2010年4月16日金曜日

シママングース


背中に縞模様のあるこのマングースは久しぶりに見ました。時々周囲を警戒してかピョコっと立ち上がる姿が愛らしいのです。

2010年4月15日木曜日

ライオン親子


ライオンに決まった繁殖期はありません。餌の状態に加えて「いつ」プライドが新しい雄に乗っ取られるか、がタイミングを左右します。
 
今回はマラソパロッジの近くで親子を観察できました。一回の出産は平均3頭だそうで、例にもれずこの母親も3頭の赤ちゃんを連れていました。斑点模様はすでに消えていたので生後数ヶ月は経っている様子でした。

2010年4月14日水曜日

親子カバ


マサイマラを縦断するマラ川ではカバの親子が見られました。雨季なので川の流れはごうごう聞こえるような濁流でしたが群れでプカプカ浮いていました。
 
動物園などではのん気に写りますが、現地ではキラーヒッポなどと呼ばれ、特に夜間に道ではばったり会いたくない動物NO1です。

2010年4月11日日曜日

親子キリン


今回はマラセレナに向かう途中の丘でキリンの親子にも出会いました。
 
繁殖シーズンは決まっていませんが雨季を好むようです。誕生時の赤ちゃんは2m上から地面に落下しますが怪我しないそうです。赤ちゃんは生まれてから2週間はどこかの藪に隠されたままでいて、その間はお母さんが付きっきりでガードするそうです。大人はライオンの顎をも砕くようなキックで身を守れますが赤ちゃんは無防備で、調査によれば生後一ヶ月まで生き残れる確率は25%~50%だそうです。

2010年4月8日木曜日

親子トピ


マサイマラでも先月から雨の降る日が多くなったようで、場所によっては草が伸び放題でした。≒写真が撮りづらかったり動物を発見しにくかったり。。でも子連れの動物が多いのは利点ですね。
 
キーコロックからマラソパに向かう間の草原でトピの親子がいました。子供といってもすでに肩と太ももの模様が出ていましたけど。トピはよくアリ塚の上に立って周囲を見回しているような行動を取るので格好イイ写真が撮りやすいのです。

2010年4月6日火曜日

蜜月旅行②


交尾の最中、オスはメスの首根っこを噛んで押さえつけるようにします。
メスは交尾の終わる直前にオスの横っ面をはたくそうですが、こちらは観察できませんでした。
交尾後、メスが地面の上をごろごろと寝転がるのはガイドブックの通りでした。これは少しでも妊娠のチャンスを増やすためと考えられています。
 
交尾の機会をめぐる雄ライオン間の競争はすさまじいものがありますが、妊娠の成功率が異常に低いおかげで競争の激しさは緩和されていると思われます。なぜなら複数のオス・メスが入り乱れて何百回も交尾を行うので、子供が生まれる頃には「自分はどの子の父親なのか」を自分でも覚えていないという状況になるからです。百獣の王はライフスタイルの複雑さもNO1なのです。

2010年4月5日月曜日

蜜月旅行


3日間の短い滞在でしたが、最大の喜びはハネムーン中のライオンに遭遇できたこと。
「沈まぬ太陽」にも描写がありますが、実際に見てみると百獣の王のソレは早いの何のって。。
 
皆さんの自宅の猫ちゃんを見れば明らかですが、ネコ科の動物は基本的には単独行動。群れで狩りをしたり親戚の子供を保育園みたいに共同で育てたりするのはライオンだけです。そういった特別な社会システムを持つライオンは繁殖行動も特殊なのです。
 
ちなみに群れを離れて2人だけで行うハネムーン旅行は数週間続き、その間はほとんど飲まず食わずで交尾を続け、その回数は3000回に達するそうです。百獣の王にふさわしいと思いませんか?

2010年4月1日木曜日

イースターinケニア


英連邦の一員であるケニアではイースターはしっかり休日となります。グッドフライデーからの4連休は人によってはクリスマスよりも長い休暇となります。今朝はすでに交通渋滞がひどいことになっていました。
 
私も会社を休みにしてマサイマラに行ってこようと思います。久しぶりなので、戻ってきたらまた新ネタを披露するつもりです。