2010年8月19日木曜日

ケニアの登り方②

登山2日目は谷沿いを進みながら3度ほど渓谷を渡っていきます。雲に覆われている時間が多いですが、晴れるとケニアの大地、畑、家々を見渡せます。
途中にある岩場ではハイラックスというモルモットくらいの大きさの可愛い動物が出迎えてくれます。お昼はサンドウィッチなどのお弁当です。 
 
 
 
こまめに休憩を取りながら、今日の宿泊地のシプトンズ山小屋へ向かいます。3500mを超えると植相も変わってきて、背丈より高い変わった形の植物に囲まれるようになります。山小屋の近くの岸壁には氷河も貼りついていました。

2010年8月17日火曜日

山小屋@3000m

初日は標高3000mに位置するこの山小屋です。寝室には二段ベッドが並びマットレスもあるので寝袋を持参するだけで済みます。食堂とトイレは小屋の中にあります。シャワーはありません。食事は帯同するコックさんがスープ、メイン、さらにデザートまで用意してくれます。
 
 
翌朝起きると小屋の周辺は快晴。高山植物もきれいです。はるか彼方にはこれから目指す頂上がツインピークとして望めます。それぞれネリオン峰、バティアン峰という名前がついていて、高いほうは5199m。これから頑張るぞーという気持ちになります。
 
朝食もシリアル、卵、ソーセージ、ビーンズなど盛りだくさん。さらに砂糖いっぱいのミルクティーを暇があれば飲むように勧められるので、登山後には体重を増やしてナイロビに戻ったほどでした。

2010年8月16日月曜日

ケニアの登り方①

ケニア山の登山ルートはいくつかありますが、今回は天候の影響を最も受けにくいシリモン・ルートを紹介します。ナンユキの町から車でさらに西へ向かって30分。公園ゲートではポーターさんと一緒に荷物のチェックをします。私の場合は上着が少し足りないようだったのでその場で一枚レンタルしました。
 
登山の初日は車でも走れる山道を2、3時間だけ登ります。ゆっくりしたペースを保ちながら深呼吸を意識しましょう。風景は森林から竹薮に変わっていき、そのうち低木のヘザーが多くなってきます。ここらへんまではゾウも上ってくるらしく道端に大きいフンが落ちています。薄暗くなる前には初日の宿泊施設に到着です。

2010年8月15日日曜日

ケニアの登り方(0)

ハイキングで足慣らしをした後はケニア最高峰、アフリカで二番目に高いケニア山への挑戦はいかがでしょう?麓のロッジで1泊、さらに山中2泊の合計3泊4日の行程で、普通の方でも5,000mのピークにチャレンジできるという魅力があります。


 

登山の前日はナイロビを出発した後、赤道直下の町ナンユキへ向かいます。すでに標高は2,000mなので、到着後は散歩などして体調を整えておくとよいです。近くには赤道を示す看板もあり、世界遺産の理由にもなっている「赤道直下なのに山頂に氷河を抱く」ケニア山の不思議を感じざるを得ません。

2010年8月12日木曜日

ケニアの歩き方④

ナイロビからナクル湖、あるいはマサイマラへ向かったことのある人は、途中の左手にこんな山が見えていたことを覚えていますか?これがロンゴノット山で、山頂まで往復3時間のお手軽な登山コースとしてお勧めできます。標高は思ったよりあって2500mほどです。
 
 
 
登山道は砂地ですべりやすくて急な勾配も少なくありません。頂上まで行くとその向こうは死火山の火口になっていて富士山のように一周することもできます(プラス所要3時間)。山頂からはナイバシャ湖を遠望できますし、帰り道にはキリンやシマウマを見かけることもあります。日焼け止めと飲み水を忘れずに。

2010年8月10日火曜日

ケニアの歩き方③

次はまたまた近場のナイバシャ湖。カバを探すボートサファリで有名ですが、時間が許すなら中州に上陸して散歩することができます。
 
この場所は三日月島とも呼ばれ、一方が陸続きになっていることからキリンやシマウマが頻繁に遊びにくるのです。湿地も多いので食事中の3メートルを越すニシキヘビに出会うこともあるようです。