを南北に分断するように流れているマラ川の水量の多さにびっくりしました。一頭のカバの死体さえ浮かんでいました。この濁流はセレンゲティに入ってから西へ向きを変え、最後はアフリカ最大のビクトリア湖へと流入します。