2015年10月14日水曜日

ケニア以上

ケニア本国では不可能または難しいことが逆に他国のほうで手軽に楽しめたりする場合、まだまだケニアも頑張る余地があるなって感じます。
 
例えばモーリシャスにある「カゼラ」では経験豊富なハンドラーと一緒にライオン様を連れて散歩ができます。ツアー中には英語とフランス語でライオンの生態についても学びます。実物を見ながらの勉強なので身につくこと間違いありません。私の場合はガイドさんが言った「ライオンはどっちかというと犬のような性格で虎はまじでワイルド」という言葉が印象に残っています。

2015年10月8日木曜日

病気なんてナイロビ

大村さんと共に受賞した中国の科学者は対マラリア戦争への貢献が評価されたそうですね。
 
先日たまたま長崎大学による最新の研究成果について耳にする機会があったのですが、ナイロビではマラリア原虫は発見されないそうです。この町は原虫が蚊のお腹の中で生育不良を起こすほどの冷涼な気候だとか。百数十年前に白人が目をつけて切り開いたのもうなづけますね。ちなみにワクチンは北米の会社が発売に踏み切ったものの効果が薄く改良が待たれるそうです。

2015年10月1日木曜日

ゾウ、だめゼッタイ

NYCでの米中首脳会談の成果としてだいたい2つ挙げられているみたいですが、こっち側(大自然を興味の対象とする観光業と仲間たち)で白熱しているのは象牙売買の原則禁止に両国が合意した、というポイントです。
 
買う人が減れば密猟も減るだろうという仮説を検証するチャンスがようやく訪れました。日本も象牙輸入国の一部なので今後も注目していくべき議題です。

2015年9月29日火曜日

ライノの日

去る22日はWWFが主導する「サイの日」だったそうです。日本では全く触れられていないと思いますけど。
 
全世界に5種いて、ケニアを旅行すればそのうちの2種、さらには最も貴重なシロサイの北部亜種を含めれば3種がケニアで見られるということになります。クロサイだったらナクル、マサイマラ、ナイロビ国立公園、そしてケニア山周辺の白人管理による保護区で相当の確率で観察できます。秋分の日はサイ、ケニアに思いを馳せる、という習慣が日本で根付くでしょうか?

2015年9月22日火曜日

ヌー後退中

マサイマラはタレック川沿いに建つキャンプ、イントゥレピッズからの報告によるとヌーの群れはここ数日南下の様子を見せているそうです。

一方でナイロビでもそうでしたがあちらでも数日雨が降ったらしく、またセレンゲティがまだ乾燥していることを考え合わせるとヌーはわずかに南進してからもう一週くらい時計回りにケニアにやってくるのではないか?との予測を立てていました。他のどんなレイヨウ類とも異なる振る舞いを見せるヌーのことですから興味がつきません。

2015年9月14日月曜日

珍客来たる

マサイマラの西と北では現在ヌーの川渡りがほぼ毎日起きているそうです。
 
マラ川沿いに3軒の宿で展開中のガバナーズグループは周囲に柵を巡らさないのを自慢にしていますが、先日はメインキャンプの敷地を横切ってヌーが川を渡ったそうです。50万頭のうちの一部でしょうが、居合わせたら感動というよりは怖いですね。