2010年8月8日日曜日

ケニアの歩き方②

まずはとってもマイナーなヘルズゲート。ナイバシャ湖から車で5分に位置する、入園料も25ドルというお得な国立公園です。
 
公園ゲートで車を降りたあとは、管理局のレンジャーさんを雇っていざ出発。日中は暑くなるので飲料水を忘れずに。崖に沿っての一本道を歩く間にシマウマ、バッファロー、キリンなどを目線の高さで観察できるのが新鮮です。大型肉食獣はここにはいないそうなのでご安心を。オプションでレンタサイクルも利用可能なので「自転車サファリ」に挑戦する欧米人もちらほら見かけます。

2010年8月6日金曜日

ケニアの歩き方①

サファリと言っても車窓から眺めているだけで退屈だな~と少しでも思ったことがあるケニアリピーターに朗報です。
 
国立公園の中は基本的に歩いたり車から降りたりは禁止のケニアですが(ライオンがいっぱいいるので)、よく探すと実は歩ける場所が結構あります。アフリカの大地を歩いてみると、匂いや音(ホコリも含めて)など普段は味わえない感覚、感動があるのです。このブログでちょっとずつ紹介していきますので興味を持った方は次の旅行で追加してみたり旅行会社に頼んでみてはいかがでしょうか。
 
※今日のタイトルに関係しますが、「歩き方」最新版49ページに私が出ています。マサイマラのページです。見つけてみてくださいね。

2010年8月4日水曜日

賛成多数


結果とともに便乗による騒ぎや暴動が心配されていた国民投票ですが、平穏なうちに終了。賛成が6割以上という結果となりました。
 
中絶権、イスラム法廷、二重国籍などなど争点はいろいろありましたが、私にとって関係しそうなのは「10年住んだら誰でもケニア国籍がもらえる」という改正案でした。10年は長すぎるのでそれを目的にする気持ちはありませんが。。

ケニア国民投票

今日はケニアの憲法を改正するか、しないか是非を問う国民投票の日。朝5時からスムーズな投票が行われているようです。
 
投票するには数ヶ月前から登録しないといけないし、未成年は投票できないにも関わらず、今日と明日は国民の休日になってしまいました。銀行もオフィスも休み。お祭りムードにしてもちょっと行き過ぎじゃないかと、日本人としては思いますが、ここは彼らの国なので別にいいです。

2010年7月25日日曜日

助け合い

そのパワーと執念深さでライオンにさえ恐れられているバッファローですが、鳥達には優しいようで。
 
顔面にオックスペッカーという小鳥がとまっていても追い払わないのは、彼らが寄生虫などをついばんでは食べてくれる「掃除屋さん」だからです。反対にバッファローと一緒にいる限りはトンビなどの捕食者に襲われることはないでしょうから「身の安全」を代わりに提供してくれている構図となります。生態学では共生関係と呼びます。
 
またバッファローの背中に乗って休んでいるシラサギもいました。彼らはバッファローに驚いて草むらから飛び出してくる昆虫やトカゲを期待しているのですが、反対に何を提供しているのでしょうか。ライオンが近づいてきたら教えてあげる「警報システム」として機能しているなら共生、何もしていないなら寄生関係として分類されてしまいます。

2010年7月20日火曜日

草原の海

日本が休日だった昨日、海関連の事柄にまったく興味の無い私はナイロビ国立公園でサファリをしてきました。
 
出たモノはライオン、シロサイ、マサイキリン、ダチョウ、インパラ、バッファロー、シマウマなど。世界中を探してもその国の首都にライオンを放し飼いにしているところなんて無いでしょうね。この100平方キロあまりの小さい国立公園をもっと宣伝していきたいなぁ、と切に感じています。

2010年7月18日日曜日

ヌー情報

7月に入り少し落ち着いていたヌーとシマウマの活動も、先週から再び活発になってきたようです。現在はマラ川の東岸、ナロック側に群れが集まっていて散発的に西へ向けて渡っている状況です。8月も後半になると逆に西から東へ渡ってきたり、あるいはタレック川を北へ向けて渡ったり、あくまでも「ヌーの気分」が優先されます。
 
ヌーが渡る地点を探すには丸一日かかるので、ライオンやクロサイなど他の人気動物を観察する時間とどっちを優先するかは悩むところ。マサイマラに2泊しかしない場合は特にそうですね。
  
※写真提供:大島貴美子様 2010年6月26日撮影

2010年7月11日日曜日

Back to Kenya


3週間ぶりに戻ったケニア。ベランダでやっている家庭菜園のネギとコリアンダーが異様に生長していました。
 
しかし函館で食べたお寿司は美味しかったなぁ。逆立ちしてもアフリカでは食べられない。こういう点は日本が優れている点ですね。